ロボット工学者が亡くなった妻を甦らせようとする「アーカイヴ」を視聴しました。
作品紹介
「アーカイヴ」は、2020年のイギリスのSF映画。
監督・脚本 | ギャヴィン・ロザリー | 「The Last Man」「Whistle」「Dead Happy」 |
撮影 | ローリー・ローズ | 「ロザライン」「フリー・ファイヤー」「ハイ・ライズ」 |
音楽 | スティーヴン・プライス | |
あらすじ
ロボット工学者のジョージ・アルモアは、人里離れた日本の山奥の施設に駐在し人型のアンドロイドを開発していた。彼は会社からは成果を上げていないと不評だが、実は亡くなった妻のジュールを蘇らせるための研究を重ねていた。ジョージは”アーカイヴ”というシステムで彼女と交流を行うが、そこから違法にデータを取り出して、J1とJ2とバージョンを上げたアンドロイドを開発。そしてついにまるでジュール本物のような、J3が完成間近となる。しかし、J2が思わぬ行動をとるように。さらに外部の何者かに施設が見つかってしまい…。
※以降は一部ネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。
登場人物
- ジョージ・アルモア(テオ・ジェームス)
ロボット工学者。ARM社と契約し、山梨の山奥の施設に一人駐在し研究している。しかしARM社の仕事はほどほどに、独自の研究を内緒で行っている。数年前に妻ジュールを亡くし、妻の記憶と意識をアーカイヴに保存。一人で開発したアンドロイドにジュールを移植することを目指している。
- ジュール・アルモア(ステイシー・マーティン)
ジョージの妻。交通事故で亡くなるが、アーカイヴ社のサービスで死後もコミュニケーションをとることが出来る。自身が亡くなっている事には気づいていない。
- J3(ステイシー・マーティン)
ジョージが開発した最新のアンドロイド。ジュールの姿をしている。
- J2
J1と共に、ジョージの研究を手伝っているロボット。
J3が完成すると、ジョージに捨てられるのではと不安に感じており、J3開発の邪魔を行う。
- J1(ローナ・ミトラ)
ジョージが最初に開発したAIロボット。腕は無く、喋ることも出来ない。
- シモーヌ(ローナ・ミトラ)
ARM社のジョージの上司。ロボット開発で功績を立て昇格した。気が強く上から目線の物言いをし、ジョージの研究が進まないことに不満を抱いている。ジョージに山梨研究所のセキュリティの強化を命じる。
- ミスター・タッグ(ピーター・フェルディナンド)
ARM社から派遣されたリスク査定人。ARM社を標的にしたテロ事件が起きており、ジョージに緊急時に使用するトランクを渡す。
- シンクレア(トビー・ジョーンズ)
アーカイヴ社の調査員。ジョージのアーカイヴのメンテナンスに訪れ、契約満了について保存された故人が休眠に入ることによって再び死を迎える事実を知らせる。
- メルヴィン(リチャード・グローヴァー)
シンクレアの部下。
視聴者の声
作品イメージ
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