スポンサーリンク

映画「燃えよ剣」(2021)幕末を駆け抜けた土方歳三と新選組

4.0
映画「燃えよ剣」カバーバナー映画

司馬遼太郎の原作小説「燃えよ剣」を映画化。岡田准一が土方歳三役を演じ話題になったよね。

Amazonプライムビデオで見てみたけど、斬り合いに迫力があって緊張しちゃった。

本当にそうで、特に新選組といえば「池田屋事件」もしっかり描かれています。まだ今作を未見の人は「池田屋事件」のシーンだけでも見て欲しいな!狭い屋内で複数人で斬り合うと、こうなるんだろうなというリアルな描写が多い。


作品紹介

出典:公式サイト
©2021「燃えよ剣」製作委員会

司馬遼太郎の歴史小説「燃えよ剣」。幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描いた「燃えよ剣」を劇場映画化。土方が当時を振り返るかたちで新選組立ち上げから倒幕までが語られる。

映画「日本のいちばん長い日」「関ヶ原」の原田眞人監督が、迫感溢れる浪士達の殺陣から圧巻スケールの戦闘シーンを映像化。日本映画史に残る歴史スペクタクル超大作の誕生!

原作司馬遼太郎「峠 最後のサムライ」「新選組血風録」「坂の上の雲」「竜馬がゆく」「功名が辻」
監督・脚本原田眞人「ヘルドッグス」「検察側の罪人」「駆込み女と駆出し男」「わが母の記」
撮影柴主高秀「ヘルドッグス」「関ヶ原」「溺れるナイフ」「日本のいちばん長い日」「おろち」
音楽土屋玲子「ヘルドッグス」「検察側の罪人」

あらすじ

開国か倒幕か。
動乱の幕末でわずか6年だけ存在した「新選組」。
彼らはいかにして歴史に名を刻む【伝説】となったのか——

武州多摩の”バラガキ”土方歳三(岡田准一)は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇(鈴木亮平)、沖田総司(山田涼介)ら同志と共に京都に向かう。
徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨(伊藤英明)を局長に擁し、市中を警護する新選組を結成。
土方は副長として類まれな手腕と厳しい法度で組織を統率、新選組は倒幕派勢力制圧に八面六臂の活躍を見せる。
お雪(柴咲コウ)と運命的な出会いにひかれあう土方だったが、時流は倒幕へと傾いていき——。

公式サイトより引用)

Amazon.co.jp

新選組とは?

幕末、京都守護職である松平の配下におかれ、治安維持や尊王攘夷派志士の捕縛を主な任務とする警察活動を行った組織。
活動期間は1863年~1869年。徳川幕府が江戸で集めた浪士組を京へ上がらせ、任務にあたらせた。当初は芹沢鴨がトップであったが、粛清されて近藤勇、土方歳三が組みを率いる。
最盛期は隊士数200名を数える大所帯となった。年齢や身分に問わず入隊できたが規律に厳しく、内部粛清も激しかった。

出典:公式サイト
©2021「燃えよ剣」製作委員会

劇中でも土方が、新選組は烏合の衆なので法度を作って縛る必要があると山南に説明していたが、出自(武士/武士以外)、思想(旗本/尊王攘夷)もバラバラな戦闘集団なので、内部でもめ事が起こるのは仕方なかったのだと思う。

登場人物

  • 土方歳三(岡田准一)
    新選組副長。武州多摩出身。バラガキと呼ばれた百姓の息子。流行りもの(攘夷など)や政治に関わる事が嫌いで、ただ「武士」になり剣に生きることを信条としている。近藤や沖田達と共に京に上り、将軍警護の浪士組に参加する。そこで力を発揮し、腕のたつ浪人を集め、ご法度を作り新選組を武闘集団として鍛え上げる。時代が倒幕に向かう中、自身の剣の道を信じ、戦っていく。
    女性には奥手で姉からは猫のようだと言われる。
映画「燃えよ剣」土方歳三(岡田准一)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

  • お雪(柴咲コウ)
    土方の想い人。岡田以蔵との斬りあいで負傷した土方を介抱する。絵師で新選組の衣装デザインを担当したり、負傷者の世話をし土方を助ける。未亡人で、亡くなった夫は長州の間者だった。
映画「燃えよ剣」お雪(柴咲コウ)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

新選組(壬生浪士組)

  • 近藤勇(鈴木亮平)
    新選組局長。武州多摩出身で土方とは幼いころからの盟友。百姓の出でありながら天然理心流四代目当主になった豪傑。江戸の試衛館を拠点に道場で剣客たちと腕を磨いていたが、会津藩の呼かけに応じて京に上り、壬生浪士組に参加する。芹沢事件の後、新選組の局長となる。長州浪士が20人以上集まる池田屋に数名で突撃し死闘を行ったことで名を馳せ、京都での働きが認められ幕臣となる。
映画「燃えよ剣」近藤勇(鈴木亮平)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

  • 沖田総司(山田涼介)
    新選組一番隊組長。武家の出。9歳で天然理心流道場の内弟子だったこともあり近藤や土方を慕っている。若いながら新選組内でも剣の才能を認められているが、病を患っている薄幸の天才剣士。芹沢・新見事件の実行犯の一人。池田屋事件では、近藤とともに突撃する。
映画「燃えよ剣」沖田総司(山田涼介)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

  • 芹沢鴨(伊藤英明)
    新選組初代筆頭局長。水戸天狗党出身の攘夷論者。神道無念流の達人だが、酒を飲むと誰も手がつけられない上に女にもダラしなく新見たちと悪行を繰り返す。沖田を死んだ弟に似ているということで可愛がるが、土方とは共に清河八郎を斬るはずが、考えが合わず互いに斬りあいになるなど、仲が悪い。商家に乗り込んで金を脅し取る「押借り」を行い会津藩、新選組内で徐々に問題視されるようになる。
映画「燃えよ剣」芹沢鴨(伊藤英明)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

  • 山南敬助(安井順平)
    新選組副長。文武両道の器用人。真っ直ぐな男で土方とは隊の運営方針の違いから対立する。攘夷論者で同じ北辰一刀流の伊東甲子太郎を師事し、徐々に近藤・土方とは道を違え、切腹覚悟で新選組を脱走する。

  • 井上源三郎(たかお鷹)
    新選組六番隊組長。近藤や土方の天然理心流の兄弟子。通称「源さん」。若い隊士が多い中で、飛びぬけて高齢の隊士だがムードメーカー。芹沢・新見事件の実行犯の一人。
映画「燃えよ剣」井上源三郎(たかお鷹)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

  • 永倉新八(谷田歩)
    新選組二番隊組長。江戸の試衛館道場の食客となり、近藤勇や土方歳三と出会う。 その後、共に京に上る。池田屋事件では近藤とともに突撃する。
映画「燃えよ剣」永倉新八(谷田歩)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

  • 藤堂平助(金田哲/はんにゃ)
    八番隊組長。江戸の試衛館道場の食客となり、近藤勇や土方歳三と出会う。池田屋事件では近藤とともに突撃し額を斬られ大怪我を負う。攘夷論に興味のない土方への評価は低く、同じ北辰一刀流の伊東甲子太郎を師事し、新選組を離脱し御陵衛士に与する。
映画「燃えよ剣」藤堂平助(金田哲/はんにゃ)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

  • 斎藤一(松下洸平)
    新選組副長助勤。江戸で旗本を斬ったため行方をくらましていたが、京都で近藤のもとに合流する。芹沢・新見事件の実行犯の一人。伊東甲子太郎が新選組を離脱した後、スパイとして御陵衛士に与し、伊東暗殺にも関わる。近藤亡き後は、会津まで土方に付き従う。
映画「燃えよ剣」斎藤一(松下洸平)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

  • 山崎烝(村本大輔/ウーマンラッシュアワー)
    新選組の監察役。大阪の針医者の息子。金集めや潜入捜査が得意。よく喋る。間者として池田屋に潜入し宮部鼎蔵を探す。新見事件の実行犯の一人。
映画「燃えよ剣」山崎烝(村本大輔/ウーマンラッシュアワー)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

  • 原田左之助(吉田健悟)
    新選組十番隊組長。ドレッドヘアーの槍使い。
映画「燃えよ剣」原田左之助(吉田健悟)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

  • 新見錦(松角洋平)
    新選組副長。芹沢鴨の腹心。芹沢との悪行を土方に咎められ、切腹させられる。
映画「燃えよ剣」新見錦(松角洋平)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

  • 中島登(渋川清彦)
    長州方に潜入している新選組の密偵。蝦夷地まで土方に付き従う。
映画「燃えよ剣」中島登(渋川清彦)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

  • 伊東甲子太郎(吉原光夫)
    山南、藤堂と同じ北辰一刀流。新選組の思想を勤王派に変えようと画策する。その後、朝廷を守る御陵衛士を拝命し新選組から離脱するが、近藤を暗殺しようとしたため、怒りを買い新選組に斬られる。このことが近藤と伊東一派との因縁になってしまう。

幕府方

  • 徳川慶喜(山田裕貴)
    江戸幕府十五代将軍。時代に翻弄され、将軍職を捨て政権を返上する。

  • 松平容保(尾上右近)
    会津藩主。京都では尊王攘夷を唱える浪人が、幕府の要人や開国派の人間を斬る事件が多発。幕府からの依頼で京都を統括する京都守護職に就く。尊王攘夷派を抑えるため腕の立つ浪士団「壬生浪士組」を会津藩預かりで組織する。

倒幕方

  • 清河八郎(髙嶋政宏)
    庄内藩出身の志士。 将軍護衛の名目で京都に土方ら浪士を集めるが、一転尊王攘夷を掲げて国家転覆を図ったため芹沢と土方から命を狙われる。
映画「燃えよ剣」清河八郎(髙嶋政宏)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

  • 桂小五郎(淵上泰史)
    長州藩。冷静な男で決起に逸る浪士たちを抑える。

  • 宮部鼎蔵(三浦誠己)
    池田屋に浪士を集め、決起を図る計画を立てているところに、新選組が踏み込み死闘が行われる。

  • 岡田以蔵(村上虹郎)
    土佐の脱藩浪士。通称「人斬り以蔵」。根城に一人踏み込んだ土方と斬りあいになる。
映画「燃えよ剣」岡田以蔵(村上虹郎)
©2021「燃えよ剣」製作委員会

  • 七里研之助(大場泰正)
    土方達より先に京都に上がり、倒幕のため長州藩に与している。土方が七里研之助の叔父を殺したこともあり因縁の相手。

その他

  • 佐藤のぶ(坂井真紀)
    土方歳三の姉。武士として生きたい歳三を応援する。

  • 佐藤彦五郎(山路和弘)
    のぶの夫。農兵隊を組織する。

  • 丸十の店主(柄本明)
    土方に二代目「和泉守兼定」を売る。

視聴者の声

視聴はコチラ

Amazon.co.jp

公式情報

https://moeyoken-movie.com/
司馬遼太郎 『燃えよ剣〔上〕』 | 新潮社
幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、

出典:公式サイト
©2021「燃えよ剣」製作委員会

コメント

タイトルとURLをコピーしました