異例の大ヒットでカルト的な人気を得た「CUBE」の続篇。さらに複雑に進化した四次元立方体<CUBE>に閉じ込められた8人の男女にトラップが待ち構える。CUBEと兵器メーカーの関係性にも触れられる。2003年公開/94分
英題:Hypercube
監督 | アンジェイ・セクラ | 「トカレフ」「ブラック・ハート」 |
原作・脚本 | ショーン・フッド | 「ザ・ヘラクレス」「クロウ-真・飛翔伝説-」 |
脚本・制作 | アーニー・バーバラッシュ | 「マキシマム・ブラッド」「CUBE ZERO」 |
脚本 | ローレン・マクローリン | 「プリズナー・オブ・ラブ」 |
音楽 | ノーマン・オレンスタイン | 「ライジング・サン~裏切りの代償~」「CUBE ZERO」 |
あらすじ
8人の見知らぬ男女がキューブ型の部屋の中で目覚める。彼らは自分たちが、どうやってそこへ辿り着いたのかもわからない。わかっているのは、命がけでその巨大なパズルボックスから脱出しなければならないということだけだ。
※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。
登場人物
- ケイト・フィルモア(カリ・マチェット)
心理療法士。メーン州在住。白いシャツを着た金髪の女性。正義感が強く、目の見えないサーシャやマグワイア大佐を助けようと積極的に世話をやく。サイモンがナイフを隠し持っていることを知っており距離を置いている。
- サイモン・グラディ(ジェラント・ウィン・デイヴィス)
自称・経営コンサルタント。本当は探偵で行方不明のレベッカを探していた。ニューヘブン在住。乱暴な性格だが、他のメンバーを助ける一面もある。ある部屋で自分がペリーを殺害した上に、部屋の罠で首がもげる姿を目撃しおかしくなっていく。マックスとジュリアに逃げられてからは暴力衝動が爆発し、四次元世界を利用して出会った人間を片っ端から殺していく。
- サーシャ( グレース・リン・カン)
盲目の女性。ニューメキシコ在住。目が見えないことで感覚は鋭敏でキューブ内の違和感にいち早く気づく。実は天才てハッカー「アレックス・トラスク」。追っ手から逃げるために自らキューブに入っていた。
- ジェリー・ホワイトホール(ニール・クローン)
フリーのエンジニア。ネブラスカ・リンカーン在住。丁寧で穏やかな性格。妻からもらった腕時計を大切にしている。キューブのタッチセンサーのドアの設計者。サイモンに尋問されるがキューブの事については詳しく知らない。アレックス・トラスクの存在都市伝説のようなものだと一笑する。ハイパーキューブ理論からキューブの存在を説明しようとする。
- ペイリー(バーバラ・ゴードン)
認知症の高齢女性。認知症がかなり進んでいるので短期間の周期で直前まであったことを忘れてしまう。元理論数学研究者で兵器メーカーのアイゾンで働いていた。アレックス・トラスクのキューブ計画に反対していた。サイモンに刺された状態でキューブのトラップに巻き込まれ死亡。
- マックス・ライスラー(マシュー・ファーガソン)
ゲーム開発者の若者。パロアルト在住。「レラティビティ」という3次元空間で時間のスピードを変えながら対戦相手と戦えるゲームアイディアを出すが、アイゾンの子会社であるサイバースリルにアイディアを盗まれて裁判沙汰になっていた。ジュリアとミイラになって死亡。
- ジュリア(リンゼイ・コネル)
ハリウッド在住の弁護士。マックスの裁判相手であるアイゾンの子会社・サイバースリルの弁護人。マックスにアイゾンと戦っても勝てないので手を引くよう忠告する。
- トーマス・H・マグワイア大佐(ブルース・グレイ)
国防総省のハイテク技術者。首を吊って自殺をしようとしたところ、マックスやケイトなどの他のメンバーに助けられる。しかしキューブからは生きて出れないと悲観し再び自殺を図る。
- ローゼンズ・ワーグ博士(アンドリュー・スコーラー)
理論物理学者の第一人者。部屋中に数式を書き、「60659」という答えを導き出すも死亡していた。
- レベッカ・ヤング(グリア・ケント)
アイゾンの社員。両親からの捜索依頼を受けていたサイモンと出会うが、刺殺される。
エンディング
ローゼンズ・ワーグ博士が遺した「60659」はキューブが崩壊する時間を示したものだった。ケイトのみが生き残りキューブから脱出する。ケイトは実はキューブ内に逃げ込んだアレックス・トラストが隠し持っていたチップを回収する為にキューブ内に潜入したアイゾンに勤める社員だった。チップを軍人に渡した後、ケイトが銃殺され映画は終わる。
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