「未来忍者 慶雲機忍外伝」は雨宮慶太の初監督作品。時代劇とメカニックが混在する和風の異世界を舞台に、サイボーグ化された忍者(機忍)白怒火の戦いを描く。1988年/73分。英題:Cyber Ninja
原案・脚本 | 北原聡 | |
監督・脚本 | 雨宮慶太 | 「牙狼<GARO>」「鉄甲機ミカヅキ」「ゼイラム」 |
脚本 | 田中一 | 「OverDrive オーバードライブ」「京四郎と永遠の空」 |
撮影 | 大根田俊光 | 「モスラ」「ゴジラVSキングギドラ」 |
音楽 | 太田浩一 | 「タオの月」「人造人間ハカイダー」「ゼイラム」 |
あらすじ
機械の忍者・機忍の軍団を率いて周辺諸国を侵略する黒鷺軍。対する諏訪部家は三年前の合戦で家中随一の剣豪・飛勇鶴が倒れたことで追い詰められ、もはや最後の希望は黒鷺軍の居城・奇械ヶ城を狙撃できる巨大な機動砲のみ。しかし陣中見舞に向かっていたサキ姫が黒鷺軍によって誘拐されたことで、その望みも絶たれようとしていた。
※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。
登場人物
- 白怒火(横山誠/声:伊藤聡)
雷鳴法師の手によって機忍に改造された元人間。近づく日蝕のエネルギーを受けて人間の頃の記憶を取り戻し、機忍軍団から抜け忍となる。人間の体を取り戻すため独り黒鷺軍と戦っている。
- 次郎丸(井田國彦)
諏訪部の若き剣士。3年前の敗戦の生き残り。3年前行方不明になった兄・飛勇鶴の形見の十字剣を手に赤城が招集したサキ姫救出の決死隊に参加する。機忍を目の敵にしており、素性の分からない白怒火を警戒する。
- 飛勇鶴(伊藤聡)
諏訪部一の剣士だったが、3年前の戦いで行方不明となる。次郎丸の尊敬する兄。
- サキ姫(森下恵理)
諏訪部の姫君。気高く男勝りの性格。黒鷺復活のための生贄としてさらわれ黒鷺軍の居城・奇械ヶ城に幽閉される。
- 赤城(河井半兵衛)
諏訪部に雇われた凄腕の機忍ハンター。黒鷺軍に捕らえられたサキ姫救出に向かう。白怒火の力を高く評価し、共に行動する。
- 梶原三太夫(牧冬吉)
サキ姫の忠臣。サキ姫救出の決死隊を黒鷺軍の居城・奇械ヶ城に送り込み、救出と同時に奇械ヶ城を機動砲で狙撃する計画を進める。
- 決死隊
赤城が選別した気合度80以上のサキ姫救出の決死隊。地下迷宮で機忍たちと戦う。
- 黒鷺敷波(江森正明)
黒鷺軍を指揮する邪悪な精神体。間近に迫った日蝕のエネルギーを利用して現世に実体化することを目論んでおり、そのためにサキ姫を生贄にしようとする。
- 雷鳴法師(山本昌平)
黒鷺の配下の怪僧。サイボーグ忍者“機忍”を造らせて機忍軍団を組織し、諸国を侵略。
- 橡伎(吉田瑞穂/声:三田弘明)
機忍軍団の侍大将。完全なロボットであり、白怒火をライバル視し、執拗に追う。
- イナリ
狐の顔を持つ機忍。もの凄い握力で敵の頭蓋骨を砕く。
- オキナ
機忍軍団の組頭の一人。二刀流の使い手で変幻自在の太刀筋で敵を追い詰める。
- オウナ
オキナとコンビを組む機忍。両手の爪で敵を切り裂く。
- カタメ
右目から強力な破壊光線を発射する。ムカデマルとコンビで動く。
視聴者の声
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