私立探偵 濱マイク「名前のない森」青山真治監督作品

「私立探偵 濱マイク」とは？

「情にもろく、女にもろい。万年金欠の私立探偵・濱マイク」
2002年に読売テレビ制作でドラマ化。2002年7月1日から9月16日まで、日本テレビ系列で毎週月曜22:00～に全12回が放送された。一話完結で毎回監督・脚本家が違うため＃によってテイストが違う。共通しているのは、どの＃も人気俳優と豪華ゲストが登場する。特に普段ドラマに出演することがないようなミュージシャンの出演が多い。

「自分探しの館」でのルール

• 1か月間何も考えずにしたいことだけをして、本当に自分がしたいことを見つける
• 固有名詞が禁止されているため、セミナー参加者は番号で呼ばれる
• 外界との接触禁止
• 自分がしたいことが見つかったら出ていくのは自由

第6話の登場人物

• 濱マイク／57番（永瀬正敏）
  自分探しのための自己啓発セミナーに行ったきり帰ってこなくなった娘を探して欲しいという大金持ちからの依頼を受け、「自分探しの館」に潜入捜査を行う。

• 先生（鈴木京香）
  自己啓発セミナーで「先生」と呼ばれる女性。「自分探しの館」を取り仕切っている。
  森の奥にマイクそっくりの木があることを教える。

• 29番（大塚寧々）
  男性に触れられると死にたくなる自殺志願者。先生に「自由というのは病気みたいなもの」と言われてから吐くようになってしまったが、それでも「自分探しの館」を出ようとしない。

• ミサキユウコ／51番（菊池凛子）
  依頼人の娘。父親が組んだ結納を間近に控えていたが「自分探し」のため参加したセミナーに行ったきり帰ってこない。帰る気も結婚する気も毛頭ない。

• 19番（樋口真嗣）
  したいことが見つかり、セミナーを卒業するが、その後、五反田で無差別殺人を行う。

• 17番（津田寛治）
  マイクの行動を見かねて声をかけてくるセミナー参加者。マイクが先生を怪しんでいることをとがめる。

• 依頼人（原田芳雄）
  娘を連れ戻すようマイクに依頼する。マイクのことを「濱さん」と呼ぶ。

• 山本（山本政志）
  野毛に事務所を構える金融屋さん。マイクは愛車を借金のカタにとられている。

• 峠のレストランの店主（江角英明）
  施設を抜け出しコーヒーを飲みに来たマイクに、19番が起こした事件を伝える。

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