作品紹介
2010年度版「このミステリーがすごい!」作家別投票で1位に輝いた新鋭・米澤穂信の人気小説を、「リング」の中田秀夫監督が映画化。藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也といった主役級の豪華キャストが集結。心理ゲーム系映画の決定版が誕生する。 2010年製作/106分/英題:Death Game
あらすじ
時給11万2千円という求人広告につられ、男女計10人が「暗鬼館」に集まった。仕事内容は、「暗鬼館」での7日間を24時間監視されるだけ。鍵のかからない10の個室と10の凶器が参加者に与えられる。何も起きなければ全員に1,600万円以上の大金が手に入るはずだった・・・。しかし、2日目に死者が出る。誰が何のために殺したのか?参加者は疑心暗鬼の深淵に落ちてゆく・・・。果たして、生き残りをかけた究極の心理ゲームは始まってしまうのか?
※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。
ゲームのルール
- 地下施設「暗鬼館」の中で7日間を過ごす。
- 「暗鬼館」には携帯電話など、荷物は一切持ち込めない。
- カメラで24時間監視され、建物の内部では非倫理的行為が行われると忠告を受ける。
- 夜の10時以降は各自の部屋から出てはいけない。もし、廊下にいる「ガード」と呼ばれるロボットに見つかると排除される。
- 暗鬼館内で事件が起きた際には参加者から「探偵役」を決め、多数決で犯人を決める事で「犯人」と決定した人間はガードによって監獄に隔離される。役についた参加者には報酬にボーナスが足される。
- 7日間が経過するか、生存者が2人以下になるまで暗鬼館から出ることは出来ない。
登場人物
- 結城理久彦(藤原竜也)
フリーター。コンビニでアルバイト情報誌を立ち読みしている時に須和名祥子に声をかけられ軽い気持ちで高額なバイトに参加する。
- 須和名祥子(綾瀬はるか)
自称・会社員。コンビニにいた結城を高額バイトに誘う。
- 関水美夜(石原さとみ)
自称・ウェブデザイナー。リストカットがあり、あまり自分のことを語らない。難病の子供がおり、治療費を得るために参加する。西野の死体の第一発見者。
- 安東吉也(北大路欣也)
元建築会社の代表。倒産した建築会社の元社長。アルコール依存症で暗鬼館でも酒を飲もうとしたが、結城の助言を受けて断酒を始める。
- 渕佐和子(片平なぎさ)
自称・世田谷在住の専業主婦。実際は下町の弁当屋さん。ミステリー小説の愛読者。2日目の夜に釘打ち機で額を割られ殺害される。「生きる意志が一番強い人が最後まで生き残るのよ」と話す。
- 大迫雄大(阿部力)
自称・研修医。「信頼されるから」という理由で研修医と騙っている。釣り天井に潰されて死亡。
- 橘若菜(平山あや)
自称・ネイリスト。大迫の恋人で夢は大迫と結婚すること。
- 真木雪人(大野拓朗)
大学生。コツコツ働くのが馬鹿らしいという理由からバイトに参加。
- 岩井荘助(武田真治)
大迫に西野を殺した犯人と疑われ、最初に監獄行きとなる。
- 西野宗広(石井正則)
リストラされてから仕事を転々としている。人の神経を逆なでするような言動をとったり、参加者の中に通り魔や児童虐待犯がいると吹聴し他の参加者の疑心暗鬼を煽る行為を繰り返す。2日目の朝に廊下で殺されているところを発見される。
- インディアン人形(日村勇紀/バナナマン)
暗鬼館で、集まった参加者たちにルール説明を行う。
真相
須和名祥子はゲームを盛り上げるため参加した運営者のひとり。
主題歌
主題歌はMay’nの「シンジテミル」。
視聴者の声
作品イメージ
視聴はコチラ
©2010『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』製作委員会