Amazonプライムビデオで「殺さない彼と死なない彼女」を見ました。
それが…高校生のキラキラ恋愛ドラマかと思っていたら違った!終盤は全く想像していなかった展開になるんですが、タイトルが前半と終盤では意味が全く変わってくるのでビックリ。リスカ娘が、ちゃんと自分の人生に向き合っていく物語。
2019年に公開された日本の映画。Twitter発の人気コミックを原作に、「恋は光」「逆光の頃」の小林啓一監督。主演は「帝一の國」「全員死刑」の間宮祥太朗と、「ママレード・ボーイ」「ういらぶ。」の桜井日奈子の主演で映画化された。
原作 | 世紀末 | |
監督・脚本 | 小林啓一 | 「恋は光」「永遠の昨日」「逆光の頃」「ももいろそらを」「ぼんとリンちゃん」 |
撮影 | 野村昌平 | 「恋は光」 |
音楽 | 奥華子 | 「時をかける少女」 |
あらすじ
何にも興味が持てず、退屈な高校生活を送っていた少年・小坂(間宮祥太朗)は、リストカット常習者で“死にたがり”の少女・鹿野(桜井日奈子)に出会う。それまで周囲から孤立していた二人は、<ハチの埋葬>をきっかけに同じ時間をともに過ごすようになる。不器用なやりとりを繰り返しながらも、自分を受け入れ、そばに寄り添ってくれるあたたかな存在──そんな相手との出会いは、互いの心の傷を癒し、二人は前を向いて歩み出していくのだが……。
原作漫画
Twitterで話題になった4コマ漫画が原作。「殺さない彼と死なない彼女」「きゃぴ子」「君が代ちゃん」など、悲しくも温かいセンチメンタル漫画がネットで話題の作家・世紀末。“心の風邪薬”となる数々の作品に加え、描き下ろしも大量収録した初の作品集。
登場人物
- 小坂れい(間宮祥太朗)
元々はサッカー少年で勉強も出来るタイプだったが、学生生活に何の意義も感じられず、無為な生活を続けているせいで留年している。「殺す」「死ね」が口癖。蜂の死骸を回収し、埋葬していた鹿野に興味をもち、つるむようになる。鹿野との何気ない日常を送る中で少しずつ変わっていく。
- 鹿野なな(桜井日奈子)
リストカットの跡があり、死にたがりのメンヘラとして学年では有名な学生。コミ障で友達はいない。興味を持たれた小坂にアイスや肉まんを奢ってもらったりするようになる。小坂の身に起こったある事件をきっかけに変わっていく。
- 宮定澄子/地味子(恒松祐里)
生真面目。幼馴染のきゃぴ子を心配し見守っている。通り魔の独白動画を見ていたキャピ子をたしなめる。八千代の姉。
- 堀田きゃぴ子(堀田真由)
とにかくモテるため常に恋愛しているが、相手からフラれることが怖く、いつもきゃぴ子の方からフってしまう。全ての人に愛されたいと考えている。澄子が好き。
- 大和撫子(箭内夢菜)
受験の際に消しゴムを貸してもらったことをきっかけに、八千代のことが大好きになり、どれだけフラれても毎日告白している。八千代と付き合いたいとは思っていない。
- 宮定八千代(ゆうたろう)
澄子の弟。毎日一方的に告白してくる撫子をフッている。幼い頃にさっちゃんに手酷くフラれており、その影響で恋が出来なくなってしまう。
- イケメンくん(金子大地)
きゃぴ子の家に出入りしている大学生。彼女は別にいるらしく、きゃぴ子もその事に気づいている。
- サイコキラー(中尾暢樹)
地味子ときゃぴ子が高校1年生の頃に、二人と同じ学校の生徒を殺害した通り魔。殺害後に動画サイトに動機を説明する独白動画をアップしたため少しだけ話題になる。
- さっちゃん(佐藤玲)
八千代の初恋の人。八千代のことを”やっくん”と呼ぶ。八千代が告白した学生時には妊娠していた。
- きゃぴ子の母(佐津川愛美)
シングルマザー。幼かったきゃぴ子を1人家に置いて、遊びに行ってしまう。
- 小坂の母(森口瑤子)
困って笑う顔が小坂に似ている。家に遊びにきていた鹿野を可愛がる。
- 田中先生(田中壮太郎)
リスカはよくないと鹿野に説く。
- 鎌瀬犬子(安倍乙)
小坂の後輩で今は同級生。小坂に好意を抱いているが相手にされていない。鹿野のことは気持ち悪いと思っている。
「殺さない彼と死なない彼女」の主題歌
主題歌は、奥華子の「はなびら」
視聴者の声
視聴はコチラ
©2019映画『殺さない彼と死なない彼女』製作委員会