ルパン三世「ナポレオンの辞書を奪え」ルパン一世が遺した財宝を巡りパリのカーレースで大暴れ！

モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』のTVスペシャルシリーズ第3作。1991年に日本テレビ系の金曜ロードショーで放送された。

あらすじ

ニューヨークではＧ７が開催。湾岸戦争の終了に伴う世界的経済の悪化に対し、老学者が２千億ドルといわれるルパン帝国の財宝を活用するよう提案。各国の首脳は我先にルパンの行方を追い始める。一方パリではマルチンベック財団による、ナポレオンが実際に用いた辞書を賞品にしたクラシックカーレースがスタート。これにルパンと次元も参加していた。その辞書は、かつてナポレオン３世の娘からルパン１世の元へ渡ったもので、ルパン帝国の財宝の場所が記されているという。日本からは銭形、ＣＩＡからは辣腕の捜査官ロバート・ホーク、そして各国のエージェントがルパンを巡って世界を股にかけた追跡行を繰り広げる。ルパン帝国の財宝とは一体……？原作：モンキー・パンチ©TMS（関連サイトから引用）

登場人物

• ルパン三世（山田康雄）
  ルパン一世が築いたルパン帝国の2000億ドル規模の財宝の隠し場所を記した「ナポレオンの辞書」を手に入れるためマルチンベック財団がパリで開催するクラッシックカーレースに改造パッカードで出場する。

• 次元大介（小林清志）
  ルパンの相棒で銃の名手。ルパンと改造パッカードでクラシックカーレースに参加する。レースに同行することになった木戸千恵子を怪しむ。

• 石川五ェ門（井上真樹夫）
  任侠映画の影響を受け、（頼まれてもいないのに）ルパン達を助太刀するためにヨーロッパに現れる。

• 峰不二子（増山江威子）
  マルチンベック財団のカーレースに参加していたが、別の参加者である実業家の貴公子エリックが大金持ちと分かり乗り換える。

• 銭形警部（納谷悟朗）
  ルパンの逮捕に命をかけるインターポールの警部。改めて日本総理から破格の条件でルパン逮捕の命を受ける。ルパンが他国のエージェントに捕まると殺される恐れがあるため、自分が逮捕するしかないと考えている。

• 木戸 千恵子（戸田恵子）
  銭形をサポートするために派遣された日本の捜査官。正義のため銭形と供にカーレースに参加し、ルパンを追う。実は国家保安局の捜査官で、銭形を信用しておらず直接、国家機関とやり取りしている。カーレースをルパン達と同行する中で、自分の在り方に疑問をもつ。

• ロバート・ホーク（吉水慶）
  CIA特務班班長。ヘーカーの指令でレースに出場するルパンを追うが、ナポレオンの辞書に財宝の場所が記されていると知り、アメリカを裏切りルパン帝国の財宝を独り占めしようとする。

• マッカラム（大塚明夫）
  CIA特務班でホークの部下。ホークが裏切った後は多国籍軍を指揮し、ルパンを追う。

• エリック（速水奨）
  クラシックカー・レースの出場選手。大金持ちの実業家で同じくレースに出場していた不二子と親密になる。優勝賞品のナポレオンの辞書がルパン帝国の財宝の手掛かりだと知り、ホークと裏で繋がりルパン一味を打倒しようとする。

• ヘーカー（大平透）
  アメリカの財務長官。横柄なアメリカ至上主義者。とにかく日本に金を出させようとする。ルパンの財宝を知り、他国よりも早くルパンを捕獲するようCIAに命じる。

• マルチンベック（大木民夫）
  マルチンベック財団の会長で、クラシックカー・レースの主催者。財団所有のナポレオンの辞書をヨーロッパ横断のクラシックカー・レースの優勝賞品に出す。

• 海辺首相（秋元羊介）
  日本の首相。G7蔵相会議を受けて財政問題解決のためにルパン捕獲作戦を計画し、銭形を直々に呼び出し優遇し、どこの国よりも早くルパンを捕らえるよう発破をかける。

• 老学者（北村弘一）
  G7蔵相会議で、各国の財政問題を一挙に解決する方法として2000億ドルとされるルパン帝国の財宝を使うことを提唱する。

• ルパン二世
  希代の遊び人。飲み屋のツケでナポレオンの辞書を手放してしまう。その後、ナポレオンの辞書は行方不明になってしまう。

エンディングテーマ

エンディングテーマは、倉橋ルイ子の「見果てぬ夢を追いかけて」

視聴者の声

視聴はコチラ

関連情報

(C)TMS