Amazonプライムビデオで映画「プラットフォーム」を見ました。2019年に制作されたスペイン産のSFホラー作品です。
上と下の環境の差があり過ぎて見てられないようなシーンもあったり、ワンシチュエーションで話が進むので、閉塞感もあって怖いもの大好きな私には堪らなかったですよ!!
この映画は食事の在り方、摂り方が気になる人がいるかもね。。でも一番怖いのは最下層がどこまでも続いていくという展開だったよ。「半地下」の嫌な感じを思い出しました。
スペインの新鋭ガルダー・ガステル=ウルティアが、極限状態に置かれた者たちの行動を通して様々な社会問題をあぶり出した異色スリラー。2019年・第44回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で観客賞、第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀作品賞など4部門を受賞。94分。
あらすじ
ゴレンは目が覚めると「48」階層にいた。部屋の真ん中に穴があいた階層が遥か下の方にまで伸びる塔のような建物の中、上の階層から順に食事が”プラットフォーム”と呼ばれる巨大な台座に乗って運ばれてくる。上からの残飯だが、ここでの食事はそこから摂るしかないのだ。同じ階層にいた、この建物のベテランの老人・トリマガシからここでのルールを聞かされる。1ヶ月後、ゴレンが目を覚ますと、そこは「171」階層で…。(関連サイトから引用)
この世界のルール
- 1ヶ月ごとに階層が入れ替わる
- 何にでも1つだけ建物内に持ち込める
- 食事が摂れるのはプラットフォームが自分の階層にある間だけ
(食事を貯め込めば罰が与えられる)
登場人物
- ゴレン(イバン・マサゲ)
卒業証書と引き換えに自ら“穴”に入った男。1つだけ許される私物としてドン・キホーテの本を持ち込んでいる。
- トリマガシ(ソリオン・エギレオル)
最初にゴレンと同室になった小柄な老人。“穴”の中に1年以上おり、ゴレンに“穴”の仕組みや生き抜く術を説明する。上は8層から下は132層までいくつもの階層を経験してきた。持ち込んだ私物は何でも切れるという包丁「サムライプラス」。“穴”に来る前は死刑囚で、腹が据わっている。
トリマガシが最悪だったので…面白かったです。色々教えてくれる癖のあるお爺さんなのかと思ったら…
確かにトリマガシは最悪で笑っちゃったよ。でも、あんな人と同居するのは本当に嫌だな…
- ミハル(アレクサンドラ・マサンカイ)
“穴”の中で子供を探す女。毎月“プラットフォーム”に乗って下の階層へ向かっていき、襲ってくる人間は容赦なく返り討ちにする。
- イモギリ(アントニア・サン・フアン)
トリマガシの次にゴレンと同室になった女。元は“穴”の管理局に25年勤めた職員で、ゴレンが入る際の担当者だった。私物はダックスフンド。全員が助け合えば、最下層の住人まで食事は行きわたるはずだと、下の階層の住人に声をかけ続けているが、誰も聞かない。
- バハラト(エミリオ・ブアレ)
イモギリの次にゴレンと同室になった男。持ち込んだロープを使って上層に上り、“穴”から脱出することを目論むが、ゴレンの案に納得し、プラットフォームに乗り込み最下層まで同行する。
- 管理者
最上階で“穴”の住人たちのために食事を用意する。目的は不明。
視聴者の声
作品イメージ
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関連サイト
©BASQUE FILMS, MR MIYAGI FILMS, PLATAFORMA LA PELICULA AIE