「九月の恋と出会うまで」は、松尾由美による恋愛小説を実写映画化。
2019年/105分/Until I Meet September’s Love
原作 | 松尾由美 | |
監督 | 山本透 | 「ドラフトキング」「東京ラブストーリー2020」「チャンネルはそのまま!」 |
脚本 | 草野翔吾 | 「こっち向いてよ向井くん」「彼女が好きなものは」「消えた初恋」 |
脚本 | 山田麻以 | |
脚本 | 山本透 | 「弁当屋さんのおもてなし」「有り、触れた、未来」「ブレイブ -群青戦記-」 |
撮影 | 飯田佳之 | 「レンタル×ファミリー」「チェリまほ THE MOVIE」 |
音楽 | Evan Call | 「葬送のフリーレン」「鎌倉殿の13人」「さんかく窓の外側は夜」 |
あらすじ
ちょっと不思議なマンションに引っ越してきた志織は、小説家志望の風変わりな隣人平野と出会う。そして、新しい部屋で突然聞こえてきた不思議な声。「こちらは一年後の未来です。あなたに危険が迫っている」それは強盗殺人にあうところだった志織を助けようと時空を超えて届いた、未来からの誰かの声だった。相談を受けた平野は、助かった志織に<タイムパラドックス>が生じることに気づく。それは一年後、志織の存在が消えることを意味していた。志織が助かるためには未来の声が誰なのかをつきとめて、一年後に同じことを再現してもらわなければならない。一緒に未来の声の主探しに協力するうちに、急速に惹かれ合っていく平野と志織。志織が時間<タイムパラドックス>によって消されてしまうまで、あと一年。次第に平野との別れは近づいていた–。
※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。
登場人物
- 北村志織(川口春奈)
旅行代理店に勤める会社員。カメラ愛好家。芸術活動を志す人だけが借りられるマンションに引っ越してきた日、エアコンの穴から向かいの棟に住んでいる平野の声が聞こえてくる。平野は1年後から声をかけており、現在の平野進に内緒で自分を尾行するように依頼される。数日尾行を続けるが、自分が平野を尾行している間に強盗殺人犯が自宅に入ったことが分かり、自分が犯人と鉢合わせしないよう配慮したメッセージだったのではないかと考える。
- 未来の平野
志織の部屋にある壁穴から、志織に話しかけてきた謎の男性。「1年後の今日から話しかけている」と言うが姿を見せることはなく、志織に平野を尾行するよう依頼する。
- 平野進(高橋一生)
SF小説家を目指す冴えない会社員。空き巣被害に遭い、高熱を出して倒れた志織を介抱する。詩織から1年後からのメッセージの話を聞くが、それは自分ではないということ、タイムパラドクスが起きて1年後に詩織自体が消失してしまうのではないかと話す。詩織と未来の平野を探す。
- 森秋真一(古舘佑太郎)
志織の大学時代の恋人。アメリカに留学する志織と別れるが、日本に帰って来た。詩織との再会を喜び、詩織にプロポーズをする。
- 権藤(ミッキー・カーチス)
芸術を愛し、クリエイターを応援するマンションの大家さん。真一の叔父。
- 倉(浜野謙太)
志織と同じマンションの住人。詩織にほかの住人を紹介する。
- 祖父江(中村優子)
志織と同じマンションの住人。平野が自室で包丁を振っていたと詩織に教える。
主題歌
主題歌は、andropの「Koi」
視聴者の声
作品イメージ
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©松尾由美/双葉社©2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会