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「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」和製ダークファンタジーの金字塔


過去に劇場3部作として制作された『ベルセルク 黄金時代篇』をNetflixでで追っかけ視聴はじめました。1997年のテレビアニメ『剣風伝奇ベルセルク』が初見で、2010年台の劇場版3部作は当時新宿バルト9でバイト仲間と見、新たに制作されたテレビアニメシリーズは社会人だったので、学生時代~現時点まで要所要所で見ていた思い入れのある作品です。

三浦建太郎先生が2021年に亡くなったことはショックだったけど、漫画が続き、アニメも制作されることはファンとしては喜ばしい限りです。

劇場3部作の再編集版なので、見ていて性急に感じるとこもあるのですが、結局懐かしく見てしまった。


ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」は2022年10月放送開始されたアニメ作品。
「ベルセルク・サーガプロジェクト」第1弾として、原作「黄金時代」編を3部作で2012年~2013年に上映された劇場版を、テレビ放送用に再編集・シーン追加した新タイトル。
アニメーション制作はSTUDIO 4℃。

©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS
原作三浦建太郎「ベルセルク」「剣風伝奇ベルセルク」
制作STUDIO4℃「海獣の子供」「鉄コン筋クリート」「MIND GAME」「スプリガン」
監督佐野雄太「RedAsh -GEARWORLD-」
脚本大河内一楼機動戦士ガンダム 水星の魔女」「DEVILMAN crybaby
作画監督恩田尚之「いぬやしき」「アニマトリックス」「いばらの王」
音楽鷺巣詩郎SSSS.GRIDMAN」「BLEACH ブリーチ」「ふしぎの海のナディア」

放送時系列

  • TVアニメ 「剣風伝奇ベルセルク

    1997年10月 – 1998年4月放送

  • 劇場版「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」
    2012年2月4日公開

    劇場版「ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略
    2012年6月23日公開


    劇場版「ベルセルク 黄金時代篇III 降臨
    2013年2月1日公開

  • TVアニメ第二期 「ベルセルク」

    第1クール:2016年7月 – 2016年9月放送
    第2クール:2017年4月 – 2017年6月放送

  • TVアニメ「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」

    2022年10月 – 2022年12月放送


あらすじ

百年戦争が続く戦乱の世。家族も友もいない孤独な剣士ガッツは、傭兵集団“鷹の団”を率いるグリフィスに強さを認められ、入団する。彼は、数々の戦闘で圧倒的な強さを見せると共に、次第に仲間たちやグリフィスとの絆を深めていく。やがて、鷹の団はミッドランド王国の正規軍にのし上がるが、それはグリフィスの目指す「夢」へのはじめの一歩にすぎなかった。一方、ガッツは、グリフィスの「夢」に取り込まれ剣を振り回すだけの人生に疑問を抱き始める。だが、ガッツはまだ知らない。果てなき「夢」が二人に与えた、恐るべき宿命を。
関連サイトから引用)

原作漫画

ベルセルク』(BERSERK)は、三浦建太郎による日本の漫画作品。白泉社発行の漫画誌『ヤングアニマル』にて不定期で連載。2021年に三浦健太郎が亡くなった後も、三浦健太郎と親交の厚かった漫画家の森恒二の監修のもと連載継続されている。アニメ「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」は原作だと3~14巻になる。


登場人物

傭兵集団「鷹の団」


  • ガッツ(岩永洋昭)
    傭兵集団「鷹の団」の斬り込み隊長。通称、百人斬りのガッツ。傭兵として戦場を渡り歩いていた頃にグリフィスに出会い、一騎討で敗れ鷹の団に入団する。
    切り込み隊長としてグリフィスの片腕として活躍するまでになるが、グリフィスと対等の存在になるために鷹の団を離れることを決意する。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • グリフィス(櫻井孝宏)
    「鷹の団」の団長。平民ながら貴族のような凛とした雰囲気をもった美青年でカリスマ。目的のためなら手段を選ばない冷徹な策略家であるが、時折、子供のような無邪気さを見せる意外な一面もある。自らの夢のため、鷹の団を結成。やがて鷹の団はその活躍ぶりから、ミッドランドの正規軍に加入。以後も連戦連勝の快進撃を続け、自らも子爵・伯爵とその地位を確立。ついにはグリフィスと彼の率いる鷹の団はミッドランド最高位の称号「白の称号」を得る一歩手前までのぼりつめる。幼少期に占い師の老婆から買ったという真紅のベヘリットを身につけている。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • キャスカ(行成とあ
    「鷹の団」の女性剣士。紅一点だが剣の腕で認められており、鷹の団の副長的な存在。幼少期に貴族に襲われたいたところを助けられたグリフィスに心酔しており、グリフィスが心を許すガッツを目の敵と衝突する。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • ジュドー梶裕貴
    元は旅芸人の一座に所属しており、何をするにも器用でナイフ投げの名手。視野も広く周りの様子もよく見ており、鷹の団においては調整役を担っている。何においても人並み以上にこなせるほど優秀だが、何に関しても一番になれないと考えた彼は、一番になれるグリフィスに付き従うことを決めた。人懐っこい性格で、鷹の団入団当時の一匹狼的なガッツにも積極的に接触した。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • コルカス(松本ヨシロウ)
    元は盗賊団の頭。短気な皮肉屋で、現実主義者。ガッツの報奨金欲しさに襲ったことで、ガッツが鷹の団に入るきっかけをつくった。この際、仲間を殺されたことでガッツのことを毛嫌いしている。夢を叶える力を持つグリフィスの事を特別視しており、剣の腕だけでグリフィスに対等に並ぼうとするガッツの事を否定する。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • リッケルト寿美菜子
    古株の少年兵。純粋な性格ながら芯は強くボウガンを使って戦場を駆ける。グリフィルを尊敬しており、ガッツにも懐いている。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • ピピン(藤原貴弘)
    元炭鉱夫の屈強な大男。鷹の団一の力持ちで攻撃的なガッツが暴れても、びくともせず抑え込んでしまうほど。普段は無口で温厚で、思慮深さも兼ね備えている。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • ガストン(矢尾一樹)
    鷹の団切り込み隊の副長。隊長であるガッツを尊敬しおり、彼の部隊で戦うことを誇りに思っている。チューダーとの戦いが終わったら傭兵は辞めて町で仕立て屋を開業する夢がある。

ミッドランド王国


  • ミッドランド王(勝部演之)
    ミッドランド王国の王。チューダー帝国との戦争が劣勢のため気を揉んでいる。平民を差別する貴族が多い中で、グリフィスを高く評価した劇中では数少ない人物。鷹の団をミッドランドの正規軍までに取り立てた。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • シャルロット(豊崎愛生)
    ミッドランド王の一人娘にしてミッドランド第一王位継承権者。ミッドランド王から溺愛され、大切に育てられている箱入り娘。平民出でありながら気品があり、夢を語るグリフィスに惚れる。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • ユリウス(小山力也)
    ミッドランド国王の弟で第二王位継承権者にして白龍騎士団団長。平民あがりのグリフィスの台頭を面白く思っておらず暗殺しようと策略を巡らす。しかしグリフィスに見透かされ、ガッツに暗殺される。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • アドニス水間まき
    ユリウスの嫡男。国王の甥で第3王位継承者の少年。将来、白龍騎士団を引き継ぐことになるためユリウスから激しい特訓を受けている。父からの愛を受けられない様子を見たガッツは自分の過去と重ね合わせる。しかしユリウス暗殺を目撃されたためガッツに暗殺される。この事でガッツが自身の在り方を考えるきっかけになる。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • ハッサン有川博
    ユリウスに仕える忠実な執事。アドニスを気遣う。

チューダー帝国

  • ゲノン総督(矢尾一樹)
    チューダー帝国の北方戦線総司令官総督。財力でその肩書を手に入れた。
    過去にグリフィスと一夜を共にした事があり、そのことが忘れられず、ずっとグリフィスを探していた。そのためボスコーンにグリフィスを生きたまま連れてくることを命じる。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • ボスコーン将軍(菅生隆之)
    チューダー帝国最強と謳われる紫犀聖騎士団団長。チューダーの英雄。敵ながらグリフィスと鷹の団を評価している。ドルドレイの一戦では、鷹の団を迎え撃ち、ガッツと死闘を繰り広げる。ガッツを死の一歩手前まで追いやるが、最終的に頚部を切断されて、死亡する。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • アドン小山力也
    チューダー帝国の青鯨超重装猛進撃滅騎士団の団長。槍術に長けた戦士だが、性格は下劣な卑怯者。執拗にキャスカに絡む。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • ギーエン江上真悟
    黒羊鉄槍重装騎兵団団長。ミッドランド軍を圧倒し、ミッドランド国王のいる本陣にまで迫る勢いをみせる。ミッドランド国王に「チューダーの黒い悪魔」と言わしめるも、切り込み隊長であるガッツに一騎駆けを仕掛けられた上、ガッツに真っ二つに斬られた。

その他

  • ゾッド一城みゆ希
    不死のゾッドと呼ばれる傭兵仲間の間では伝説的存在の剣士。チューダーの傭兵として鷹の団と戦うことになり、ガッツとグリフィスを圧倒するが、グリフィスの卵を見て、2人にとどめを刺さずガッツに予言を残し飛び去る。
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

  • バズーソ(ケンドーコバヤシ)
    30人斬りのバズーソ。熊を素手で倒したという傭兵。鷹の団に入る前に傭兵をしていたガッツに討ち取られる。

エピソード

第1話「黄金時代」

ミッドランド王国とチューダー帝国による百年戦争の戦渦、ガッツは、ある戦の後、鷹の団団長のグリフィスに声をかけられる…。

第2話「不死のゾッド」

ガッツが鷹の団に入団して3年。切り込み隊長を担うガッツは、ある日、古城の奥で人ならざる存在・不死のゾッドと出くわす。

第3話「剣の主」

毒矢に襲われたグリフィスから首謀者らしき者の暗殺を頼まれ、「四の五の言わずに命令すりゃいいんだ」と引き受けるガッツだが…。

第4話「決死行」

戦の最中、倒れたキャスカを助けたガッツはともに崖下の川に落ちた。朦朧(もうろう)としながらキャスカはグリフィスとの出会いを思い出す。

第5話「夢のかがり火」

傷を負ったガッツを手当てするキャスカ。満天の星空の下、ガッツはキャスカに、皆には夢があるが、自分には何もないと吐露して…。

第6話「ドルドレイ攻略戦」

鷹の団はたった5千の騎兵で、要塞ドルドレイに立ちむかい、ガッツはチューダー最強の紫犀聖騎士団団長ボスコーンと対峙(たいじ)する。

第7話「ある雪の夜に…」

王国の英雄となった鷹の団。しかし、歓喜に包まれるその光景を見届けるガッツの中には、ある決心が固まっていた。

第8話「夢の終焉」

発とうとしているガッツに、グリフィスは鷹の団を出て行くのなら剣で自分をもぎ取っていけと言う。朝日に輝くダイヤモンドダストの中で交わる、ガッツとグリフィスの剣。この対決の行方がガッツ、グリフィス、鷹の団のみならず世界の命運を大きく動かすことになるのだが……。

第9話「傷」

ガッツが鷹の団を去り、王家反逆の大罪人としてグリフィスが囚われて1年が経つ。英雄から一転、ミッドランド王国から追われることになった鷹の団は、暗殺集団バーキラカに襲われた際にガッツとの再会を果たす。キャスカはお前のせいですべてが壊れたとガッツに剣を向けるが…..。

第10話「深淵の再会」

ガッツが合流した鷹の団は、グリフィスさえ戻ればという希望を見出し、グリフィス奪還に動きだした。王女シャルロットの手引きで牢獄への潜入を果たしたガッツたちだが、最下層の拷問部屋につくと、そこには想像を絶するグリフィスの姿があり……。

第11話「蝕」

グリフィスを奪還した鷹の団。しかし、グリフィスの身体は拷問により、あらゆる腱を切られ皮膚を剥がれていた。グリフィスを介抱するキャスカは涙をこぼし、ガッツも優しく声をかけるが……。二人に情けをかけられていることを知ったグリフィスは、最後の力を振り絞り馬車を走らせた。

第12話「死の嵐

グリフィス、ガッツ、キャスカ、鷹の団の者たちは、ベヘリットが発した波動に飲み込まれ、人面丘が広がる異様な空間に誘われた。そこへ降臨したのは守護天使ゴッド・ハンド。そのひとりボイドがグリフィスへ告げた。「積み上げるがよい。おまえに残されたすべてを」と……。

第13話「反撃の誓い」

烙印を焼きつけられた鷹の団の者たちは、おびただしい数の使徒に襲われ、次々に喰われた。死体が転がり、動く者がいない惨状に悲痛な叫びをあげるガッツ。その時、グリフィスが五人目の福王、闇の翼フェムトとして誕生する。フェムトは裸のキャスカを使徒の触手で吊るし、ガッツに見せつけるようにして……。


主題歌

エンディングテーマは中島美嘉の「Wish」

劇中歌は平沢進の「遠征」

剣風伝奇ベルセルク』で平沢進を知り、ベルセルクの最新作でも平沢進の曲が聞けて感無量。

視聴者の声

視聴はコチラ

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関連サイト

『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』公式サイト
アニメ『ベルセルク 黄金時代篇』三部作が、メモリアル・エディションとして、2022年TV放送決定!

出典:公式サイト
©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

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