ルパン三世「ハリマオの財宝を追え!!」伝説の大盗賊が残した800億ドルの行方は？

モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』のTVスペシャルシリーズ第7作。1995年に日本テレビ系の金曜ロードショーで放送された。90分。

あらすじ

第二次世界大戦中に活躍した伝説の大盗賊・ハリマオが残した時価800億ドルの財宝。財宝のありかが隠された三体の像を回収していたルパンは、ハリマオの友人で007のモデルにもなったというイギリス貴族・アーチャー卿＆その孫・ダイアナと残りの像を奪い合うことに。だが、そこに武装カルト集団ネオヒンメンが介入し、事態はあらぬ方向へ!?（関連サイトから引用）

登場人物

• ルパン三世（栗田貫一）
  世界的な大泥棒。時価800億ドル以上ともいわれるハリマオの財宝を狙い、その詳しい情報を知るアーチャー卿を調べる。
  ※今作から正式にルパン三世の声優を栗田貫一が引き継ぐ。

• 次元大介（小林清志）
  ルパンの相棒で銃の名手。

• 石川五ェ門（井上真樹夫）
  行き場を失い、時給980円でルパンを手伝うことになる。

• 峰不二子（増山江威子）
  アーチャー卿の元に秘書として潜入し、ハリマオの秘宝に関する情報をルパンに流す。

• 銭形警部（納谷悟朗）
  ルパンの逮捕に命をかけるインターポールの警部。経費削減のため3食カップラーメンになるほど困窮している。

• ダイアナ・アーチャー（岡本麻弥）
  アーチャー卿の孫娘。ロンドンの大学に勤める考古学助教授。莫大な借金を背負った祖父・アーチャー卿を助けるため、共にハリマオの秘宝を追う。アプロ―チしてくるルパンを軽くあしらう。

• アーチャー卿（中村正）
  007のモデルになった元英国諜報部員の大富豪。老紳士ながら未だにバイタリティに溢れ、女性が大好き。ロイド保険の引受人も担っていたが、ユーロトンネルで起こった事故により莫大な負債を抱える。これを返済するために旧い友人であったハリマオの財宝を手に入れようとする。隠された財宝の在りかとアクセスできる方法を唯一知っている人物。

• ラッセル / ヘルマン・フォン・ディート（鈴置洋孝／田中真弓）
  表向きはロイド保険の顧問弁護士「ラッセル」として、アーチャーがハリマオの財宝を使って負債を返済すると聞き、支払期限の延長工作を行う。
  
  実は、武装カルト集団の総統「ヘルマン・フォン・ディート」。最初からハリマオの財宝を狙っており、負債の原因となったユーロトンネルを爆破し、アーチャーハリマオの財宝を探すよう誘導した張本人。ネオナチ姿の女装家で、声も変声機で女性の声に変換しているが、極度の女性恐怖症で、女がいるだけで嫌悪感を示す。

• ゲーリング（天田益男）
  武装カルト集団の幹部。屈強な戦闘員で、ルパンやダイアナたちを襲撃する。

• ハリマオ（楠大典）
  マレー半島の英雄。第二次世界大戦中に盗賊団を率いて日本軍やイギリス軍を襲い時価800億ドルを隠し、その財宝のありかを示す熊、鷹、猿の三体のブロンズ像に託す。

エンディングテーマ

エンディングテーマは、坂上伊織の「夢ならいいのに」

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