呪術廻戦 #2「自分のために」虎杖悠仁の戦う理由

『呪術廻戦』は、芥見下々による日本の漫画。『週刊少年ジャンプ』にて2018年から連載中。人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊を呪術を使って祓う呪術師の闘いを描いた、ダークファンタジー・バトル漫画を2020年にアニメ化。

あらすじ

見知らぬ部屋で目を覚ます虎杖は、目の前にいた呪術高専の教師・五条 悟から自分の“秘匿死刑”が決定したと告げられる。五条は、虎杖に二つの選択肢を示す。今すぐ死刑になるか、『両面宿儺の指』20本を探し出し、すべて取り込んだのちに死ぬか――。

※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。

登場人物

• 虎杖悠仁（榎木淳弥）
  常人離れした身体能力を持つ高校生。素直で明るくフレンドリーな性格。祖父の遺言から仲間を助けるため自ら特級呪物「宿儺の指」を食べることで呪霊を退治することに成功するが「呪いの王」両面宿儺を自分の体を媒介に復活させてしまう。しかし意識を保った状態で宿儺を抑え込むことができているため五条の計らいで呪術高専に転入することになる。好きなタイプはジェニファー・ローレンス。

日本に2校しかない呪術教育機関の1校。表向きには私立の宗教系学校。

• 伏黒 恵（内田雄馬）
  都立呪術の高専1年生。特級呪物「宿儺の指」を回収するためにやって来た高校で虎杖で出会う。冷静沈着。五条に虎杖の処遇を尋ねられた際には、虎杖を救うように頼む。

• 五条悟（中村悠一）
  呪術高専の教師。伏黒に特級呪物「宿儺の指」の回収を命じ、呪霊を祓った2人のもとに現れる。虎杖を両面宿儺の器として利用すべしと上層部と掛け合う。

• 夜蛾やが 正道（黒田崇矢）
  都立呪術高専の学長。虎杖に呪いと戦う理由を問う。呪骸を作り操る能力があり、虎杖と戦わせる。

• 佐々木（伊瀬茉莉也）、井口（鷲見昂大）
  杉澤第三高校、心霊現象研究会（通称・オカ研）に所属する2年生。2人とも心霊現象は好きだが怖がりのため虎杖がいないと心霊スポットにはいけない。深夜の学校で「宿儺の指」の封印を解いてしまい、呪いに襲われる。

• 虎杖 倭助（千葉繁）
  悠仁の祖父。両親のいない悠仁の育ての親。短気で頑固者。病院に入院中、悠仁と会話中に死去。彼が最期に言い残した「オマエは強いから人を助けろ」「大勢に囲まれて死ね」という遺言は、虎杖が「正しい死」について考え、呪いとの戦いに身を投じる覚悟を決めるきっかけとなる。

• 両面宿儺の指
  1000年以上前に実在した人間で腕が4本、顔が2つの仮想の鬼神とされるが、当時の術師達は封印することしかできず、計20本の指の屍蝋が特級呪物として残された。

• 両面宿儺（諏訪部順一）
  「呪いの王」と称される特級呪物であり、虎杖が「両面宿儺の指」の一本を食べたことで虎杖の身体を通して現世に受肉する。

虎杖に課せられた死刑宣告

両面宿儺を取り込んでしまった虎杖は呪術規定にのっとれば死刑対象となってしまう。そこで五条が上層部と掛け合い以下2択を選択させる。

1. 今すぐ死刑になる。虎杖が死ねば取り込んだ呪いも同時に死ぬ。
2. 『両面宿儺の指』20本全てを探し出し、すべて取り込んだのちに死刑になる。

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Ⓒ芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会