カウボーイビバップ #5「堕天使たちのバラッド」スパイクとビシャスの因縁

あらすじ

レッド・ドラゴンの幹部のマオ・イェンライ。スパイクが賞金稼ぎになる前に恩を受けた暗黒街の大物である彼に賞金がかけられた。ジェットの制止にも耳を貸さず、一人火星へ向かうスパイク。だがそれは、スパイクをはめようと仕掛けられた罠だったのだ。仕掛けたのは、因縁の男ビシャス。二人の対決の行方は…。

※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。

登場人物

• スパイク・スピーゲル（山寺宏一）
  火星生まれの27歳。ビバップ号に乗る賞金稼ぎ。ブルース・リーが提唱するジークンドーの使い手。火中の栗をあえて拾うような性格で、嬉々として必要以上の危機に身をさらすことも。スパイクがレッド・ドラゴンの殺し屋だった頃の恩人、マオに高額の賞金がかけられたことで、ジェットの反対を押し切り単独で火星に向かう。アニーからレッドドラゴンの状況を聞いたスパイクは罠と知りながら、渡世の仁義とビシャスの元に単身向い、過去の因縁の決着をつけようとする。

• ジェット・ブラック（石塚運昇）
  36歳。スパイクの相棒でビバップ号の船長。元I.S.S.P（太陽系刑事警察機構）の刑事だったが、ある事件を機に退職、賞金稼ぎに転身。警官時代に負った怪我により体の一部をサイボーグ化している。家事全般からビバップ号のメンテナンスまでこなす何でも屋。レッド・ドラゴンには関わるべきではないとスパイクを止めるが、頑ななスパイクの態度に喧嘩になる。

• フェイ・ヴァレンタイン（林原めぐみ）
  地球生まれの23歳。ギャンブル好きの賞金稼ぎ。嘘つきなイカサマ賭博の名人だが、莫大な借金を抱えており、常に借金取りから逃げ回っている。600万の賞金首。スパイクとジェットの喧嘩を横目でみながらマオの高額な賞金に目がくらみ、単独マオに近づこうとする。しかし、ビシャスに囚われスパイクを呼び出す人質にされる。

• ビシャス（若本規夫）
  火星圏を本拠地とする巨大チャイニーズ・マフィア「レッドドラゴン」の幹部。かつてのスパイクの相棒。マオを殺害し、高額な賞金をかけスパイクを誘い出す。因縁の決着をつけようとする。

• マオ・イェンライ（伊藤和晃）
  レッドドラゴンの幹部で、スパイクとビシャスの恩人。組織内の穏健派であったが、武闘派であったビシャスの襲撃を受け殺害される。賞金は2800万ウーロン。

• アニー（一城みゆ希）
  町の雑貨屋の店主。マオ・イェンライの親友で、スパイクとジュリアの昔馴染み。本名はアナスタシア。夫はすでに亡くなっている。スパイクとの再会を喜ぶが、レッドドラゴンとは関わらない方がよいと忠告する。

• ジュリア
  スパイクがレッドドラゴン時代に倒れていたところを助けられた女性。

視聴者の声

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