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どうする家康 #14「金ヶ崎でどうする!」浅井長政の裏切りと木下藤吉郎(ムロツヨシ)の本性


国を失い、父を亡くし、母と離れ、孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし…三河(みかわ)武士の熱意に動かされ、弱小国の主(あるじ)として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する乱世に飛び込んだ。待っていたのは死ぬか生きるか大ピンチ!計算違いの連続!ガマンの限界!ハラハラドキドキ、スピード感あふれる波乱万丈の第62作大河ドラマ。

制作統括磯智明「十三人の刺客」「なつぞら」「平清盛」
制作統括村山峻平「あなたのブツが、ここに」「おちょやん」
原作・脚本古沢良太「レジェンド&バタフライ」「コンフィデンスマンJP」「寄生獣」
演出加藤拓「八重の桜」「坂の上の雲 (第3部)」「天花」
演出村橋直樹「青天を衝け」「おんな城主 直虎」「まれ」
演出川上剛「星影のワルツ」「ひよっこ」「まれ」
演出小野見知「ここは今から倫理です。」「トクサツガガガ」
演出田中諭「おかえりモネ」「いいね!光源氏くん」
音楽稲本響「二つの祖国」「氷の轍」「グラスホッパー」
語り寺島しのぶ「夏の祈り」

あらすじ

信長(岡田准一)と共に、朝倉義景との戦に臨んだ家康(松本潤)。その裏では、浅井長政(大貫勇輔)が謀反を決意していた。浅井・朝倉に挟み撃ちにされれば、織田・徳川連合軍はひとたまりもない。長政の妻・お市(北川景子)の心中を察した侍女・阿月(伊東蒼)は、謀反を知らせるため、信長が陣を敷く金ヶ崎へ向かうが…。


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※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。

登場人物

  • 徳川家康(松本潤)
    従五位下、三河守。三河を平定し、今川氏真との戦いが終結。武田信玄の脅威は依然あるものの、信長が庇護する足利義昭からの上洛の命に従い京都に赴く。足利義昭への挨拶も終わり三河に帰ろうとするが、信長から求められ金ヶ崎での朝敵・朝倉義景への討伐に参加する。
    朝倉軍と浅井軍の示し合わせたような不穏な動きから金ヶ崎からの撤退を申し出るが、信長はまったく聞く耳を持たない。どころか朝倉軍を滅ぼした後は徳川家を滅ぼすと言われ、つい「あほたわけ!」と叫んでしまう。信長との関係は決裂するが、決死の覚悟で浅井の裏切りを伝えた阿月の言葉を信じ、信長を退却させる。

徳川家

  • 瀬名/築山殿(有村架純)
    今川家の家臣・関口親永ちかながの箱入り娘。今川家の人質だった家康と結婚。信康と亀姫を授かる。桶狭間以降は今川家の元で幽閉されていたが、人質交換で岡崎に戻り築山の屋敷に住む。
  • 松平信康(寺嶋眞秀)
    家康と瀬名の長男。
  • 亀姫(吉田帆乃華)
    家康と瀬名の長女。
  • 五徳姫(松岡夏輝)
    織田信長の娘。松平信康の妻だが、まだ子供のため喧嘩が絶えない。何かあると信長の名前を出し家康をヒヤヒヤさせる。都からコンフェイト(金平糖)を持ち帰ると家康に約束させる。
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松平家の家臣

  • 石川数正松重 豊
    松平家古参の家臣で、家康が最も信頼する常識人。カミソリのような切れ味鋭い頭脳の持ち主で、遠慮なく正論を進言する。
  • 酒井忠次(大森南朋)
    個性派家臣団のまとめ役。家康の叔父おじ。時に宴会芸を始め、場を盛りあげる気遣いの人。茶屋四郎次郎を家康に紹介する。
  • 本多忠勝(山田裕貴)
    松平家のために代々身を捧げてきた本多家の若武者。
  • 榊原小平太(杉野遥亮)
    貧乏武家の次男坊。大樹寺で家康と出会い感化され松平家に仕える。年の近い本多忠勝を意識する。本多忠勝と共に護衛として家康に付き従う。

  • 鳥居元忠音尾琢真
    鳥居家代々の家訓に従い、人質時代か元康に付き添い、生涯を通じて主君を守り続ける忠義者。ふだんは不器用で明るい男だが、戦場ではスイッチが入ったように活躍する。
  • 平岩親吉(岡部 大)
    正直でまっすぐな楽しい男。幼少より次郎三郎に付き添い、苦楽をともにする。敵の懐に入るのが得意で、どんな任務も笑顔で引き受ける。苦しいときには特に重宝する男。
  • 渡辺半蔵守綱(木村昴)
    三河一の槍の使い手。豪快なお調子者。

織田家

  • 織田信長(岡田准一)
    尾張の大名。織田家の当主。冷徹非情にして苛烈な気性で、謀略に長け武勇に優れる。類い稀なる天才性と指導力、カリスマ性で乱世を切り開く風雲児。足利義昭を奉じて上洛し将軍に任官させる。上洛を拒否した朝倉義景を討つため、織田、徳川、幕府軍を率い金ヶ崎に陣を敷く。義弟・浅井長政を信じているため、浅井の裏切りと退却を進言した家康を叱責し、徳川家を滅ぼすと宣言する。

  • 木下藤吉郎(ムロツヨシ)
    織田家の家臣。通称は猿。京都奉行に就く。初対面の相手でも気さくに接し朗らかで人懐っこく振る舞うが、時に冷徹な表情と物言いをするなどつかみ切れない性格の持ち主。信長の命令で退却する織田軍のしんがりを命じられ死を覚悟するが、家康に対して自分に協力しないと、家康が信長を裏切り、浅井・朝倉と通じていると嘘の報告すると脅迫し、強制的に戦に巻き込む。
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  • 柴田勝家(吉原光夫)
    織田家家臣。通称は権六ごんろく。信長の側近を務める武闘派の武士。信長を激怒させた家康の後を追い、信長は家康といる時だけは心を開いていると話し、引き続き協力を求める。

幕府軍

  • 明智光秀(酒向芳)
    室町幕府幕臣・足利義昭の家臣でありながら信長にも仕える。家康からの申し出を一笑し、幕府軍は逆賊に対して後退することなど出来ないと、家康の申し出を却下する。

  • 足利義昭(古田新太)
    室町幕府十五代将軍。将軍であった兄・足利義輝が亡くなったことで、信長の力を借りて将軍になる。軽薄で俗物。

浅井家

  • 浅井長政(大貫勇輔)
    北近江の大名。備前守びぜんのかみ。真摯で誠実、義を重んじる性格で信長からの信頼も厚い人物。浅井家の家臣と徳川家の家臣が揉めた際も、穏便に済ませる度量の広さを持つ。お市の方とは夫婦で信長は義兄にあたる。全てを手に入れようとする織田信長のやり方を危険視、朝倉義景と裏で手を結び、織田軍と家康を挟み撃ちにしようとする。

  • お市の方(北川景子)
    織田信長の妹。快活で武芸の腕前がたつため一目を置かれており、本人も男に産まれれば乱世をもっと楽しめたと話すほどの男勝りな性格。家康とは幼馴染で好意をもっていたが、浅井長政に嫁ぐ。浅井の裏切りを知り、なんとか信長に伝えようとするが浅井の兵士に阻まれる。

  • 阿月(伊藤蒼)
    お市の方の侍女。越前金ヶ崎出身。親に売られた自分を救ってくれたお市の方を慕っている。浅井長政の裏切りを家康に伝えるため浅井軍の監視の目を逃れ、一人山中を走り抜ける。家康に浅井の裏切りを伝え亡くなる。

武田家

  • 武田信玄(阿部寛)
    甲斐・信濃の大名。武田家当主。今川家と同盟を結んでいたが、今川義元が死んだことで今川領を切り取りにかかる。氏家を滅ぼすよう家康に発破をかけるが、氏家を処刑せずに勝手に逃した行為が武田に対する裏切りではないかと怒る。
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  • 山県昌景(橋本さとし
    武田家筆頭重臣。武田軍最強部隊・赤備えの指揮官で百戦錬磨の猛将。
  • 穴山信君(田辺誠一
    武田家家臣。智謀の士であり、武田信玄の参謀。

  • 望月千代古川琴音
    歩き巫女。武田信玄に諸国の動向を報告する。

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