SPEC（スペック）第9話「壬の回 冥王降臨」未詳 VS 時間停止能力者

大ヒットドラマ「ケイゾク」のスタッフが11年の時を経て集結。戸田恵梨香と加瀬亮をW主演に迎え、よりスタイリッシュでこれまでにない刑事ドラマが降臨！特殊な事件を扱う未詳事件特別対策係の当麻紗綾（戸田恵梨香）と瀬文焚流（加瀬亮）。問題児だが実力はハンパないこの２人が、特殊能力SPECを持つ犯罪者に立ち向かう。

あらすじ

当麻（戸田恵梨香）と瀬文（加瀬亮）は、特殊能力者対策特務班、警視庁公安部公安零課の存在を突き止める。その囮であった未詳がそれに気付いたことで、上層部は未詳の取り潰しを決定する。ところが、当麻と野々村（竜雷太）は、電気も水道も止められた未詳で、じっと瀬文の帰りを待っていた。その頃、瀬文は美鈴（福田沙紀）のアパートを訪れていた。スペックホルダーに翻弄され命を落とした志村（伊藤毅）の位牌に線香をあげに来たのだ。「兄の為にも自分の人生を歩く」と言う美鈴は、瀬文に「兄の敵は考えずに、生きてください」と頼む。しかし、瀬文は志村の敵討ちを心に誓っていた。そんな瀬文の前に津田（椎名桔平）と名乗る男が現れ、瀬文にある取引を持ちかける。津田の話を聞いた瀬文は、志村を殺した犯人、そして当麻の腕を奪ったニノマエ（神木隆之介）と決着をつける覚悟を決める。一方、仲間に裏切られたニノマエは、逆らう人間に虐殺と威嚇を繰り返していた。そして、ついに野々村に「ニノマエを逮捕せよ」との命が下り、当麻も決意する。人間の可能性を信じる者と閉ざそうとする者の戦いが、ついに始まる。

※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。

登場人物

• 当麻紗綾（戸田恵梨香）
  京都大学理学部卒でIQ201と頭が異常によく、京大在学中にFBIにもぐりこみX-FILEの研究をしてきた変わり者。瀬文に牛丼を差し入れ、ミショウとして法の元に事件を解決しようと説得する。野々村係長がニノマエに刺されたナイフを志村 美鈴にサイコメトリングさせ、ニノミヤの居場所を知り対決する。

• 瀬文焚流（加瀬亮）
  警視庁の花形である警視庁特殊部隊（SIT）に大抜擢され27才の若さで小隊長まで上り詰めた凄腕。部下の志村優作を殺害されたことで、公安零課に参加しニノマエと対決する。

• 野々村光太郎（竜雷太）
  未詳の嘱託係長だったが部が解体され解雇される。元捜査一課弐係（通称：ケイゾク）係長。ニノマエを止めようと一人対決するが大怪我を負わされる。

• 一十一にのまえ じゅういち（神木隆之介）
  当麻と因縁があり、ミショウに逮捕されたSPECホルダーを殺害していた謎の少年。約束を破り志村優作を殺害した組織に反旗を翻す。自らを王と称し組織の要人を殺害していく。止まった時間の中で唯一動くことが出来る無敵のSPECホルダー。

• 津田助広（椎名桔平）
  ニノマエに殺された津田とは別の津田助広。公安零課に瀬文を勧誘。ミショウの仲間には手を出さないことを条件にニノマエ捕獲計画に参加させる。

• 東野幸治郎（東野幸治）
  公安零課の捜査官。ニノマエ襲撃チームに参加。口臭で相手を封じるSPECホルダー。

• 馬場香（岡田浩暉）
  捜査一課管理官。事なかれ主義で面倒なことはミショウに押し付けていたが、瀬文の指名手配が解除されたことで奮起。本格的に捜査を開始する。元は弐係で野々村の部下だったことがある。
• 鹿浜歩（松澤一之）
  捜査一課係長。叩き上げの刑事。すぐに現場にかけつられるよう常にスニーカー。上層部の判断に懐疑的になっていたが、一連の事件を解決するためミショウに協力をする。
• 猪俣宗次（載寧龍二）
  捜査一課の若手刑事。広島弁。

• 秋元才三（井上肇）
  公安部公安第五課、課長代理。瀬文が退職したことと、ミショウの復活を野々村と当麻に説明する。

• 一 二三にのまえふみ（篠原恵美）
  ニノマエの母親。元看護師で未婚の母ということになっているが、記憶を改ざんされた母親代わり。ニノマエの記憶を消され、他人になる。

• 志村美鈴（福田沙紀）
  芸大を目指す予備校生。SIT隊員・志村優作の妹。志村優作が亡くなる前に見せた笑顔に吹っ切れる。思い詰める瀬文に兄の敵を討つ必要はない、自分の人生を生きるようにと説く。

• 当麻葉子（大森暁美）
  当麻の祖母。書道家。紗綾と2人暮らしをしている。

• 地居聖（城田優）
  東京大学大学院生。当麻の元彼氏でプロポーズをしていたが破局し、復縁を望んでいる。

• 正汽雅（有村架純）
  毎回未詳に客を案内する婦警。野々村と不倫しており、野々村に離婚するように迫る。

主題歌

主題歌はTHE RiCECOOKERSの「NAMInoYUKUSAKI」

視聴者の声

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