カウボーイビバップ #4「ゲイトウェイ・シャッフル」行き過ぎた環境保護団体を捕まえろ

あらすじ

賞金首のモーガンを追ってガニメデまでやってきたカウボーイ。しかし、モーガンはトゥインクル率いる環境テロ・スペースウォーリアーズに殺されてしまう。二人は目標を変更してトゥインクルを捕えるが、トゥインクルの息子でもある部下たちがウィルス爆弾でガニメデ政府を脅迫し、賞金を取り消させてしまった…。

※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。

登場人物

• スパイク・スピーゲル（山寺宏一）
  火星生まれの27歳。ビバップ号に乗る賞金稼ぎ。ブルース・リーが提唱するジークンドーの使い手。火中の栗をあえて拾うような性格で、嬉々として必要以上の危機に身をさらすことも。モーガンを捕まえるはずだったが、賞金2500万のトゥインクルを捕まえご馳走にありつけるはずが、賞金が取り下げられた

• ジェット・ブラック（石塚運昇）
  36歳。スパイクの相棒でビバップ号の船長。元I.S.S.P（太陽系刑事警察機構）の刑事だったが、ある事件を機に退職、賞金稼ぎに転身。警官時代に負った怪我により体の一部をサイボーグ化している。家事全般からビバップ号のメンテナンスまでこなす何でも屋。I.S.S.P時代の仕事仲間だったボブからガニメデ政府が賞金を取り消した理由を探る。

• フェイ・ヴァレンタイン（林原めぐみ）
  地球生まれの23歳。ギャンブル好きの賞金稼ぎ。嘘つきなイカサマ賭博の名人だが、莫大な借金を抱えており、常に借金取りから逃げ回っている。600万の賞金首。燃料を使い果たし、ガニメデ近くの宇宙を漂流しているところ、ホーミングビーコンを備えた難破船に遭遇し、『モンキービジネス』のアンプルを手に入れる。ビバップ号から持ち逃げした金は全部カジノでスッた。

• モーガン（中田和宏）
  ガニメデのレストランで女性をはべらせて食事していた賞金首。スパイクとジェットに狙われていたが、海ネズミの料理を頼んだことで居合わせたトゥインクル・マリア・マードック率いるスペース・ウォーリアーズに銃撃されて殺されてしまう。

• トゥインクル・マリア・マードック（有田麻里）
  環境保護団体「スペース・ウォーリアーズ」の代表。テロリストと変わらない過激な活動方針を取っており、武力行使も辞さない危険人物。人間を猿にまで退化させるウイルス『モンキービジネス』を開発、培養して大量に所持しガニメデ政府に対して自分の賞金を取り消させた上に脅迫を開始する。

• 「スペース・ウォーリアーズ」ハリソン、同志Ａ、同志B（茶風林、千葉一伸、巻島直樹）
  宇宙環境の保全と希少生物の保護を行う環境団体。トゥインクル・マリア・マードックをママと呼び忠誠を誓う組織のメンバー。ハリソンは罰のため猿に変えられる。

• ガニメデ政府の長官（田原アルノ）、担当官（相沢正輝）
  スペース・ウォーリアーズからガニメデの「海鼠」の保護活動を行わなければガニメデ市民800万人に『モンキービジネス』を散布すると脅迫を受ける。

• ボブ（仲野裕）
  ガニメデ警察の警官で、ジェットの元同僚。ジェットの情報源。

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