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古畑任三郎の第1作。中森明菜をキャスティング出来た時点で大勝利は確定していたわけです。
柔らかい物腰のうちに秘めた卓越した推理力。警視庁捜査一課の殺人事件担当・古畑任三郎(田村正和)が、完全犯罪をたくらむ犯人たちと対決していく人気ドラマ。1994年に放送された第1シーズンの第1話「死者からの伝言」。
演出 | 河野圭太 | 「危険なビーナス」「ドクターホワイト」「椿山課長の七日間」「子ぎつねヘレン」 |
脚本 | 三谷幸喜 | 「鎌倉殿の13人」「真田丸」「記憶にございません!」「ステキな金縛り」 |
恋のもつれから編集長を別荘の地下金庫室に閉じ込めて殺しながらも、事故死を装う人気コミック作家・小石川ちなみ(中森明菜)の作意を見破っていく。 山道沿いにある豪壮な洋館がちなみの別荘。ちなみはその地下金庫室に編集長の畑野(池田成志)を閉じ込め置き去りにした。3日後、ちなみが戻ったとき、畑野は死んでいた。ちなみは素知らぬ顔で警察に110番し「1ヵ月ぶりに来て見たら死んでいた」と説明。 古畑は豪雨の中、別荘の近くで部下の今泉(西村雅彦)と共に車のガス欠で立ち往生していた。電話を借りに、たまたま別荘に立ち寄ったところ、ちなみから事情を打ち明けられる。ちなみの傍を離れないゴールデン・リトリバーの万五郎・・・ 死体のそばに、くちゃくちゃに丸めて残された原稿用紙は何を意味するのか?古畑(田村正和)の推理が冴える。
©共同テレビジョン