古畑任三郎スペシャル「すべて閣下の仕業」VS 日本特命全権大使・松本白鸚

4.0
「警部補・古畑任三郎スペシャル」カバーバナー TVドラマ

お正月休みに、久しぶりに古畑任三郎シリーズを視聴しました。松本幸四郎(現:松本白鸚)が犯人役のスペシャル回「すべて閣下の仕業」です。


第3シーズンから5年もの歳月を経て制作された、ファン待望の特別篇。今泉や西園寺ら、シリーズを彩る人気キャラクターを敢えて登場させず、久々に現場復帰した古畑と、地位も名誉も兼ね備えた犯人との、プライドを懸けた真剣勝負の醍醐味を、存分に堪能できる逸品。2004年放送/122分

「警部補・古畑任三郎スペシャル」カバーバナー
監督河野圭太「危険なビーナス」「ドクターホワイト」「椿山課長の七日間」「子ぎつねヘレン」
脚本三谷幸喜「鎌倉殿の13人」「真田丸」「記憶にございません!」「ステキな金縛り」

あらすじ

南米某国の日本特命全権大使・黛竹千代(松本幸四郎)は、地元企業との金の繋がりをマスコミに公表しようとした参事官・川北健(及川光博)を言い争いの末に撲殺してしまう。黛は川北の死体を隠し、過激派による誘拐殺人事件に偽装した。しかし、偶然大使館を訪れていた古畑に追求を受けた黛は、使用人・ガルベス(田中要次)に罪をなすりつけようと画策する。


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登場人物

  • 古畑任三郎(田村正和)
    警視庁刑事部捜査一課の刑事で、階級は警部補。警視庁きっての推理力の持ち主で、わずかな手がかりや発言の矛盾を即座に見抜く鋭い観察眼と、犯人の裏をかく巧みな話術により、幾多の事件を早期解決に導いている。立ち振る舞いは紳士的だが、その一方で幼稚な程細かいことにこだわり、悪戯好きで負けず嫌いな性格でもある。猿にパスポートを奪われ、大使館に再発行のため訪れる。
古畑任三郎(田村正和)

  • 今泉慎太郎(西村まさ彦/制作時は西村雅彦※劇中では名前だけ登場
    古畑の部下。階級は巡査。パスポートを紛失した古畑を置いて先に帰国する。

  • 黛竹千代松本白鸚/制作時は松本幸四郎)
    南米某国の日本特命全権大使。各国の日本大使を歴任し、その実力と人望は厚い。現在この国の特命全権大使に赴任し、権力者である。見栄や権威にこだわる人物。
警部補・古畑任三郎スペシャル「すべて閣下の仕業」黛竹千代(松本幸四郎)

  • 川北健及川光博
    南米某国の日本大使館の参事官。非常に真面目な性格で、大使の行政に反対し、マスコミに対して現実の大使の行動を暴露しようとして大使と争い、殺されてしまう。
警部補・古畑任三郎スペシャル「すべて閣下の仕業」川北健(及川光博)

  • 若松医師津川雅彦
    黛大使の親友。医務官として某国に派遣され、大使館勤めをしている。
警部補・古畑任三郎スペシャル「すべて閣下の仕業」若松医師(津川雅彦)

  • 川北早苗(木村多江
    川北の妻。突然行方不明になった夫を案じる。
警部補・古畑任三郎スペシャル「すべて閣下の仕業」川北早苗(木村多江)

  • 長谷部宏樹浅野和之
    日本大使館職員の一等書記官。現実的な事務関係を一手に引き受けており、徹夜になることもしばしば。

  • 黛夫人三田和代
    黛竹千代の妻。親も日本大使であり、外交一家の娘である。竹千代が小間使いだった頃から知っており、彼女に頭が上がらない。

  • 花田八嶋智人
    某国日本大使館の臨時派遣員。いろいろな職業を転々としている。古畑とは、前の事件で会い、すでに顔見知りの仲である。
警部補・古畑任三郎スペシャル「すべて閣下の仕業」花田(八嶋智人)

  • ガルベス君田中要次
    日本大使館でバイトしている青年。
警部補・古畑任三郎スペシャル「すべて閣下の仕業」ガルベス君(田中要次)

  • 料理長
    有名店から引き抜いてきたが、閣下の一声でクビになる。
警部補・古畑任三郎スペシャル「すべて閣下の仕業」料理長

視聴者の声

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古畑任三郎「シーズン1」の記事はコチラ

古畑任三郎「シーズン3」の記事はコチラ


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