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古畑任三郎 VS 代議士秘書・小堺一機「矛盾だらけの死体」政治家の言葉は裏を読め?


古畑任三郎の1stシーズンの第10話。殺したはずが生きていた?犯人役の小堺一機を煽りに煽る古畑に、少し小堺さんが不憫になるくらいです。


柔らかい物腰のうちに秘めた卓越した推理力。警視庁捜査一課の殺人事件担当・古畑任三郎(田村正和)が、完全犯罪をたくらむ犯人たちと対決していく人気ドラマ。1994年に放送された第1シーズンの第10話「矛盾だらけの死体」。

演出河野圭太「危険なビーナス」「ドクターホワイト」「椿山課長の七日間」
脚本三谷幸喜「鎌倉殿の13人」「真田丸」「記憶にございません!」「ステキな金縛り」
音楽本間勇輔

あらすじ

宇野代議士(森山周一郎)の秘書・佐小水茂雄(小堺一機)は、宇野の愛人・マリ(泉本のり子)を殺した。
マリのマンションで別れ話がこじれ、部屋を飛び出そうとしたマリを止めようと佐小水が押し倒したはずみに、マリが気を失ってしまった。佐小水はマリをベッドに運び、睡眠薬の錠剤を一粒ずつ根気よく飲ませていく。宇野はそれを平然と見つめていた。その後、佐小水は後処理をめぐってカッとなり、置物で宇野をなぐりつけて昏倒させる。そして、佐小水は部屋を抜け出した。
マンションで古畑任三郎(田村正和)が現場検証をしていると、そこへ佐小水が戻って来た。佐小水は、マリから自殺すると電話があり、あわてて駆けつけたように装う。だが古畑は、現場の状況と佐小水の証言に矛盾を感じていた。
宇野が警察病院に収容され、一命をとり止めたと知ってあわてる佐小水。だが、宇野は当時の記憶を失っていた。同じ病院に入院していた部下の今泉(西村雅彦)を使って、佐小水に揺さぶりをかける古畑。


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登場人物

  • 古畑任三郎(田村正和)
    警視庁刑事部捜査一課の刑事で、階級は警部補。警視庁きっての推理力の持ち主で、わずかな手がかりや発言の矛盾を即座に見抜く鋭い観察眼と、犯人の裏をかく巧みな話術により、幾多の事件を早期解決に導いている。立ち振る舞いは紳士的だが、その一方で幼稚な程細かいことにこだわり、悪戯好きで負けず嫌いな性格でもある。

    現場に現れた佐古水の発言を怪しみ、病院に担ぎ込まれた鵜野の容態を佐古水に話し焦られる。

  • 佐古水茂雄(小堺一機)
    鵜野忠国の第一秘書。秘書として非常に優秀で、いつか自分も政治家になりたいと鵜野を支えてきた。鵜野の愛人問題をきっかけに鵜野との関係は決裂。沢田マリが鵜野を殴り殺し、自殺したと見せかけ、自分が第一発見者となることを計画する。

  • 鵜野忠国(森山周一郎)
    参議院議員。自分の愛人問題を佐古水に解決するよう命じるだけはなく、佐古水と沢田のトラブルだったと筋書を書き、沢田の殺害を全て佐古水の責任となすりつける。更に次の選挙では佐古水を出馬させると約束していたが、継続して秘書として息子を支えるようにと、約束を破ったことで佐古水から殴られる。死んだと思われていたが病院で息を吹き返す。

  • 沢田マリ(泉本のり子)
    鵜野の愛人。コンパニオンをしていた若い女。鵜野から一時、海外に雲隠れするよう金を渡されるが拒否する。佐古水に気絶させられ睡眠薬を大量に飲まされ亡くなる。

  • 今泉慎太郎西村まさ彦/制作時は西村雅彦
    古畑の部下。階級は巡査。痔で入院中。古畑が鵜野と混同して話すため混乱する。事件解決のカギとなる。

視聴者の声

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古畑任三郎「シーズン1」の記事はコチラ

古畑任三郎「シーズン3」の記事はコチラ


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