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古畑任三郎の1stシーズンの第9話。霊能力者という地位を守るため殺人を犯し、生放送で死体を霊視で発見したことにする犯人は滑稽で、哀しくもありました。
柔らかい物腰のうちに秘めた卓越した推理力。警視庁捜査一課の殺人事件担当・古畑任三郎(田村正和)が、完全犯罪をたくらむ犯人たちと対決していく人気ドラマ。1994年に放送された第1シーズンの第9話「殺人公開放送」。
演出 | 河野圭太 | 「危険なビーナス」「ドクターホワイト」「椿山課長の七日間」 |
演出 | 星護 | |
脚本 | 三谷幸喜 | 「鎌倉殿の13人」「真田丸」「記憶にございません!」「ステキな金縛り」 |
霊能力者の黒田清(石黒賢)が河原の石の下に赤いスカーフを置いたところを、チンピラ風の中島が見ていた。霊能番組にも出演してテレビ界の人気者でもある黒田。そのトレードマークのようなサングラスとライダージャケット姿で黒田と気付いた中島は「何をしていた」としつこく絡む。挙句の果てに取っ組み合いとなり、はずみで土手から落ちた中島は、河原の石で頭を打って死んだ。あわてて死体を草むらに隠し、バイクで立ち去る黒田。 テレビ局で霊能番組の公開録画が始まった。スタジオには、古畑任三郎(田村正和)と部下の今泉(西村雅彦)も観客として来ていた。 霊視で河原の赤いスカーフが映るという黒田。現場にとぶ取材班。だが、そのカラクリをゲストの科学者・神宮(山口崇)に見破られた黒田は、ついに死体が見えると言い出した。そして、取材班に発見される中島の死体。感心するスタッフ、観客。しかし古畑は…
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