クゥトゥルフのモンスターがいっぱい出てくる愉快な映画ですが、グロいシーンがあるので要注意。
作品紹介
20世紀を代表するホラー作家H・P・ラヴクラフトによる原作「インスマウスの影」を『ZOMBIO/死霊のしたたり』のスチュアート・ゴードンがSFXを駆使し描いたモンスター・ホラー。
原作 | H・P・ラヴクラフト | 「闇に囁くもの」「クトゥルーの呼び声」「インスマスを覆う影」 |
監督 | スチュアート・ゴードン | 「フロム・ビヨンド」「ZOMBIO(ゾンバイオ)」 |
脚本 | デニス・パオリ | 「ボディ・スナッチャーズ」「ペンデュラム」「デンティスト」 |
撮影 | カルロス・スアレス | 「ドッグ・イン・パラダイス」「幻の城/バイロンとシェリー」 |
音楽 | カルレス・カセス | 「柔らかな肌」「熱い記憶」「ダークネス」 |
あらすじ
若手起業家のポールは恋人のバーバラ、そして友人夫妻とスペインへボートで優雅な休暇旅行に来ていた。ところが嵐に巻き込まれ船が座礁、救助を求めて沿岸の港町インボッカに辿り着くが、そこは海の邪神ダゴンを崇める住人と、得体の知れない生き物たちが蠢く恐怖の町だった・・・。
※以降は一部ネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。
登場人物
- ポール・マーシュ(エズラ・ゴッデン)
株のトレーダー業で財を成した起業家。バーバラに連れて来られた船旅で事故に遭い、助けを呼ぶためバーバラと海岸沿いの村インボッカに行く。バーバラとハワード夫妻が失踪し、仕方なく廃墟のようなホテルに泊まるが、住人たちに襲撃される。インボッカを逃げ惑う中で驚愕の真実を知る。
- バーバラ(ラクエル・メロノ)
ポールの恋人。スペイン人。友人であるハワード夫妻との船旅にポールを連れ出す。事故の後、警察に連絡するため村に残るが、ホテルマンと神父に捕まりダゴンの生贄にされる。喫煙者。
- ヴィッキー(ビルギット・ボーファラル)
船が座礁した際に、家具に足が挟まり足を負傷。船から出られなくなってしまう。夫婦で助けを待っていたが住人たちに捕まり、ダゴンの生贄にされる。脱出しようとするが囲まれ自害する。
- ハワード(ブレンダン・プライス)
ヴィッキーの夫。ヴィッキーと座礁した船に残るが、住人たちに捕まり肌を奪われ殺される。
- エゼキェル(フランシスコ“パコ”・ラバル)
村の唯一の人間。アル中のホームレス。少年時代、ダゴンを崇拝するカンバロと住人たちに両親を殺され廃人のような状態になっていた。ポールたちを助けようと奮闘する。
- カンバロ(マカレナ・ゴメス)
大西洋で財を成した船乗り。崇拝するダゴンの神を村に持ち込み、キリスト教を排斥し、反対する住人を殺害。ダゴンを崇拝する住人たちを人ならざるモノに変貌させる。
- ウシア・カンバロ(マカレナ・ゴメス)
カンバロの娘。ポールの夢に現れた人魚のような美女。住人たちに追われるポールを助けるが、バーバラを拷問し生贄に捧げようとする。下半身がイカ。
- 神父(フェラン・ラオス)
助けを求めるポールとバーバラを助けるふりをして、2人を離しポールを殺し、バーバラを生贄に捧げようとする。
ポールの真相
バーバラを亡くしたポールは全てを焼き尽くそうとするが、実はカンバロの息子であり、ウシアの兄弟であることが分かる。自暴自棄になったポールは自分に火をつけ焼身自殺しようとするが、ウシアに水中に落とされる。すると焼けた肌の下から新しい肌が現れ、水中でも呼吸できるようになった。ウシアと水中を泳ぎながら自分の運命を受け入れるのであった。
視聴者の声
「ダゴン」初鑑賞終わり。もっ最高に好みオブ好みの映画だった。完全にラヴクラフト世界でびっくり!いやもう興奮しまくっております。とにかくあの雨が降り続く無人の村やほとんど廃墟のホテル、怪しい館が好きすぎる。そしてそして神より離れた異形の者たちとダゴンによる結末。うー傑作! pic.twitter.com/uWh5Vh8B3P
— 端座サト@商売繁盛 (@sasacat) December 12, 2020
アマプラで映画を観る「ダゴン」2001年のスペインのホラー映画。全く知らない映画だった。妙に変。80年代の映画のような古さと、とぼけたセリフ、そしてゴア表現は完璧。変だなと思って監督の名前を見たらスチュアート・ゴードンだった。それで納得。クトゥルー好きな人は評価してる映画らしい pic.twitter.com/54bXAPZK6Q
— Koji Nakamura ナカコー (@iLLTTER) December 27, 2022
ちょっと笑ってしまった部分がある。祈りの言葉が登場するのだが、それが全て平仮名になっているのが、変というより何か可愛らしく見えた。 pic.twitter.com/IgFUT5rXNQ
— Souichro Morishima (@godzilla6061) September 23, 2022
今日の映画は
— うえつき。 (@daiki666dead) February 1, 2022
『ダゴン』
ラヴクラフトのアレ
生きたままの必殺顔面皮膚剥がしはなかなかの見応え。やる方も顔が引きつっちゃってたけど頑張ってました。カンバラちゃん役の女優さんがむっちゃ綺麗でうっとり。
終始雨が降ってる映画なので、いろんな意味でくらくらしてしまいました(天気痛持ち) pic.twitter.com/QrCNXE67fR
ちょっとネタバレするけど
— ⭐️まゆちんまる⭐️ (@mayutomochin) March 20, 2023
キリスト教圏の人は「すごく怖い!」と思うだろうな
異端信仰をすること
近親○○
とかキリスト教のタブーを描写してる。
インスマス(半魚人)の描写でやっぱり最も怖いと思われてる
魚介類は悪魔扱いされるクラーケン(イカ)なんだなーというのも再確認した
視聴はコチラ
関連サイト
©2001 Castelao Productions, S.A. All Rights Reserved.
コメント