Amazonプライムビデオで「ブラック・ジャック 劇場版」を見ました。新種ウイルスを扱った内容だたこともあって興味があって見たんだけど、やっぱり激渋でした。
1996年11月30日に公開された「ブラック・ジャック」の劇場版アニメ。原作は「鉄腕アトム」「火の鳥」の手塚治虫。監督は「劇場版 AIR」「劇場版 CLANNAD クラナド」の出崎統。
あらすじ
1996年のオリンピックで驚異的な新記録が次々に打ち立てられ、世界は「超人類の出現!」と囃し立てる。さらに「超人類」たちの活躍は芸術や科学の分野にもおよび、世界は「超人類」たちのおかげで飛躍的な進歩を遂げようとしてた。しかし同じ時、ブラック・ジャックは90才の老人のように使い古された内臓を持つ少女の死に立ち会い、愕然となる。超人類たちとこの少女との間に隠されていた陰謀の魔の手が、真相を突き止めようとするブラック・ジャックに伸びる…。(C)手塚プロダクション/松竹(関連サイトから引用)
原作漫画
漫画の神様・手塚治虫。全身傷だらけの天才的外科医ブラック・ジャック!その驚異的なメスさばきは、つぎつぎと不可能を可能にしていく!現代社会にするどくメスを入れる医学ロマン!昭和52年第一回講談社漫画賞受賞作品!
登場人物
- ブラック・ジャック(大塚明夫)
無免許の天才外科医。法外な費用を請求することで有名で、医学会では軽蔑される存在だが、技術の高さは認められている。過去に手術を成功させた少女が再発したと聞き、ピノコがキャロルに誘拐されたことで脅され、セントジョエル研究センターで行われている超人類を救う研究に参加することになる。
- ピノコ(水谷優子)
ブラック・ジャックと同居しているお調子者の幼女。一人称は「アタチ」。ブラック・ジャックの身の回りの世話や、手術のサポートまでこなす、ブラック・ジャックにとって唯一心を許せる存在。
セント・ジョエル研究センター関係者
- ジョー・キャロル・ブレーン(涼風真世)
セント・ジョエル研究センターの主任ドクター。「ブレーン製薬」会長の養子。超人類と呼ばれる規格外の人たちが死ぬ超人類を後天的に進化させることが出来る新薬「エンドルフ・アー」を開発した張本人。ブレーン製薬によって人工的に天才を造るため、優秀なDNAから人工授精で生まれた女性。
『ブラック・ジャック 劇場版』を再生。副主人公キャロル役が宝塚のトップスターだった涼風真世なので、現在に続くタレント声優の起用と言えるのだが、彼女はTVアニメ『るろうに剣心』の出演の方が少し早かったはずなのでアニメ初挑戦じゃないよね。 pic.twitter.com/gK3GJpMKBN
— のざわよしのり (@mad_yn) July 25, 2015
- エリック・カデリィ(星野充昭)
セントジョエル研究センターに集められた脳外科医。ブラック・ジャックとチームを組む。実はMSJのメンバーで、キャロルが非道な人体実験を行っていることを知り、ブラックジャックにその様子を録画したビデオを渡す。父がセビ砂漠の遊牧民で、ブラックジャックをエンドルフ・アーの工場へ案内する。
- ベティ・マッコール(中尾暢樹)
セントジョエル研究センターに集められた麻酔医。ラック・ジャックのチームに参加する。エリックと同じくブMSJのメンバー。
ブレーン製薬の関係者
- ブレーン製薬会長(青森伸)
業界1位の「ブレーン製薬」会長。コントロール出来なくなったキャロルを暗殺しようとする。
- フェンディ(定岡小百合)
キャロルの命令で誘拐したピノコの面倒をみていた。ブレーン製薬会社の命令でキャロルを暗殺しようとするが返り討ちにあう。
モイラシンドロームの患者
- リサ・シーゲル(近藤玲子)
心臓房室弁の手術をブラックジャックに受け全快するが、2年後に再発したため両親に呼ばれたブラックジャックの最術を受けるが「先生は超人類だもの、きっと私を治してくれる」と言い残し亡くなってしまう。
- ニコラス・ドリス(若本規夫)
オリンピック棒高跳びのアメリカ代表選手。7mという世界記録を樹立し金メダルを獲得したスター。モイラシンドロームを発病しセントジョエル研究センターに収容される。ブラックジャックの手術によりモイラシンドロームの原因となる**を除去することで症状は改善されるが、手術前の超人類的な能力を失ったことで絶望。天井にジャンプし頭を打ちつけて亡くなる。
- エレン・シュライア(折笠愛)
短距離走の東ヨーロッパのある国の女子代表選手。100mを9秒61という世界記録を出し、金メダリストとなる。発狂し病室の壁に激突し亡くなる。
- マイケル・ジーン
カーレースのドライバー。モイラシンドロームのを最初に発症した患者。
その他
- トムス・ジョンストン(秋元羊介)
MSJ突入部隊を率いていた北米地区リーダー。精神分析医として、バンクーバーで開業している。
- 画商(安西正弘、清川元夢)
リサ・シーゲルの絵をブラック・ジャック宅に買い付けに来た画商。リサが美術界の超人類として評価されていたことをブラック・ジャックに教える。
「ブラック・ジャック 劇場版」の主題歌
主題歌は、山根麻衣の「Invisible Love」。
視聴者の声
アニメ映画のブラックジャック観てる。超人類の話で、脳の仕組みの病気で裏でそれを利用している…と言うストーリー。バブルの時代のアニメで今でも通用するシナリオのアニメだよ。 pic.twitter.com/BLwDGCJAfw
— ぽぽすけ アラサー糞親父 (@poposuke3462) January 3, 2022
ブラック・ジャック劇場版(超人類のやつ)の若本さん最高すぎる
— 槍騎ランナイ (@Lankni) November 9, 2022
美味しんぼの岡星さんといい、誠実な男性の演技がすごく渋くて素敵
だからこそ本作は誠実な男性から狂気に飲まれた末期患者へのスイッチがすごい刺さる これは若本さんにしか出来ない
ブラックジャックの映画を昨日見たんだけど、
— あるた (@alta5102) August 13, 2022
正直ブラックジャック先生がかっこよすぎて超人類とかどうでもよかった あとはビニールカーテン越しに会話するシーンのカーテンがあんまりにもリアルすぎてドン引きしてた。
ブラックジャック先生あんなにかっこよかったらもう、それだけで救われるわ
「ブラックジャック・劇場版」観ました。監督の出崎統さん作品のこの絵柄、好きなんですよね。いい意味でバタ臭くて。最後少し強引にオチつけにいったかな。でも人為的ウイルスが恐怖を与え始めるというお話は示唆に富んでて面白かったです。 pic.twitter.com/7KK0FppfUV
— 平瀬たかのり (@cekimoriya) June 12, 2021
久しぶりに
— G大佐、/ (@G72977679) November 25, 2021
ブラックジャック 劇場版
を見ました。
所謂、出崎監督他スタッフもOVAで、作風も準拠。
最後は巨悪(ときには戦争とかマフィア)によって患者を救えない物語もOVAに同じ。
ただ一言、
今の安直なアニメにはない、明らかな社会的テーマが描かれている
こんなアニメがあってもいいと思う pic.twitter.com/vo4qmGtp98
キャロルは不幸な生い立ちを背負わされたこそ、リサ・シーゲルに自分が歩めなかった将来への道を託したかった気持ちは分かる気がする。でも手段はありえないわけで…。救ってあげたかった…。
— タマゴン (@tamakon8121) February 20, 2013
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関連サイト
©手塚プロダクション/松竹
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