「手塚治虫物語 ぼくは孫悟空」アニメーション作家としてのルーツを辿る

3.5
「手塚治虫物語 ぼくは孫悟空」イメージ アニメ

Amazonプライムビデオでで「手塚治虫物語 ぼくは孫悟空」を視聴しました。子供の頃にテレビ放送回を録画したビデオテープを良く見ていたので懐かしい!

前半パートが手塚治虫の半生、後半パートが手塚治虫が考える新しい西遊記になるんだよね!


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作品紹介

©NTV / 手塚プロダクション

手塚治虫が少年時代に中国制作アニメ「鉄扇公主」を劇場で見てアニメに魅せられるエピソードを中心に、自身もアニメ制作を行っていく姿を孫悟空にまつわるエピソードを中心に描いた自伝的アニメを前半とし、後半は西暦3010年の銀河系サファイヤ星を舞台にした新発想のSF版孫悟空。 作品の構想中に手塚治虫が急逝したため遺作のひとつとなる。

原作手塚治虫ブラック・ジャック」「火の鳥」「どろろ」「メトロポリス」「安達が原
監督・脚本りんたろう「銀河鉄道999」「幻魔大戦」「迷宮物語」「カムイの剣」「メトロポリス
監督・脚本波多正美「シリウスの伝説」「妖精フローレンス」「エルマーの冒険」
脚本山下久仁明「ぼくはうみがみたくなりました」「翔ちゃん空を飛ぶ」

あらすじ

時は昭和17年。関西の実家に、「ガチャボイ」とあだ名される、虫が大好きな少年がいた。その少年・手塚治は、親に連れていってもらった中国の漫画映画『西遊記・鉄扇公主の巻』の面白さに胸をときめかす。漫画に、そして漫画映画に憧れる彼の胸中には、自分だけのイメージを託したオリジナルの孫悟空が誕生した。治は空想の中で、彼が創り出した悟空との友情を深めて行く。


登場人物

  • 手塚治虫(石井邦和/草尾毅/小林恭治)
    昆虫と映画が大好きな少年・手塚治虫は母に連れられて見た『西遊記・鉄扇公主の巻』の影響で、孫悟空を描き、妄想の中でいつか孫悟空の漫画映画を作ることを約束する。
    戦争が始まり、治虫は勤労動員で工場で働くことになるが隠れて漫画を描き続ける。戦後は漫画家として執筆を重ね、漫画映画スタジオを建てるまでになる。ヒット作を連発し、
「手塚治虫物語 ぼくは孫悟空」手塚治虫(石井邦和/草尾毅/小林恭治)
©NTV / 手塚プロダクション

  • 手塚治虫の母親(清水マリ)
    治虫を映画館に連れていき「西遊記・鉄扇公主の巻」を見せてくれる。

  • ヒゲオヤジ(富田耕生)
    映画館の映写技師。治虫に「西遊記・鉄扇公主の巻」の切れっぱしフィルムとポスターをくれる。
「手塚治虫物語 ぼくは孫悟空」ヒゲオヤジ(富田耕生)
©NTV / 手塚プロダクション

  • 岡本京子(小山茉美)
    戦時中、唯一漫画を褒めてくれ、お互いの夢を語る仲になるが爆撃で行方不明となる。治虫は戦後も探し続けるが見つけることは出来なかった。
「手塚治虫物語 ぼくは孫悟空」岡本京子(小山茉美)
©NTV / 手塚プロダクション

  • 萬籟鳴(川久保潔)
    手塚に影響を与えた「西遊記・鉄扇公主の巻」の監督。万里の頂上で手塚はやっと出会う。

  • 孫悟空(田中真弓)
    西暦3010年。宇宙で暴れまわる猿の妖怪。街で暴れていたところに止めに入ったサンゾーと出会う。
「手塚治虫物語 ぼくは孫悟空」孫悟空(田中真弓)
©NTV / 手塚プロダクション

  • ルーラー(小山茉美)
    サンゾーと一緒に宇宙をまわる猿の少女。
「手塚治虫物語 ぼくは孫悟空」ルーラー(小山茉美)
©NTV / 手塚プロダクション

  • サンゾー(塩沢兼人)
    星から星を渡り歩く宇宙商人。狼藉を働く孫悟空たちと勝負し、仲間にする。暗黒星雲での牛魔王と命がけで戦い、悟空にルーラを頼むと言い残し亡くなってしまう。
「手塚治虫物語 ぼくは孫悟空」
©NTV / 手塚プロダクション

  • ハッカイ(西尾徳)
    孫悟空の手下で豚の妖怪。食べ物に目がない。

  • サゴジョー(増岡弘)
    孫悟空の手下で河童の妖怪。女性に目がない。

  • 羅刹女(藤田淑子)
    エメラルド星に召使と2人で生活している美女。実はエメラルド星に来た生物を木に取り組み、捕食する魔物。サンゾー一行に毒を盛り捕らえる。

  • 牛魔王(内海賢二)
    サンゾー一派を暗黒空間に引きずり込む。

主題歌

主題歌は、クレヨン社の「地球のうた」。

レビュー

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関連サイト

手塚治虫物語 ぼくは孫悟空|アニメ|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL
手塚治虫公式WEBサイトです。アニメについてご紹介

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