アニメ「少女終末旅行」終末を旅する少女2人の日常系ディスピア旅行記

4.0
TVアニメ「少女終末旅行」イメージ アニメ

『少女終末旅行』は2017年10月~12月までTOKYO MXで放送されたテレビアニメ。
監督は尾崎隆晴。シリーズ構成・脚本は筆安一幸。

© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会
原作つくみず新潮社「くらげパンチ」連載
制作WHITE FOX「ヨルムンガンド」「STEINS;GATE シュタインズ・ゲート」「刀語」
監督尾崎隆晴BASTARD!! 暗黒の破壊神」「WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~」
脚本筆安一幸「劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos」「魔入りました!入間くん」
音楽末廣健一郎「異世界おじさん」「ゴールデンカムイ」「炎炎ノ消防隊」「海月姫」

あらすじ

繁栄と栄華を極めた人間たちの文明が崩壊してから長い年月が過ぎた。生き物のほとんどが死に絶え、全てが終わってしまった世界。残されたのは廃墟となった巨大都市と朽ち果てた機械だけ。いつ世界は終わってしまったのか、なぜ世界は終わってしまったのか、そんなことを疑問にさえ思わなくなった終わりの世界で、ふたりぼっちになってしまった少女、チトとユーリ。ふたりは今日も延々と続く廃墟の中を、愛車ケッテンクラートに乗って、あてもなく彷徨う。全てが終わりを迎えた世界を舞台に、ふたりの少女が旅をする終末ファンタジー。


原作情報

「少女終末旅行」は、新潮社の「くらげバンチ」にて2014年~2018年に連載された漫画家つくみずデビュー作。2019年に第50回星雲賞コミック部門を受賞。
文明が崩壊した終末世界。愛車のケッテンクラートで廃墟をあてもなく旅するチトとユーリの日常を描く、ほのぼのディストピア・ストーリー。

登場人物

  • チト(水瀬いのり)
    黒髪で常にブロディヘルメットを被った小柄な女性。冷静沈着で理知的な性格。手先が器用でケッテンクラートの運転や機械周り修理などを担当。読書好きで本を集めたり日記を書くことを旅の楽しみにしている。ユーリのことは「ユー」と呼び、時折彼女の自由奔放な行動に振り回されて頭を悩ますこともあるが、基本的には友人として大切に思っている。
「少女終末旅行」チト(水瀬いのり)
© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

  • ユーリ(久保ユリカ)
    チトのパートナー。楽観的で大雑把だが、銃の扱いに長けている。食欲旺盛。無自覚なトラブルメーカー。
「少女終末旅行」ユーリ(久保ユリカ)
© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

  • カナザワ(石田彰)
    チトとユーリが旅を始めてから初めて出会った、生存者の男性。終末世界の地図を作ることを生きがいにしている。穏やかな人物。2人にカメラをくれる。
「少女終末旅行」カナザワ(石田彰)
© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

  • イシイ(三石琴乃)
    チトとユーリがカナザワの次に出会った、生存者の女性。旧空軍基地で一人で飛行機を作っていた。
「少女終末旅行」イシイ(三石琴乃)
© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

  • 自律機械(梶裕貴)
    チトたちが訪れた食用魚生産区画で出会った細い4足の歩行ロボット。チトとユーリは自律機械からの依頼で、魚を守るために建設機械の破壊を手伝う。
「少女終末旅行」自律機械(梶裕貴)
© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

  • ヌコ(花澤香菜)
    銃弾などを餌として食べる謎の生物。2人に懐き同行するようになる。
「少女終末旅行」ヌコ(花澤香菜)
© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

  • エリンギ(島本須美)
    ヌコの同族で成体。エネルギーが高い物体を飲み込み、無力化させることが出来る。
「少女終末旅行」エリンギ(島本須美)
© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

ケッテンクラートとは?

文明が崩壊した後の終末世界。主人公のチトとユーリが旅の足として使っている半装軌車。

ケッテンクラート
© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

エピソード

第1話「星空」「戦争」

文明が崩壊し、全てが滅んでしまった世界で、ふたりぼっちになったチトとユーリは、延々と続く廃墟を愛車ケッテンクラートに乗って旅をしていた。しかし、ユーリのふとした思いつきで建物の内部に入った二人は、そのまま道に迷い、外に出ることができなくなってしまう。

第2話「風呂」「日記」「洗濯」

見渡す限り一面の銀世界をケッテンクラートに乗って走るチトとユーリ。吹雪の中で本格的に生命の危機を感じ始めたチトとユーリは意識を失いそうになりながら、寒さを凌げる場所を探す。

第3話「遭遇」「都市」「街灯」

巨大な溝のそばで、溝の向こう側に渡るための橋を探すチトとユーリ。しかし、どこまで行っても延々に溝が続くだけで、向こう側に渡れそうな橋は見当たらない。

第4話「写真」「寺院」

生まれて初めて見るカメラを手に試行錯誤しながらユーリの写真を撮るチト。

第5話「住居」「昼寝」「雨音」

いくつもの建物が連なった巨大な団地にやってきたチトとユーリ。電気や水道といった設備はまだ動いているが、人は誰もいない。

第6話「故障」「技術」「離陸」

故障して動かなくなってしまったケッテンクラートを修理するチトの横で、仰向けに寝転び、空を眺めているユーリ。

第7話「迷路」「調理」

イシイが描いてくれた食料生産施設への地図に従ってやってきた建物の中には大小様々なパイプが縦横無尽組まれた空間が広がっていた。

第8話「記憶」「螺旋」「月光」

視界の果てまで続く広大な敷地の中に整然と並ぶ無数の引き出しがついたいくつもの壁。

第9話「技術」「水槽」「生命」

まだ所々電灯がついている薄暗い場所をケッテンクラートに乗って進んでいたチトとユーリ。 そんな中、チトが地面に何かが打ち付けられるような音に気がつく。

第10話「電車」「波長」「捕獲」

駅のホームにやってきたチトとユーリは、そこに到着した電車にケッテンクラートで乗り込む。瞬く間にスピードを上げて進んでいく電車の窓の外に広がる巨大なプラントが立ち並ぶ施設に圧倒される二人。


主題歌

オープニングテーマはチト(水瀬いのり)とユーリ(久保ユリカ)による「動く、動く」。
エンディングテーマは「More One Night」。

視聴者の声

視聴はコチラ

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出典:公式サイト
© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

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