ハゲタカ=天才ファンドマネージャー・鷲津が日本企業に次々と買収を仕掛け、企業を「再生」させていく姿を描き、大反響を巻き起こしたNHKドラマ「ハゲタカ」。“企業買収”という斬新なテーマと迫力のストーリー展開、骨太な人間ドラマで、国内外で数々の賞を受賞した本格的社会派ドラマを完全映画化。世界金融危機前夜の混迷する現代日本に、今度は赤いハゲタカが舞い降りた・・・。
原作 | 真山仁 | 「ハゲタカ(TV)」「巨悪は眠らせない」「当確師」「オペレーションZ」 |
監督 | 大友啓史 | 「レジェンド&バタフライ」「ミュージアム」「るろうに剣心」「プラチナデータ」 |
脚本 | 林宏司 | 「エール」「ヘッドハンター」「コード・ブルー」「BOSS」 |
撮影 | 清久素延 | 「ハケンアニメ!」「サクラダリセット」「脳内ポイズンベリー」「のぼうの城」 |
音楽 | 佐藤直紀 | 「マスカレード・ナイト」「マスカレード・ホテル」「罪の声」「教場」「寄生獣」 |
あらすじ
鷲津政彦は、徹底した合理主義で多くの企業の買収を成功させてきた敏腕ファンドマネージャー。しかし、日本の閉鎖的なマーケットに絶望し、海外に活躍の場を広げていました。ある日、鷲津は盟友の芝野から、日本有数の大手自動車会社を巨大ファンドによる買収から救ってほしいと頼まれます。鷲津は、中国系ファンドに雇われた“赤いハゲタカ”と、日本の大手自動車メーカーの買収をめぐって壮絶なマネー戦争を繰り広げられる。
※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。
登場人物
- 鷲津政彦(大森南朋)
鷲津ファンド代表。破綻寸前の企業を安値で買い叩くことから「ハゲタカ」と呼ばれる天才ファンドマネージャー。日本経済に愛想を尽かし市場から手を引き隠遁生活を送っていたが、芝野らの要請を受け、アカマ自動車のホワイトナイトとして日本市場に舞い戻る。アカマ株を巡り劉と対決する。
- 劉一華(玉山鉄二)
ブルー・ウォール・パートナーズ代表。中国残留孤児3世。突如市場に現れアカマ自動車に対してTOBを開始。ホワイトナイトとして鷲津が参入した途端に買付価格を吊り上げ鷲津を潰しにかかる。資金源は中国政府系ファンド・CLIC。
- 三島由香(栗山千明)
東洋テレビのキャスター。三葉銀行時代の鷲津の対応により工場を営んでいた父親が自殺した過去がある。
鷲津ファンド
- 中延五郎(志賀廣太郎)
鷲津ファンド社員で番頭的なポジション。圧倒的な資金を持つブルー・ウォール・パートナーズ
- 村田丈志(嶋田久作)
鷲津ファンド社員。調査担当で劉一華の出自やブルー・ウォール・パートナーズの金の出処を突き止める。
- アンナ(エマ・ハワード)
鷲津ファンド社員。鷲津の秘書で、ブルー・ウォール・パートナーズに対抗するためドバイの富豪と交渉し資金調達を行う。
アカマ自動車
- 古谷隆史(遠藤憲一)
日本を代表する大手自動車メーカー「アカマ自動車」の代表取締役社長。ブルー・ウォール・パートナーズのあからさまな敵対的買収に対抗し鷲津にホワイトナイトを依頼するが、ブルー・ウォール・パートナーズの圧倒的な資金力と劉一華からアカマの労働法違反について脅され鷲津を裏切りブルー・ウォール・パートナーズとの提携に踏み切る。
- 芝野健夫(柴田恭兵)
アカマ自動車執行役員。三葉銀行時代の鷲津の上司。”ウォールーム戦略策定チーム”のリーダー。アカマのすべてを奪い去ろうとするCLICの本意を知り、ブルー・ウォール・パートナーズのTOBと対抗する。
- 守山翔(高良健吾)
アカマ自動車派遣工。劉にそそのかされ、アカマ自動車に対する労働法違反の糾弾デモを行う。結果、アカマを解雇される。
スタンリー・ブラザース
- デイビッド・ブラックマン(グレゴリー・ペーカー)
アメリカの大手投資銀行「スタンリー・ブラザース」の社員で、アカマ自動車ファイナンシャル・アドバイザー。芝野と協力し、TOBを起こしたブルー・ウォール・パートナーズの対策チーム”ウォールーム戦略策定チーム”を編成する。
- ワインスタイン会長
アメリカの大手投資銀行「スタンリー・ブラザース」の社員で、アカマ自動車ファイナンシャル・アドバイザー。芝野と協力し、TOBを起こしたブルー・ウォール・パートナーズの対策チームを編成する。
- 坂本(津田健次郎)
スタンリー・ブラザース証券日本支社・社員。鷲津からスタンリーの金融商品「オルトX」200億円分の全額解約の即返金を求められる。東京市場が閉まっているためロンドン市場から資金を調達しようとするが失敗する。
その他
- 飯島亮介(中尾彬)
MGS銀行の頭取。三葉銀行。アカマ自動車のホワイトナイトとして鷲津にシンジケートローンで集めた資金を託す。
- ドバイの王子
大富豪。鷲津からブルー・ウォール・パートナーズに対抗するための投資を依頼される。
- 野中裕二(小市慢太郎)
東洋テレビ報道局プロデューサー。アカマ自動車に対する労働法違反の糾弾デモを取り上げようとする三島に対して、広告スポンサーであるアカマ自動車の不利益になるような報道を避けるよう指示を出す。
- 西野治(松田龍平)
西乃屋旅館社長。外資ファンド時代の鷲津としのぎを削った過去があり、現在は過去に売り飛ばされた実家の旅館を買い戻し経営している。
視聴者の声
映画版「ハゲタカ」、リーマンショックが無かったらどんな作品になってたのかな。当初のプランも見てみたかった。
— エレンデイラ (@kmt2004) October 25, 2023
そして、出番は少ないけど、(ΦωΦ)を抱く若旦那姿の治ちゃんもスーツ姿の治ちゃんも、どちらもすこぶる良い。
(ΦωΦ)をあやす松田龍平最高です。#ハゲタカ#WOWOW
#ハゲタカ は、#派遣社員 の悲劇を描いた映画です。ドラマ版ハゲタカでは #中国 に対して好意的でしたが、映画版では修正されてます。
— 伊勢神宮の赤福2💉💉💉💉💉💉💉ファイザー5回・モデルナ2回 (@kokusizu2) October 25, 2023
アマプラにハゲタカの映画あるじゃん!!
— 御忍宗一郎 (@oshinobisochan) October 23, 2023
綾野剛のやつよりNHKのやつのほうがおもろいんだよな🤔
学生の時に敵対的買収の資料で結構見た記憶がある。
今回見た映画は
— 名無し (@law_tax_) October 23, 2023
「ハゲタカ」
ストーリー性の良さ⭐️⭐️⭐️⭐️
面白さ⭐️⭐️⭐️⭐️
感動度⭐️⭐️
スリリング⭐️⭐️
14年前の映画なのに「今」を見ているかのような錯覚を覚えた。 pic.twitter.com/EWNni2omOI
劇場版ハゲタカのアカマGTにも使われたダックスガーデンのRX-8ストラーレ pic.twitter.com/WLucu5FArQ
— 栽培マン (@BOBOERHABE) July 20, 2019
作品イメージ
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©2009 映画「ハゲタカ」製作委員会
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