「真・鮫島事件」の永江二朗監督が「凪待ち」の恒松祐里を主演に迎え、今なおSNSなどで人気を集める都市伝説“きさらぎ駅”を映画化したホラー・サスペンス。2022年/82分。英題:Kisaragi Station
監督 | 永江二朗 | 「真・鮫島事件」「隙間女」「トモダチゲーム」 |
脚本 | 宮本武史 | 「ヒッチハイク」「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」「忍道-SHINOBIDO-」 |
撮影 | 早坂伸 | 「架空OL日記」「羊とオオカミの恋と殺人」「惡の華」「blank13」 |
あらすじ
大学で民俗学を学ぶ堤春奈(恒松祐里)は、卒業論文で十数年来、ネットで現代版”神隠し”と話題になっている都市伝説「きさらぎ駅」を題材に取り上げることにした。リサーチの結果、「きさらぎ駅」の原点となった書き込みの投稿者『はすみ』ではないかとされる葉山純子(佐藤江梨子)という女性の存在を知る。ようやく純子への連絡先を知り、純子と会う約束を取り付ける。指定された場所は「きさらぎ駅」の舞台となった路線にある一軒家。部屋へ案内され、早速、ネットで噂される『はすみ』本人との真偽を確かめる春奈に対し、純子はどこか謎めいた笑いを浮かべる。続けて、純子から「きさらぎ駅」へたどり着いた経緯、その後の出来事などを聞く。純子と別れた春奈は自然に「きさらぎ駅」の舞台となった遠州鉄道の駅へ向かうが…
※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。
登場人物
- 堤春奈(恒松祐里)
民俗学を学ぶ大学生で卒業論文の題材に都市伝説「きさらぎ駅」を題材に決め、「きさらぎ駅」に行ったことのある葉山純子に当時何か起こったのか話を聞く。そして、葉山純子と全く同じ時刻に同じ順番で乗り継ぎし、「きさらぎ駅」に辿り着くが、そこは葉山純子と聞いた話と全く同じ状況の世界だった。葉山純子が経験した事柄をもとに現実世界に戻ろうとする。
- 葉山純子(佐藤江梨子)
元高校教師。2004年高校からの帰宅途中で「きさらぎ駅」に迷い込んでしまい行方不明となる。同乗していた宮崎明日香たちと奮闘し現実世界に帰ってこられたが、たった一人帰ってきたことに罪悪感を抱いている。「きさらぎ駅」を調査する堤春奈に自分の身に起こったことを教える。
1周目
- 宮崎明日香(本田望結)
葉山純子が教員を勤める高校の生徒。真面目で、どんな状況でも周りを助けようとする。葉山純子と最後まで生き残るが神社にあった光の扉に触れたことではじけ飛ぶ。
- 岸翔太(木原瑠生)
若者3人組の一人。リーダー格。乱暴で横柄な性格。「きさらぎ駅」周囲にコンビニが無いか調べにいくが…
- 松井美紀(莉子)
若者3人組の一人。岸翔太の恋人。大輔の変貌を目の当たりにし、逃げるように次の駅に向かおうとする。
- 飯田大輔(寺坂頼我)
若者3人組の一人。大人しい性格で岸翔太の言いなりとなっている。
- 花村貴史(芹澤興人)
酒を飲んでいるサラリーマン。横着で気弱な性格。きさらぎ駅で電車が来るのを待つつもりだったが、他の乗客たちが次の駅まで歩くというので付いてくる。
- 謎の老人(野口雅弘)
線路を歩くことを注意する老人。超人的なスピードで移動し襲い掛かる。
- 親切なおじさん(坪内守)
トンネルを抜けたところで偶然通りかかった中年男性。車で近くの駅に送り届けてくれるというが、彼らを山中に連れていく。
2周目
- 宮崎明日香(本田望結)
葉山純子が教員を勤める高校の生徒。真面目で、どんな状況でも周りを助けようとする。葉山純子と最後まで生き残るが神社にあった光の扉に触れたことで現実世界に戻ることが出来る。
- 岸翔太(木原瑠生)
若者3人組の一人。リーダー格。乱暴で横柄な性格。「きさらぎ駅」周囲にコンビニが無いか調べにいくが変貌する。
- 松井美紀(莉子)
若者3人組の一人。岸翔太の恋人。岸の変貌を目の当たりにし、逃げるように次の駅に向かおうとする。
- 飯田大輔(寺坂頼我)
若者3人組の一人。大人しい性格で岸翔太の言いなりとなっていたが、岸が変貌したことで松井美紀を助ける。
- 花村貴史(芹澤興人)
酒を飲んでいるサラリーマン。横着で気弱な性格。きさらぎ駅で電車が来るのを待つつもりだったが、他の乗客たちが次の駅まで歩くというので付いてくる。
- 謎の老人(野口雅弘)
線路を歩くことを注意する老人。超人的なスピードで移動し襲い掛かる。
- 親切なおじさん(坪内守)
トンネルを抜けたところで偶然通りかかった中年男性。堤春奈に殴り倒され車を奪われる。
その他
- 葉山凛(瀧七海)
葉山純子の姪。葉山純子と同居しており「きさらぎ駅」の話もよく聞いている。
- 大園葵(堰沢 結衣)
葉山凛の友達。好奇心から凛と供に「きさらぎ駅」に行こうとする。
視聴者の声
韓ドラの箸休めに、予備知識無しでみた #きさらぎ駅 が、予想の斜め上行く展開とオチでおもろかったので、オススメ❤ pic.twitter.com/hq2UL05jKZ
— 🌈なゆた🌿韓ドラ映画ネタバレオプチャ管理人 (@nayutakandora) June 25, 2023
きさらぎ駅(2022)
— 2頭身ちゃん (@twotosin) June 26, 2023
軽い乗りで観ましたが、POV視点を
交えたストーリーや、爆走ジジイ、来そうで全然来ないいや来るんかいといった新しい手法もあり楽しめました。パーティーちゃんみたいな3人組と酔っ払いは私もすぐ生贄にすると思います。展開は読めましたがチープを楽しめる方は大好物だと思います! pic.twitter.com/u1hLbxELKQ
きさらぎ駅、原作には一切ゲーム要素はなく、作中でも「ゲーム」に類するセリフは一切ないのに、何故か観た人が一様にゲームだった……と話す、すごい映画
— アーキテクト (@arcnight101) June 24, 2023
【映画感想】
— テテアサウンド (@tetea_sound) June 25, 2023
きさらぎ駅(2022)
ホラーです。
恐怖を煽るシーンに目を逸らしそうになるほどちゃんと怖いのに、後半はミステリーになってて気付いたら「なるほど」って言ってた。
サトエリはどんどん味のある女優になっててこれからもずっと楽しみです!
エンドロール後もお見逃しなく! pic.twitter.com/le9BQymuDR
映画きさらぎ駅のきさらぎ駅、「めちゃくちゃであってもルールは破らずゴールズラしとかはしない怪異」として描写されてるので視聴者からのホラー作品としての好感度めちゃくちゃ高くなるんですよね。「一度開示されたルールが守られてる」はホラー作品が「好かれる」ための条件だと思ってる
— まらはる (@MARAharuS) June 24, 2023
きさらぎ駅、真面目に一番近いジャンルを考えるとループものになるんだろうけど、ループ対象が主人公ではなく、主人公は先駆者のプレイを参考にガバりながら最適選択肢を取りに行くのが独特の味。
— 3g (@3g7ttdMh3Q) June 24, 2023
作品イメージ
視聴はコチラ
©2022「きさらぎ駅」製作委員会
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