「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」文豪に学ぶ恋愛ノウハウ

3.5
ドラマ「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」イメージ TVドラマ

30分で話が進む軽めのラブコメで、Amazonプライムビデオで「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」を見ました。前半はタイトル通りのラブコメなのですが、終盤はちゃんと彼女が成長し父と向き合う、父娘物語になっていきます。

内気な波瑠ちゃん大好きなのよ。困ってる波瑠ちゃん応援したくなっちゃう。


恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~』は2022年3月に公開されたAmazonプライムビデオのオリジナルドラマです。主演は波瑠。

©東映
原作水野敬也「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」「夢をかなえるゾウ」
監督前田哲「大名倒産」「そして、バトンは渡された」「老後の資金がありません!」
脚本櫻井智也「自由な女神」「相棒 season 21」「顔だけ先生」「破天荒フェニックス」
脚本神森万里江「やんごとなき一族」「アトムの童」「この恋あたためますか」「記憶」
音楽fox capture plan「ルパン三世VSキャッツ・アイ」「監察の一条さん」「コンフィデンスマンJP」
出演波瑠「あさが来た」「魔法のリノベ」「ナイト・ドクター」「ホテルローヤル」

あらすじ

自分に自信が持てない図書館員の聡子は、ある日、優しく紳士的な涼介と出会い一瞬で恋に落ちる。運命の恋をかなえるため、自分を変えたいと強く願う恋愛経験ゼロの聡子。そんな聡子の前に突如、フランス文学「恋愛論」の作者・スタンダールだと名乗る男が現れる。涼介との恋を実らせるため恋愛のノウハウで聡子を導き、徐々に生まれ変わらせていくスタンダール!次第に接近する聡子と涼介。しかし、聡子のある過去の秘密が発覚しそうになり……?!明かされる感動の真実、そして、 聡子の恋の行方は?波瑠×瀬戸康史×小日向文世の豪華キャストで贈る、泣けるハートフルラブコメディ!


原作小説

シリーズ累計部数450万部を記録する「夢をかなえるゾウ」の水野敬也さんによる初の本格恋愛小説「運命の恋をかなえるスタンダール」が原作。文豪スタンダールの名著「恋愛論」のノウハウを超訳。愛の国フランスの恋愛エッセンスが自然と学べます。


登場人物

  • 岡部聡子万平まんだいら聡子(波瑠)
    東京の図書館で働く図書館司書。運命の恋に憧れる恋愛経験ゼロ、30歳の文学女子。自分に自信がなくコンプレックスの塊の聡子は、憧れのレ・ミゼラブルのマリウスのような男性が現れたことで、これまで諦めてきた恋愛に一歩踏み出そうとするが上手くいかない。そんな中、文豪のスタンダールが突然見えるようになり、スタンダールから恋の指南を受ける内に徐々に成長していく。
    実は、父親が起こした事件により実家に押し寄せたマスコミやイジメのせいで、過去を隠して生活している。
「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」岡部聡子/万平まんだいら聡子(波瑠)
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  • スタンダール(小日向文世)
    「恋愛論」の著者、19世紀のフランスの文豪スタンダール。聡子が涼介と付き合えるよう聡子に恋愛のノウハウを授け、協力する。
「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」スタンダール(小日向文世)
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  • 鈴木涼介/マリウス(瀬戸康史)
    図書館に通う売れない作家。真面目で礼儀正しく爽やかということもあり、すぐに図書館内でも謎の文学系男子として噂になる。何故か聡子に興味があるようだが…
「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」鈴木涼介/マリウス(瀬戸康史)
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  • 村石琢磨(佐藤大樹/EXILE、FANTASTICS from EXILE TRIBE)
    図書館員の今どきの青年。地味な聡子には興味もなかったが、スタンダールの作戦に翻弄され、聡子を意識するようになる。
「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」村石琢磨(佐藤大樹/EXILE、FANTASTICS from EXILE TRIBE)
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  • 西巻エリナ(織田梨沙)
    図書館司書の年下の先輩。気が強く、いつもオドオドしている聡子を馬鹿にしている。涼介に片思いし、積極的にアプロ―チしていく。
「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」西巻エリナ(織田梨沙)
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  • 小沢あさみ(小野花梨)
    図書館司書の年下の先輩。エリナと仲が良い。平沼に憧れている。
「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」小沢あさみ(小野花梨)
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  • 斎藤悦子(馬場園梓)
    図書館員の先輩。悦子と”おひとりさま同盟”を(一方的に)組む。変わっていく聡子に裏切られたと感じるようになり、聡子の秘密を暴こうとする。
「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」斎藤悦子(馬場園梓)
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  • 平沼圭吾(池内博之)
    直木賞作家であることを説明して歩いているような派手な作家。黒くてチャラい。涼介の先輩で、涼介が図書館に通っていると聞き、聡子に興味をもち、他の図書館員にも声をかけパーティーはバーベキューに誘う。
「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」平沼圭吾(池内博之)
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  • 岩松幸太郎(尾美としのり)
    図書館の館長。聡子の生い立ちを唯一知っている人物。聡子のことを心配し、彼女を見守る。
「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」岩松幸太郎(尾美としのり)
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  • 井川瑞季(阿部純子
    出版社編集者。涼介の才能を信じており、新作の完成を待ち望んでいる。
「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」井川瑞季(阿部純子)
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  • バーのマスター(山内圭哉
    涼介と平沼が行きつけのバーのマスター。涼介のファン。
「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」バーのマスター(山内圭哉)
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エピソード

図書館員として真面目に働く岡部聡子(波瑠)。地味で自分に自信が持てない聡子は、恋に臆病どころか同僚たちからも煙たがられる毎日。そんなある日、図書館で愛読書「レ・ミゼラブル」に登場する“マリウス”のような理想の男性・鈴木涼介(瀬戸康史)と出会い心をときめかせる。「本当はこんな自分を変えたい…」そんな自分の気持ちにフタをしていた聡子の前に、突如恋愛のノウハウを綴った19世紀のフランス文学「恋愛論」の作者・スタンダールと名乗る男(小日向文世)が現れ「マリウスの恋人になる方法を教えてやる」と聡子を導き始める。果たして聡子の運命は…?!

第2話「魅力とは醜さ

「自分の魅力のある箇所を100個見つけてきなさい」とスタンダールに課題を与えられた聡子。しかし、自分にまったく自信が持てない聡子はどうしても一歩が踏み出せず、空回りを繰り返す。いっぽう、図書館には不穏な電話が相次ぎ、それを聞いた聡子はある過去の記憶と重ね合わせるように辛い妄想に襲われる。泣きながら鏡を見つめる聡子に「自分の美しさを磨くことは、本来楽しいことなのだよ」と優しく説くスタンダール…。聡子はセルフチェンジへと踏みだすことができるのか!?

第3話「ツノを持て

外見がガラッと変わった聡子にビックリする図書館員たち。そんな中、突如図書館を訪れた直木賞作家・平沼圭吾(池内博之)は、ある思惑を胸に聡子に近づく…。いっぽう、聡子の後輩の図書館員・村石琢磨(佐藤大樹)は、聡子に心惹かれ始めていた。しかし、聡子と“おひとりさま条約”を結んでいた先輩の図書館員・斎藤悦子(馬場園梓)は、そんな状況が面白くない。さらに、聡子の後輩図書館員・エリナ(織田梨沙)たちのいじめにあう。諦めかける聡子にスタンダールは「知識というツノを持った強い女になりなさい!」と諭す。そして涼介は聡子に自身のある秘密を明かす…。

第4話「悪女になれ

涼介が小説家の「鵜 涼介」であることを知り、一気に舞いあがる聡子!そんな聡子にスタンダールは「恋愛において、いい女とは悪女=ファム・ファタルだ。ファム・ファタれるまで、マリウスへのメールはおあずけだ!」と言い放つ。そして、スタンダールに言われるがまま、村石に“壁ドン”をした聡子。村石はスタンダールの狙い通り聡子をランチに誘う。いっぽう、先輩図書館員の悦子は「万平事件の真相」という本を手に、ある謝罪会見の映像を岩松館長(尾美としのり)に見せる。そんな中、涼介は、ある新作の執筆にとりかかっていた…。

第5話「告白

涼介からお礼に2人での食事に誘われた聡子。しかし、スタンダールの指示で、平沼や図書館員のみんなとバーベキューをすることに。そこで、村石とエリナはそれぞれ、聡子と涼介に想いを伝えると意気込む。バーベキューの日、なかなかみんなに馴染めない聡子。それでも、健気に働く聡子に平沼が好意を持ち始める。そんな中、「あなたがどう思うかを知りたいんです」と原稿を涼介から渡された聡子。「断崖絶壁の花。それを見つけたら命がけでそれを掴みとれ!」というスタンダールの言葉が脳裏に響き、涼介に対しある行動にでる…!

「今度は2人だけで一緒に来ませんか?」と涼介に誘われ喜ぶ聡子。しかし、同僚の図書館員・小沢あさみ(小野花梨)は平沼が聡子に好意を持っていることに嫉妬し、エリナも「みんなに色目つかって」と聡子に怒りをぶつける。さらには「あなたの行動で傷ついている人たくさんいますよ」と村石にまで冷たくされてしまう。悩む聡子は「愛する人がいるなら、愛するがゆえの行動をしたまえ」というスタンダールの言葉を聞き、ある行動にでる。さらに聡子と涼介は、遂に2人でディナーをすることになり…?!

第7話「心に壁

涼介の言葉に夢見心地で帰宅する聡子。しかし現実に引き戻されるかのように、聡子は過去の秘密をある人物に突き止められ、パニックに陥る。それが原因でこれまで住む場所も転々としてきた聡子は慌てふためくが、スタンダールは「心に壁を作ったままでは先に進めない。進むには心の壁を突き破るしかない」と聡子に語りかける。そんなスタンダールに「人生めちゃくちゃにされた私の何が分かるのよ!」と怒りをぶつけ、追い払う聡子。そんな中、初めてのデートで偶然が重なり聡子は涼介の家に行くことになり…。

涼介の部屋で思いがけない物を見つけてしまった聡子は、思わず家を飛び出してしまう。自宅に戻った聡子は「恋愛論」の本を開くが、スタンダールは一向に現れない…。涼介の秘密を知り、ショックのあまり仕事に行けなくなってしまった聡子。そんな聡子を気にかけ、村石、エリナ、あさみがお見舞いに訪れる。いっぽう、平沼からある言葉をかけられた涼介は、聡子の元へと向かうが…?!

第9話「真実

図書館に通う父親を亡くした少女・あかりのため、絵本を書くことを決意する聡子。いっぽう、涼介は聡子の過去に隠された真実を知るため岩松館長のもとを訪れる。岩松館長は聡子を傷つけた涼介に激しい怒りをぶつける。そんな中、自身の過去と向き合うため、勇気をふりしぼり実家へと向かう聡子。しかし、そこで、聡子は衝撃の真実を知る…。

第10話「ヴォレ

過去の事件の真実が明らかになり、激しく動揺する聡子。そして、聡子は、子どもの頃の一番大切な“思い出の場所”へと思わず走り出す…。果たして、聡子の過去の事件に秘められた真実とは?!「優しいウソ」が明かされた時、大きな感動が生まれる……。そして、聡子の恋の行方は?衝撃の最終話!

主題歌

主題歌はポルカドットスティングレイの「hide and seek」

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