自称売れっ子奇術師&天才物理学者が不思議な現象や超能力の謎を解明する!?2000年夏、話題となった「トリック」がさらにパワーアップし、帰って来る!売れないマジシャン・山田奈緒子と石頭の天才物理学者・上田次郎という、あの妙~な凸凹コンビの元に、再び不思議な現象が集まりだした。呪い、予知、透視、読心術…。さまざまな超常現象の裏に隠されているのは、やはりトリック? それとも本物?次々襲い掛かる危険に脅かされながらも、2人は真実に向かって走り続ける!
演出 | 堤幸彦 | 「SPECサーガ」「SPEC」「ケイゾク」「溺れる魚」「JamFilms「HIJIKI」」 |
脚本 | 蒔田光治 | 「99.9-刑事専門弁護士-」「屍人荘の殺人」「ケイゾク」 |
音楽 | 辻陽 | 「鴨乃橋ロンの禁断推理」「警部補 矢部謙三」「富豪刑事」 |
あらすじ
推理作家・栗栖禎子(犬山犬子)が死に、さらに彼女のアシスタント・景子(堀つかさ)の携帯からも手毬歌が。皆で彼女を見守る中、景子は…。警視庁の矢部(生瀬勝久)と、石原(前原一輝)が捜査を進める。しかし死因が分からない。そんな時、番頭・平蔵(渡辺いっけい)が落ち武者に襲われ…!
※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。
登場人物
- 山田奈緒子(仲間由紀恵)
自称「超売れっ子天才美人マジシャン」。ガサツで横着な上に見栄っ張り。常に金欠でボロアパートの家賃を滞納している。上田に騙され「水上荘」に連れて行かれ落ち武者の呪いの秘密を解き明かそうとする。
- 上田次郎(阿部寛)
日本科学技術大学の教授。物理学専攻。傲慢でナルシストな小心者。巨根の童貞。超能力や霊能力に対しては全て科学で説明できるという信念を持っている。出版した「どんと来い、超常現象」にちなみ決め台詞は「どんと来い!」。本を読んだ田島の依頼で「水上荘」に山田を連れて訪れる。藤野景子に一目惚れをする。
六つ墓村
- 平山平蔵(渡辺いっけい)
「水上荘」の番頭。すべての言葉の頭に”御”をつける丁寧過ぎる言い回しのため周囲を混乱させる真面目な男。
- 田島松吉(石井愃一)
山梨県六つ墓村にある旅館「水上荘」の主人。毎年1月11日にある部屋に泊まると人が死んでしまうため上田に調査を依頼する。
- 亀岡善三(徳井優)
県会議員。小柄であることにコンプレックスを抱いておりシークレットブーツを着用し自分を大きく見せようとする。山田里見に匂い付きのお守りを貰う。「水上荘」の宿泊客。
- 鶴山(長江英和)
亀岡善三の秘書。大柄なため「水上荘」では梁に頭をぶつけてしまう。「水上荘」の宿泊客。
- 栗栖禎子(犬山犬子)
売れっ子推理小説家。高飛車な性格で上田を馬鹿にする。ゴスロリファッションを好む。ミステリーを求め「水上荘」に宿泊する。携帯電話に何故か登録していない子守歌の着メロが流れたため、上田と山田が寝ずの番で栗栖禎子の部屋を見張るが、落ち武者に襲われ密室で死亡する。
- 藤野景子(堀つかさ)
栗栖禎子の付き人。栗栖の身の回りの世話もしている。「水上荘」の宿泊客。上田に栗栖を守って欲しいと依頼する。
- 松乃上孝雲(和田勉)
六つ墓村に伝わる言い伝えを守る修験者。400年前、戦国時代末期。豊臣に敗れた6人の落ち武者を匿った村人たちが落ち武者を殺し、財宝を奪ったという伝説を山田と上田に話す。
- 梅竹(あき竹城)
松乃上と共に六つ墓村に伝わる言い伝えを守り、篤く信仰している謎の老女。村に伝わる手鞠唄を口ずさんでいる。
- 後藤医師(白木みのる)
検死を行う。
- 田島要吉(江藤漢斉)
水上荘の先代当主。
その他
- 矢部謙三(生瀬勝久)
警視庁公安部所属の警部補。ヅラであることを隠している。上田の依頼で六つ墓村で起きた事件を調べるが、自分が担当していたことに気づく。
- 石原達也(前原一輝)
警視庁公安部所属の矢部の部下。金髪オールバックでサイズ違いのスーツを着て、広島弁を話す刑事。矢部のことを「アニィ」と呼び慕っている。
- 山田里見(野際陽子)
奈緒子の母。長野在住で東京で一人暮らしをする奈緒子を心配し時折電話をかけ安否確認をしている。長野在住の書道家で、近所の子供たちに書道を教えている。黒門島に代々伝わる巫女の家系。
- 池田ハル(大島蓉子)
奈緒子が住むアパート「池田荘」の大家。家賃を滞納する奈緒子にとって天敵。
- ジャーミー君(アベディン・モハメッド)
「池田荘」の隣人。陽気なバングラデシュ人。
- 照喜名保(瀬戸陽一朗)
奈緒子の唯一のファンだが、熱狂的でほぼストーカー。出身は愛媛の中萩。
主題歌
主題歌は鬼束ちひろの「流星群」
視聴者の声
トリック2のエピソード1は六つ墓村という村に言い伝えられる落ち武者の祟りによって次々と人が死んでいくという話だったんだけど、人が死ぬ前後に必ず現れて落ち武者の祟りだなんだと騒ぎ立てる怪しげな山伏のジジイとババアが事件にまったく絡んでなかったのが一番の謎だった
— 食べる🍳 (@gattsuri_eat) February 24, 2019
トリックで矢部が呪いの落ち武者か何かの残した文章に「!(エクスクラメーションマーク)」が使われていることから江戸時代の武者の書いた文ではないと判断するエピソードほんと好き。
— あきドラ (@4_akdr) December 5, 2018
ナウシカは間に合わなかったので、Amazonでトリック2の六つ墓村の回を見ながら遅い夕食。あき竹城さんと和田勉さんが怪しい衣装出て来て、もうお二人はいないのだなあと感慨深くなる。この時期の仲間由紀恵さんは今の永野芽郁さん並みに可愛い。そして展開が見事でストーリー分かってても面白い。
— 三浦宏文 MIURA Hirofumi (@HirMiura) July 7, 2023
六つ墓村もトリック2開始に相応しい名エピソードで、渡辺いっけいがなんでも敬語調にして喋るのがギャグとして面白いだけでなく、仕掛けとしてもちゃんと機能してていいんですよね。「お前、私より可愛くないか……??」ってすぐアシスタントに絡む犬山犬子もいい
— でるた (@delta0401) June 25, 2023
トリック2の話ですか?
— たくや (@Toy_Patriot_01) June 8, 2021
落ち武者出るみたいな話で
なんにでも【お】をつけて
丁寧に話したが故に
事件に巻き込まれた人いましたね😊
視聴はコチラ
「トリック TRICK2」の記事
「トリック TRICK」の記事
©テレビ朝日・東宝
コメント