映画「USB」放射能を大量に浴びる危険な臨床試験に挑む鬱屈した予備校生の未来はどこに向かう…?

3.5
映画「USB」カバーバナー 映画

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作品紹介

奥秀太郎監督が2009年に制作した日本の映画。ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品された「カインの末裔」などで知られる奥秀太郎。
2009年製作/95分

ⓒM6 TRANCE PICTURE WORKS
監督・脚本奥 秀太郎「台風一家」「星座」「ドモ又の死」「カインの末裔」「赤線 AKA-SEN」
撮影与那覇 政之「いつも月夜に米の飯」「阿修羅少女(アシュラガール) ~BLOOD-C 異聞~」
音楽藤井 洋「黒猫 KURONEKO」「舞姫」

あらすじ

茨城県筑波のとある小さな町。一見のどかな風情だが、原子力発電所の臨界事故で立入禁止区域が残っており、不穏な空気感で覆われていた。ある日、開業医の亡き父の跡を継ぐべく勉強中の孤独な青年・祐一郎に、極秘バイトの話が舞い込む。それは放射能を大量に浴びる臨床試験だった。


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※以降は一部ネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。

登場人物

  • 祐一郎(渡辺一志)
    茨城県筑波の小さな町に母と2人暮らす26歳。父が高名な医者だったこともあり、父を癌で亡くした後、医師を目指すようになる。しかし何年も予備校に通っており鬱屈した生活を送っている。ギャンブルで作った800万の借金を返済するため大橋組の命令で覚せい剤を予備校生たちに売っている。
映画「USB」祐一郎(渡辺一志)
ⓒM6 TRANCE PICTURE WORKS

  • 真下恵子(小野まりえ)
    祐一郎と同じ予備校に通う恋人。祐一郎からは非常に冷たくされているが、毎回授業に参加しない祐一郎のために講義をカメラに録画している。祐一郎との子供を妊娠する。
映画「USB」真下恵子(小野まりえ)
ⓒM6 TRANCE PICTURE WORKS

  • 祐一郎の母親(桃井かおり)
    医師だった夫が亡くなった後は、息子の祐一郎と暮らしている。
映画「USB」祐一郎の母親(桃井かおり)
ⓒM6 TRANCE PICTURE WORKS

  • 甲斐(峯田和伸)
    祐一郎の幼馴染。金に困っている祐一郎に病院が行っている臨床試験のバイトを教える。大橋の娘・あやと逃避行しており、祐一郎に一緒に町を出ないかと誘う。
映画「USB」甲斐(峯田和伸)
ⓒM6 TRANCE PICTURE WORKS

  • 信一(大森南朋)
    祐一郎の叔父で医師。病院で極秘の放射能汚染に関する臨床試験を行い被験者データを集めている。
映画「USB」信一(大森南朋)
ⓒM6 TRANCE PICTURE WORKS

  • 大橋組組長(大杉漣)
    町を仕切る大橋組の組長。
映画「USB」大橋組組長(大杉漣)
ⓒM6 TRANCE PICTURE WORKS

  • 南部(岸建太朗)
    大橋の部下。祐一郎に返済させるために覚醒剤の販売を強いる。甲斐を追っている。
映画「USB」南部(岸建太朗)
ⓒM6 TRANCE PICTURE WORKS

  • あや(江本純子)
    大橋の娘。甲斐と2人で逃避行している。
映画「USB」あや(江本純子)
ⓒM6 TRANCE PICTURE WORKS

  • 村野(羽鳥名美子)
    信一の部下で愛人。奔放で祐一郎とも関係をもつ。
映画「USB」村野(羽鳥名美子)
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  • 藤森(野田秀樹)
    祐一郎の父の友人で高名な映画監督。末期癌だが、町に漂う放射能が自分の病に効くのではないかと期待し、町に留まり桜の映像を撮りためている。祐一郎に撮影を手伝わせる。
映画「USB」藤森(野田秀樹)
ⓒM6 TRANCE PICTURE WORKS

視聴者の声

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