どうする家康 #4「清須でどうする!」織田信長との同盟の条件は結婚?

4.0
どうする家康 #4「清須でどうする!」イメージ 大河ドラマ

国を失い、父を亡くし、母と離れ、孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし…三河(みかわ)武士の熱意に動かされ、弱小国の主(あるじ)として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する乱世に飛び込んだ。待っていたのは死ぬか生きるか大ピンチ!計算違いの連続!ガマンの限界!ハラハラドキドキ、スピード感あふれる波乱万丈の第62作大河ドラマ。

制作統括磯智明「十三人の刺客」「なつぞら」「平清盛」
制作統括村山峻平「あなたのブツが、ここに」「おちょやん」
原作・脚本古沢良太「レジェンド&バタフライ」「コンフィデンスマンJP」「寄生獣」
演出加藤拓「八重の桜」「坂の上の雲 (第3部)」「天花」
演出村橋直樹「青天を衝け」「おんな城主 直虎」「まれ」
演出川上剛「星影のワルツ」「ひよっこ」「まれ」
演出小野見知「ここは今から倫理です。」「トクサツガガガ」
演出田中諭「おかえりモネ」「いいね!光源氏くん」
音楽稲本響「二つの祖国」「氷の轍」「グラスホッパー」
語り寺島しのぶ「夏の祈り」

あらすじ

松平元康(松本潤)は信長(岡田准一)が待つ尾張・清須城へ向かった。幼き頃に織田に捕らえられていた元康は、信長から再会のあいさつ代わりに相撲の相手を命ぜられる。くせ者・木下藤吉郎(ムロツヨシ)や信長の妹・市(北川景子)を紹介される中、信長から盟約を結ぶ代わりに、驚くべき条件を提示される。一方、駿府に残された元康の妻・瀬名(有村架純)は、今川氏真(溝端淳平)から元康と離縁して、自分に仕えろと迫られる。


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※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。

登場人物

  • 松平 蔵人佐元康(松本潤)
    三河の岡崎城主、松平広忠の息子。駿府の今川義元の元で人質身分ながら、今川家筆頭家老の娘・瀬名と結婚し不自由のない生活を送っていた。桶狭間で今川義元が織田信長に討ちとられ、同じ三河の国衆の松平昌久への騙し撃ちに遭いながらも、やっとのことで岡崎に辿り着く。岡崎を守るため助けをよこさない今川家を裏切り織田家に寝返ることを決め、織田信長の居城・清州城に赴く。そこで信長から駿府で幽閉されている瀬名と子供たちを捨て、自分の妹・お市の方を妻にするよう命じられる。
「どうする家康」


  • 松平 竹千代(川口和空)
    幼少期の元康。織田方に誘拐されるが、人質交渉を受けないと父に捨てられる。用なしと打ち首になるところを若き織田信長に救われる。しかし、そこで徹底的なしごきにあう。本人曰く地獄の日々を送る。
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織田家

  • 織田信長(岡田准一)
    尾張の大名。織田家の当主。冷徹非情にして苛烈な気性で、謀略に長け武勇に優れる。類い稀なる天才性と指導力、カリスマ性で乱世を切り開く風雲児。
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  • 若かりき織田信長(岡田准一)
    織田家の若殿。尾張の津島に誘拐されてきた竹千代を気に入り、徹底的に鍛えさせる。処刑されそうになった竹千代を守る。竹千代によって恐怖の対象。
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  • お市の方(北川景子)
    織田信長の妹。快活で武芸の腕前がたつため一目を置かれており、本人も男に産まれれば乱世をもっと楽しめたと話すほどの男勝りな性格。その美貌から家中のファンが多い。元康が織田家に捕まっていた頃の幼馴染で、水練で溺れた際に助けられたことを今でも覚えており、元康を密かに想っている。
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  • 木下藤吉郎(ムロツヨシ)
    織田家の家臣。通称は猿。清須城を訪れた元康の案内役を務める。初対面の相手でも気さくに接し朗らかで人懐っこく振る舞うが、時に冷徹な表情と物言いをするなどつかみ切れない性格の持ち主。
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  • 柴田勝家(吉原光夫)
    織田家家臣。通称は権六ごんろく。信長の側近を務める武闘派の武士。
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松平家

  • 松平広忠(飯田基祐)
    故人。三河の岡崎城主で竹千代(後の元康)の父親。今川方の国衆だったため、息子を敵対する織田方に誘拐され今川家と手を切るよう脅されるが国を守るため竹千代を捨てる。

  • 於大の方(松嶋菜々子)
    竹千代(後の元康)の母親。実家の水野家が織田方に付いたため松平広忠とは離縁し、久松長家と再婚し、3男3女を儲ける。再会した元康に家族ともども世話になっているが、早く信長に貢献するよう発破をかける。
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  • 瀬名/築山殿(有村架純)
    今川家の家臣・関口親永ちかながの箱入り娘。武士ながら人形遊びを楽しむような心根の優しい元康に惹かれる。相思相愛の仲むつまじい夫婦となり、信康と亀姫を授かる。桶狭間以降、元康とは離れ離れになっている。今川氏真から愛人になるよう求められるが断る。
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松平家の家臣

  • 酒井忠次(大森南朋)
    個性派家臣団のまとめ役。元康の叔父おじ。時に宴会芸を始め、場を盛りあげる気遣いの人。
  • 石川数正松重 豊
    松平家古参の家臣で、元康が最も信頼する常識人。カミソリのような切れ味鋭い頭脳の持ち主で、遠慮なく正論を進言する。外交役も務め、戦国武将と渡り合う度胸の持ち主。
  • 鳥居元忠音尾琢真
    鳥居家代々の家訓に従い、人質時代か元康に付き添い、生涯を通じて主君を守り続ける忠義者。ふだんは不器用で明るい男だが、戦場ではスイッチが入ったように活躍する。
  • 鳥居忠吉イッセー尾形
    元康不在の岡崎城の留守を預かり松平家再興を支えた長老。老齢のためか、時々何を言っているのか、よくわからない。元忠の父。信長と顔を合わせた際に絶対に先に名乗ってはいけないと元康に練習させる。
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  • 本多忠勝(山田裕貴)
    松平家のために代々身を捧げてきた本多家の武将。本多忠真の甥。筋が通っていないことが大嫌い。清州城の鍛えられた織田方の兵を見て、これでは勝てないと納得する。
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  • 平岩親吉(岡部 大)
    正直でまっすぐな楽しい男。幼少より次郎三郎に付き添い、苦楽をともにする。敵の懐に入るのが得意で、どんな任務も笑顔で引き受ける。苦しいときには特に重宝する男。
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  • 大久保忠世小手伸也
    自称・三河一の色男。家臣の中では兄貴分の存在。
「どうする家康」大久保忠世(小手伸也)
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今川家

  • 今川氏真(溝端淳平)
    今川義元の嫡男。義元が桶狭間の戦いで討ち死にしたことで、今川軍の立て直しにかかる。親友でもあった元康が織田方に寝返ったことに激怒。瀬名たちを幽閉する。
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  • 今川義元(野村萬斎)
    故人。駿河国大名。高貴な名君。スマートでおだやか。公家文化にも精通する教養人、政治家で、仁徳による民のための王道政治を掲げる理想主義者。人質として預かった聡明な元康に目をかけ、幅広い教養を身につけさせる。元康が父のように心から尊敬する人物。桶狭間にて討ち死にする。
「どうする家康」今川義元(野村萬斎)
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  • 関口氏純(渡部篤郎)
    今川家を支える、気品と強さを兼ね備えた筆頭家老。瀬名の父で元康の義理の父にあたる。元康が今川家を裏切り織田方についたことで幽閉される。
  • 巴(真矢ミキ)
    瀬名の母。今川家につながる出自の高貴な女性。愛娘・瀬名が格下の元康と結婚することに反対するが、のちに良き理解者となる。家族ともども幽閉される。
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  • たね(豊嶋 花)
    名門関口家の侍女として、瀬名の世話をする。武家の娘らしく、信念を持ち義理堅く、苦しい中でも瀬名やその子たちを献身的に支え続ける。心細い瀬名にとっては、頼りになる家族のひとり。

その他

  • 水野信元(寺島進)
    織田方の国衆。三河・刈谷城城主。於大の兄。家康の母方の伯父。もとは今川方だったが織田方へと同盟相手を変える。攻めてきた松平勢を大敗させると、元康に母の於大を送り込み織田方へ寝返らせ、清須城の信長と引き合わせる。口八丁のため元康からはあまり信用されていない。
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エンディング

元康は今川家を滅ぼすことを決意。信長に今川領を切り取り氏真を倒すと宣言する。

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