「火の鳥 羽衣編」羽衣伝説をベースにした輪廻転生の物語

3.5
「火の鳥 羽衣編」イメージ アニメ

「火の鳥」イメージ

長い間、多くの人々に愛され続けてきた手塚治虫の「火の鳥」には、わたしたちが深く考えるべき二つの大きなテーマが描かれています。 そのひとつは、「歴史」「宗教」「愛」「寿命」「生き様」といった人類に普遍的な「生」の問題です。もうひとつは、科学や文明の発達にともない提起され始めた、「環境」「遺伝子操作」「クローン技術」「ロボットと人間の関わり」という、わたしたち現代人が今まさに直面している、新しい問題なのです。50年も前に描き始められた作品にもかかわらず、「火の鳥」は21世紀を生きるわたしたちにとっても「人間とは、生命とは何か」を問い続けている物語です。

「火の鳥 羽衣編」作品紹介

手塚治虫ワールド内にあったミニシアターで放送された「火の鳥」のオリジナルアニメ作品。2004年公開/21分

原作手塚治虫ブラック・ジャック」「どろろ」「メトロポリス」「安達が原
監督・作画監督西田正義「アイシールド21」「鉄腕アトム~地球最後の日~」
コンテ桑原智どろろ」「Dr.ピノコの森の冒」
美術監督柴田正人ブラック・ジャック」「火の鳥」
色彩設定油谷ゆみ「魔法使い黎明期」「五等分の花嫁」

「火の鳥 羽衣編」あらすじ

生きるために山賊になったズク。山中で出会った不思議な少女に松の浜辺に行くよういわれる。浜辺には、光る羽衣を巻いた女性「トキ」が倒れていた。出会いを経て、ズクとトキは一緒に暮らし始め、やがてふたりの間には「イチ」という子どもが生まれる…。©手塚プロダクション


「火の鳥 羽衣編」原作情報

「火の鳥 羽衣編」は1981年にかけて「マンガ少年」で連載された。アニメ版とは内容が違います。

登場人物

  • ズク(小林哲夫
    蓬莱山の山賊。幼少時代に母親から捨てられ、生きるため山賊になった。峠を通る行商人を殺し荷物を奪うことから蓬莱山の鬼と呼ばれている。山中で行き倒れていた女から羽衣を奪う。
「火の鳥 羽衣編」ズク(小林哲夫)
©手塚プロダクション

  • トキ(斎藤恵理
    記憶喪失の女。ズクに羽衣を奪われ返すようズクを追う。
「火の鳥 羽衣編」トキ(斎藤恵理)
©手塚プロダクション

  • ナギ
    ズクとトキの子供。

  • 商人(小村哲生)
    町の商人。ズクが旅人から奪った荷物を買い取っている。ズクが持っていた羽衣を欲しがる。
「火の鳥 羽衣編」商人(小村哲生)
©手塚プロダクション

  • 火の鳥(田中敦子)
    ズクの前に時折、少女の姿で現れる。
「火の鳥 羽衣編」火の鳥(田中敦子)
©手塚プロダクション

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