「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」は、1995年に公開。CG映像を中心にリニューアルされた「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0」が、2008年に公開された。Production I.G 制作。原作は士郎正宗。監督は押井守。。83分。英題:GHOST IN THE SHELL
原作 | 士郎正宗 | 「ゴースト・イン・ザ・シェル」「アップルシード」「エクスマキナ」 |
監督 | 押井守 | 「イノセンス」「アヴァロン」「機動警察パトレイバー」 |
脚本 | 伊藤和典 | 「空母いぶき」「七瀬ふたたび」「ガメラ」「紅い眼鏡」 |
撮影 | スタジオ・コスモス | 「HERMES(ヘルメス) 愛は風の如く」 |
撮影 | 白井久夫 | |
音楽 | 川井憲次 | 「火狩りの王」「元彼の遺言状」「科捜研の女 -劇場版-」 |
あらすじ
超高度ネットワーク社会の中で凶悪化する犯罪に対抗するため、政府は精鋭サイボーグによる、非公認の超法規特殊部隊を結成。公安9課・攻殻機動隊である。ある日、攻殻機動隊に、国際手配中の「通称:人形使い」が日本に現れるという情報が届く。草薙素子は、犯罪の中に見え隠れする「人形使い」の影を追う。
※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。
登場人物
- 草薙素子(田中敦子)
公安9課のリーダー。脳の一部以外は義体化している世界屈指の義体使いにして特A級のハッカー。周囲からは少佐と呼ばれている。人形使いとの出会いで心情に変化が訪れる。
- バトー(大塚明夫)
元陸上自衛軍レンジャー4課に所属。白兵戦と電脳線のプロ。少佐とは旧い付き合いで特別な感情を抱いている。
- トグサ(梶原聡)
少佐が公安9課に引き抜いた元警視庁捜査一課特務班の刑事。9課で唯一の妻帯者で身体もほぼ生身。個人的な趣味でリボルバー銃(マテバ)を使う。公安9課に訪れた公安6課の中村が、光学迷彩で姿を隠した部隊を連れ込んでいることに気づく。
- イシカワ(仲野裕)
情報収集を担当する電脳戦のエキスパート。9課設立前から少佐やバトーとは付き合いがある。
- 荒巻大輔(大木民夫)
内務省・首相直属のテロに対する攻性組織・防諜機関である公安9課の課長。問題児だらけの9課をまとめあげる狸親父。
- 人形遣い(家弓家正/榊原良子)
正体不明のハッカー。株価操作、国際手配中の犯罪者。複数の人間をゴーストハックして操ることから”人形使い”と呼ばれる。政府御用達の義体メーカー、メガテクボディ社をハックし義体を製造し、そこに逃げ込みプロジェクト2501の真実を公安9課に伝えようとする。急襲した公安6課に強奪される。
- 中村(諏訪太朗)
公安6課の部長。海外の事件や諜報を担当する外務省条約審議官。人形使いを回収するためにウィリス博士と9課に訪れる。強引な手法で9課から人形使いを強奪する。
- ウィリス博士(生木政壽/小林勝也)
ニュートロン社戦略研究部長。アメリカ人。AI研究の第一人者で中村と人形使いを追う博士。実はプロジェクト2501を主導した人物。台田瑞穂の上司。
- 哀れな清掃局員(山路和弘/目黒光祐)
親切な男から教えられた方法で離婚した妻をゴーストハックして真意を知ろうとする。足がつかないようごみ収集しながら公衆端末からハッキングする。実は人形使いにゴーストハックされている。
- 清掃局員(千葉繁/中博史)
相棒に付き合わされウンザリしている。
- サン・ゲンファー(松山鷹志)
通称コーギー。人形使いに操られ清掃局員にゴーストハックの指示を行っていた。光学迷彩を使う。
- 外務大臣(山内雅人/勝部演之)
外務大臣の通訳の電脳がハッキングされる事件が起き、人形使いの仕業であることが発覚。9課が人形使いを追うきっかけになった人物。
- 外交官(小川真司)
国の認定プログラマーである台田を某国に亡命させようとする。公安6課に阻まれるが強引に亡命を推し進めようとしたため、公安9課に暗殺される。
- 台田瑞穂(宮本充/保村真)
プロジェクト2501の開発者。某国の手引きで亡命しようとするが公安9課に阻まれる。
視聴者の声
GHOST IN THE SHELL【押井守】 電脳化やサイボーグ化が一般化された近未来。攻性組織の公安九課は国際手配されているハッカー『人形使い』が来日している情報をつかむが…。 胡蝶の夢をテーマに、自身の存在を疑う主人公の憂いを描く。洋上での彼女の台詞は現代人にこそ響きます。
— 一日一映画bot(仮稼働) (@dailymoviebot) March 18, 2023
NetflixにてGHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊を鑑賞
— corie@中華呪術堂 (@corie_noo) August 18, 2023
押井監督個人の設定としては素子は47〜48歳程度とのこと
自分がこの年齢に達した時に何を考えているだろうか
今更ながらパトレイバーも全話観たいな pic.twitter.com/EeXjsEDNAk
SFアクション・アニメ映画【GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊】1995年公開の押井守 監督作品/士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』が原作。この『GHOST IN THE SHELL』と大友克洋監督作品の『AKIRA』こそが、”ジャパニメーション”の凄さを(言わば)全世界に知れ渡らせたのであった!! pic.twitter.com/ncvQiD0avZ
— ミッチ (@mituchi5) July 12, 2023
○歩ゆき映画のススメ
— 歩ゆき-映画ドラマ垢 (@movietravel666) July 23, 2023
映画の旅117:マトリックスの元ネタ
「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」('95)
実は押井さん知ったの昨日のAVALONの方で余りに傑作だったんで後追いでこれ見てマトリックス過ぎて笑った
全米ビルボード・ビデオチャートNo.1のジェームズ・キャメロンも絶賛したSFアニメの金字塔 pic.twitter.com/d7nh9dF6eO
#映画史上決して忘れてはならないキャラ
— アヴァロン (@sakosho88) May 21, 2023
草薙素子(愛称 : 少佐)
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年 監督 押井守)のオープニングで、いきなり高層ビルから飛び降り、垂直縦移動を披露。それまで画面を横・斜めに移動するアニメの常識を覆した功績は、以降のアクション映画の演出を変えた。 pic.twitter.com/afwzXWOyDR
GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊(1995)
— なすお館長🍿君たちはどう生きるか (@moviemoving_n) June 15, 2023
押井守監督が打ち立てたSF映画アニメの金字塔。
未来の日本、高度に発達したネットワーク社会の中で
頻発するサイバー犯罪との戦いを描く。
メタバース、AI・chatGPT、仮想現実が話題の今、
改めて見てみると見え方が変わる映画史に残る傑作。#おすすめ映画 pic.twitter.com/4B6FbnpA8K
#原作を読んでびっくりした本
— 中井かんいち (@ichikawakon) February 1, 2023
押井守監督の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を観た後、士郎正宗の原作を読んだら、草薙素子とバトーのキャラが違うので、かなりびっくりした。
原作だど、バトーは素子に恋愛感情を抱いていないのですよね。だから、原作のラストの味わいも違います。 pic.twitter.com/XzbK38WmoG
視聴はコチラ
©1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT
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