「パーフェクトブルー」(PERFECT BLUE)は、竹内義和の小説「パーフェクト・ブルー 完全変態」を今敏監督がアニメ映画化。「パプリカ」「千年女優」の今敏監督の初監督作品。1997年/82分。
原作 | 竹内義和 | 「夢なら醒めて……」「サマーウォーズ」 |
監督 | 今敏 | 「パプリカ」「東京ゴッドファーザーズ」「千年女優」「MEMORIES」 |
脚色 | 村井さだゆき | 「大雪海のカイナ」「十二大戦」「pet」「カウボーイビバップ」「キノの旅」 |
演出 | 松尾衝 | 「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」「マスターキートン」 |
作画監督 | 浜州英喜 | 「千と千尋の神隠し」 |
音楽 | 磯見雅博 |
あらすじ
アイドルグループを脱退し、新人女優として活動を始めた未麻は、自分の意向とは裏腹に舞い込む、過激なグラビアやTVドラマの仕事に戸惑いを隠せない。だが、彼女の周囲でその関係者を標的とした殺人事件が次々と発生し始めて――。
※以降は一部ネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。
登場人物
- 霧越未麻(岩男潤子)
山口県出身。元々は「CHAM」というアイドルグループの一員として2年間活動していたが、事務所の意向で女優へ路線転向する。しかし現状への不満やストーカーへの恐怖などから、精神的に追い詰められていく。
- 日高ルミ(松本梨香)
未麻のマネージャー。アイドルの未麻を陰ひなたに支える。未麻の女優への転身に反対する。
- 田所(辻親八)
未麻が所属する芸能事務所社長。未麻をアイドル路線から女優路線に変更させる。弱小事務所ながら、テレビ局に顔が効くため未麻をテレビドラマに出演させる。
- CHAM
未麻と雪子とレイの3人組アイドル。未麻卒業後も二人で「CHAM」を続けており、徐々に人気が出てきている。
- 手嶋(秋元羊介)
サイコスリラードラマ「ダブル・バインド」のプロデューサー。
- 渋谷貴雄(秋元羊介)
サイコスリラードラマ「ダブル・バインド」の脚本家。
- 落合恵理(篠原恵美)
「ダブル・バインド」の主演俳優。
- 桜木健一(秋元羊介)
「ダブル・バインド」の主演俳優。刑事の山城役を務める。
- 村野(秋元羊介)
サイコスリラードラマ「ダブル・バインド」のプロデューサー。
- 内田守(大倉正章)
未麻の大ファン。コンサート会場の警備アルバイト
視聴者の声
『パーフェクトブルー』
— Ren @映画アカウント (@1928mickey_Ren) August 15, 2023
今敏監督デビュー作。脱アイドル後女優に転身した未麻は、次第に虚構と現実の境目が曖昧になっていく。見ることの加害性。憧れることの恐怖。女優を性的に消費する有害性。映画史に残る激キモストーカー。なぜ実写でなくアニメなのか?がラスト10分で腑に落ちる。最悪な傑作。 pic.twitter.com/7xunzgf75Z
おおー!『#パーフェクトブルー』リバイバル公開はありがたい! 元々はOVAとして作られたと先程ほかの方のポストで知ったが、これは劇場公開して正解。スクリーンで観るクライマックスは激ヤバ😱 https://t.co/2EXbHEVmmr
— じぇれ☺︎映画 (@kasa919JI) August 23, 2023
パーフェクトブルーがトレンドにあって「今敏監督の映画で同じのあったなー」と思ったら、今敏監督のパーフェクトブルーだった。
— iwsk (@iaaiinii) August 23, 2023
今敏監督は当時から評価されてたけど、昔も今も変わらず絶対、100%、間違いなく日本を代表するアニメ監督の一人だと断言できる。
パーフェクトブルーはね!名曲も沢山あります!最初の電車のシーンでは『想い出に抱かれて今は』が少しだけ。怪訝な顔しながら踊るチャムが歌う『一人でも平気』とかエレベーター内での大爆音ラジカセから『愛の天使』、あとはラストカットからのはちゃめちゃに爽やかな『SEASON』。あぁ最高過ぎる! pic.twitter.com/usEg1wB4Ld
— 猫オドループまさお (@masaoandm) August 23, 2023
アニメ映画「パーフェクトブルー」の原作者、竹内義和さんによるアニメ化実現に至るまでの紆余曲折話(1997年) pic.twitter.com/bzkB6zs0Cl
— KoLcapera (@kolcapera1) August 23, 2023
作品イメージ
視聴はコチラ
©1997MADHOUSE
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