竜星涼主演の極道グルメドラマ「紺田照の合法レシピ」

3.5
TVドラマ「紺田照の合法レシピ」カバーバナー TVドラマ

「孤独のグルメ」「おいしい給食」が面白かったので、「グルメドラマ」作品にチャレンジしています!(ここまで定型文)。今回は「極道×学園×美食」という信じられない設定のグルメドラマ「紺田照の合法レシピ」をAmazonプライムビデオで見ました。

主役のこのお方は、「ちむどんどん」の賢秀にーにー?

そうそう!18歳のヤクザで高校にもちゃんと行ってるという役どころなんだけど、「ちむどんどん」とは雰囲気が全然違うよ。1話目ではどうなることかと思ったけど、結局最後まで通して見てしまったよ。


『紺田照の合法レシピ』は、2018年春にAmazonプライム・ビデオにて独占配信されたグルメドラマ。

出典:公式サイト
©馬田イスケ・講談社/日活
原作馬田イスケ
監督宝来忠昭「罠の戦争」「野武士のグルメ」「めしばな刑事 タチバナ」
脚本井上聖司「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」「せいせいするほど、愛してる」
脚本神田優「君と世界が終わる日に」「アリバイ崩し承ります」「ゲキカラドウ
音楽フジモトヨシタカ「哀愁しんでれら」「美しい彼」「桃とキジ

あらすじ

「極道×学園×美食」3ジャンル未踏の化学反応グルメドラマ誕生!!霜降肉組新人組員・紺田照(竜星涼)、高校三年生。彼が任侠道のほかに心血を注ぐのは「お料理」。銃撃、拷問、乱闘…死と隣り合わせの世界で生きながら、硝煙にふとサバの塩焼きを思ってしまう。一方で、同級生・春真希(山本舞香)らとともに学校生活を送っている紺田。命の危険が迫ろうとも、学校行事に追われようとも、日常から着想する予測不能の妄想力で日々絶品料理を生み出す。繰り出す絶品料理が、組の窮地を救い、愛を生み出し、時として人の命を救うのだった-。食欲暴走!脳内暴走!さて、本日のお料理とは!?(公式サイトから引用)


TOKIOの長瀬くん主演の「マイ・ボス マイ・ヒーロー」や、中山秀ちゃんの「静かなるドン」を彷彿とさせるところもあって不思議と懐かしく感じたな。ヤクザをカッコよく描くこと自体が難しくなっている昨今ですが、暴力に対する嫌な感じもちゃんと描いていました。


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登場人物

  • 紺田 照(竜星涼)
    東京都を根城とする指定暴力団・霜降肉組の新人組員、紺田照。若干18歳ながら、冷静さと並外れた度胸で組織内でも一目置かれているが、霜降肉組のことは隠して高校に通っている。修羅場でも常に料理の事を考えており、仕事終わりに一人料理を作りSNSにアップすることと、高校で食べる弁当を作ることをルーティーンにしている。
「紺田照の合法レシピ」紺田 照(竜星涼)
©馬田イスケ・講談社/日活

  • 春 真希(山本舞香)
    紺田が通う高校のクラスメートで学級委員長。学校では浮いている紺田にも気兼ねなく接する裏表のない性格。幼いころから空手をやっている。
ドラマ「紺田照の合法レシピ」春 真希(山本舞香)
©馬田イスケ・講談社/日活

霜降肉組の関係者

  • 狼須 武蔵(青柳翔)
    霜降肉組の若頭。狂暴な性格で組内でも恐れられている。霜降肉組での違法薬物の取り扱いは禁じており破った者には容赦なく制裁を加える。無類の女好き。
「紺田照の合法レシピ」狼須 武蔵(青柳翔)
©馬田イスケ・講談社/日活

  • 美濃(カトウシンスケ)
    霜降肉組の組員で、紺田の兄貴分の一人。「鮎美」という名前の恋人がおり大事にしている。
「紺田照の合法レシピ」美濃(カトウシンスケ)
©馬田イスケ・講談社/日活
  • 丸長 栄治(内山信二)
    霜降肉組の組員で、紺田の兄貴分の一人。美濃とは旧い付き合い。
「紺田照の合法レシピ」丸長 栄治(内山信二)
©馬田イスケ・講談社/日活

  • 霜降 美月(篠田麻里子)
    霜降肉組の5代目組長。3年前に先代が亡くなってから組を切り盛りしており、組員からの信頼も厚い。
「紺田照の合法レシピ」霜降 美月(篠田麻里子)
©馬田イスケ・講談社/日活

  • 鰭中 幻一郎(六平直政)
    「肉食会総本部」会長。霜降肉組の懇親会バーベキューにホームレスの格好で現れ組員を試す。紺田が作った料理に感動し、紺田を鍛えるためロシアとの取引に推薦する。
「紺田照の合法レシピ」鰭中 幻一郎(六平直政)
©馬田イスケ・講談社/日活

その他

  • 春 雨太郎(稲葉友)
    真希の兄でマル暴の刑事。親がヤクザの抗争に巻き込まれ亡くなった過去があるためヤクザを憎んでいる。桃嘉十組の密漁を調査しているところを紺田と共に捕まり、共闘することになる。紺田が真希の同級生であることは知らない。
「紺田照の合法レシピ」春 雨太郎(稲葉友)
©馬田イスケ・講談社/日活

  • 海老原 涼小林亮太)
    サッカー部のエースで高校の人気者。真希に惚れており、紺田をライバル視している。実家は料亭。
「紺田照の合法レシピ」海老原 涼(小林亮太)
©馬田イスケ・講談社/日活

  • 鬼灯小次郎木村了)
    霜降肉組と対立する指定暴力団「桃嘉十組」の若頭。
「紺田照の合法レシピ」鬼灯小次郎(木村了)
©馬田イスケ・講談社/日活

エピソード

第1話「鬼に包丁

ある日、霜降肉組組員・丸長(内山信二)が、極秘だったはずの取引現場を敵対する桃嘉十組に押さえられてしまう。事務所で若頭・狼須武蔵(青柳翔)らに責任を追及され、袋叩きにされる丸長。そんな丸長の姿を直立不動で見続ける新人組員・紺田照(竜星涼)。桃嘉十組から霜降肉組の事務所を襲撃しに来るという。銃撃戦に備えて身構える霜降肉組だったが、待てど暮らせど桃嘉十組が襲撃してくる様子はない。見張りからも桃嘉十組は解散したという連絡が入り、事務所でくつろぎ始める組員たち。しかし、美濃(カトウシンスケ)の元に若頭・鬼灯小次郎(木村了)から電話が入る。飛び交う怒声、飛び出す銃弾、手榴弾、リボルバー…それらを見つめる紺田照の頭に浮かぶものとはいったい…?

中国系麻薬密売組織のリーダー・回鍋婁(坪倉由幸)は、違法薬物の取引を霜降肉組に持ちかけるものの、シャブの取引はご法度であると狼須はその申し出を断る。それでも諦めない回鍋婁は、そばにいた紺田から放たれる酸味臭(昨晩作った手羽元のお酢煮の匂い)に気づき、彼をシャブ中毒者だと勘違いする。密かに紺田への接触を試みる回鍋婁。そんな中、いつも通り高校へと向かった紺田を待っていたのは「補習」。紺田を心配した学級委員の春真希(山本舞香)は、放課後に紺田に勉強を教えると申し出る。その帰り道、二人の後をつける回鍋婁の手下・周(オラキオ)は春真希を紺田の彼女だと勘違いし、彼女の拉致を企てる。極悪非道な回鍋婁を前に紺田が手にしたものは白い粉!?「魔法の粉」を使った絶品料理が危機を救う!?

桃嘉十組が霜降肉組のシマである漁港で取引をしているという情報が入る。漁港という言葉から新鮮な海の幸を想起した紺田は、漁港での張り込みを自ら志願する。密漁の現場を押さえようとした紺田だったが、逆に冷蔵庫に閉じ込められてしまい、同じく閉じ込められたマル暴の刑事(稲葉友)と出会う。紺田は、刑事の荷物と冷凍庫内にあった密漁品を使い、命を救う奇跡の一品を生み出す。一方その頃、真希(山本舞香)は空手の大会に挑んでいた。順調に勝ち進んでいくものの、決勝の相手は最強女子高校生・寿司田沙織(ぼたもちハイビスカス・久保遥)。決勝を前に緊張を隠せない真希の元に、予想だにしないある人物が駆けつける。

第4話「煙の中の死闘

霜降肉組の慰安会と称して開催されたバーベキュー大会。謎のホームレス(六平直政)がやって来て勝手に肉や玉ねぎを食らい、その焼き方に文句をつける。ホームレスを追い返そうとする組員達だったが、紺田だけは彼の料理に対する言葉に何かを感じ取っていた。そんなバーベキュー場に、なんと真希(山本舞香)ら紺田のクライスメイト達がやって来る。そこに再び現れるホームレス。ヤクザの身分を隠そうとする紺田の心の内を察知したホームレスは、ある取引を持ち掛ける。彼の舌を満足させることが出来れば秘密のままにしようと提案するホームレスを前に、バーベキュー場で紺田の肉料理が炸裂する!!

謎のホームレスの正体は肉食会会長・鰭中幻一郎(六平直政)だった。鰭中は、バーベキューの一件から紺田を高く評価し、ロシアでの重要な取引の交渉役を紺田に託した。取引相手は日本人を嫌うロシアンマフィア「スロトガノフ」。指定された日本料理屋に着いた紺田は、黒い兵器の密輸ルート確保のための交渉に挑むものの、「ストロガノフ」リーダーは一向に首を縦に振らない。挙句の果てに法外な金額を提示したアブラムを前に取引失敗かと思われたその矢先、紺田が意を決して立ち上がる。一人厨房へ向かった紺田は、アブラムが蔑んでいるある日本食材を手にする。命をかけた取引の先に待っているのは、生か?死か?それとも食か?

真希から食事会に招待された紺田。真希は意気揚々と手作りハンバーグを紺田に振る舞うものの、ハンバーグにナイフを入れた紺田はその危険な状態に気づく。ハンバーグは、中まで火が通っておらず半生の状態だった。冷蔵庫を開けた紺田の目にとびんできたのは、「調味料界の弾薬」だった。紺田は、弾薬を使ってハンバーグを劇的に変化させる。その頃、霜降肉組を襲撃した鉄砲玉(YOUNG DAIS)の居場所を突き止めた美濃と丸長。鉄砲玉を山に埋めようとする二人の元に紺田も駆けつける。紺田は穴を掘っている内に自然薯が気になる。

初めて組長家の見張り当番になった紺田。女手一つで息子を育て、組を守ってきた霜降肉組3代目組長・霜降美月(篠田麻里子)。一人息子である羽牟助(林田悠作)には頭を悩ませていた。先代組長であり亡き夫・霜降肉蔵(小木茂光)のように強い子に育ってほしいと願うものの、羽牟助は、組に代々受け継がれている「栗ご飯」を食べたくないとついに部屋に閉じこもり泣いてしまう。紺田は栗ご飯を食べない羽牟助に向けて、趣向を変えた栗ご飯を作ることを申し出る。失敗すれば破門さえも覚悟すると宣言した紺田。そんな紺田が手掛ける常軌を逸した栗ご飯とは一体…?

第8話「シャブ注入

霜降肉組に裏切り者がいることが発覚。狼須の情報によれば、裏切り者は美濃だという。紺は、美濃に全うな道へ戻ってもらためにも、現場を押さえるべく彼を尾行する。そこで紺田が目にしたのは、注射器、チューブ、そして見知らぬ女(小宮有紗)だった。美濃の姿にとあるヒントを得た紺田は、意識を飛ばしてしまう禁断の一品を作り出す。その頃、学校では文化祭が近づいていた。真希とともに文化祭実行委員となった紺田だったが、美濃の件や組長からの呼び出しにより真希を手伝えないでいた。授業さえも抜け出してしまう紺田を仕事だから仕方ないと笑顔で見送る真希だったが、そんな帰り道、紺田と組長の三月が一緒に歩いている姿を目撃してしまう。食と愛が加速していく物語の行方は?

組長の一人息子・羽牟助がさらわれた!?組員たちは総出で羽牟助とその誘拐犯の捜索に当たる中、霜降肉組の中に内通者がいるという。混乱状態の霜降肉組の一方で、学校では真希と海老原(小林亮太)は文化祭の準備に追われていた。文化祭実行委員でありながらも度々抜け出してしまう紺田に、真希はついに怒りをぶつけてしまう。紺田は自身で考えたレシピを持っていくものの、真希は聞く耳さえ持ってくれない。そんな姿を見た海老原は、これ以上真希を傷つけることは許さないと彼女を巡って紺田に勝負を持ち掛ける。文化祭当日に行われる海老原とのお好み焼き対決。それまでに羽牟助を助け出すことは出来るのか。そして離れていった真希の心を紺田は取り戻せるか?

羽牟助を誘拐した犯人は美濃だと明らかになる。桃嘉十組の鬼灯(木村了)に鮎美を人質にとられ、桃嘉十組幹部の座を用意すると持ち掛けられた美濃は、鬼灯の指示通り羽牟助を取引場所へと連れていく。しかしそこで待ちうけていたのは、鬼灯の裏切りだった。鬼灯に羽牟助を奪われ、そこには鮎美の姿もなかった。その頃学校は、文化祭当日を迎えていた。真希と海老原らがお好み焼きを売っている中、ようやく紺田が現れる。遅れを取り戻そうと紺田は一か八かの大勝負に出ることを決心する。その裏で、霜降肉組と桃嘉十組との対立は深刻なレベルにまで発展していた。誘拐事件を発端として、美月と桃嘉十組組長・万壕熟雄(小沢仁志)の両者の組長がついに覚悟を決め、抗争は全面戦争へと向かう。


ドラマ主題歌

Brian the Sunの楽曲「boys」が主題歌。

視聴者の声

作品イメージ

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出典:公式サイト
©馬田イスケ・講談社/日活

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