短編映画「寫眞館」をNetFlixで見ました。
無声映画なので台詞は一切ないけど、町の写真館を通して、ある一家の人生を描いており、正直グッときてしまったよ。
「パルムの樹」「ファンタスティックチルドレン」監督、「AKIRA」作画監督などで知られる実力派アニメーター、なかむらたかしが、明治、大正、昭和を通して、1人の女性と写真館の主人の交流を描いた短編アニメーション。丘の上で写真館を営む主人のもとに、ある時、一組の新婚夫婦が訪れる。気恥ずかしそうにうつむく婦人を、主人は機転を利かせて笑顔にし、写真に収める。時は流れ、夫婦の間に生まれた愛娘が両親に連れられて写真館にやってくるが、写真を撮ろうとしても娘は仏頂面のまま。主人は必死に娘の笑顔を引き出そうとするがうまくいかない。その後も入学や就職、結婚など、娘は人生の節目ごとに写真館にやってくるが……。なかむら監督が自ら原画も担当。ショパンの楽曲にのせたセリフのないサイレントアニメで、明治から昭和へと移ろう時代をノスタルジックに描いた。スタジオコロリド制作の短編「陽なたのアオシグレ」と2本立て上映。(映画.comより引用)
あらすじ
時は戦前。丘の上で写真館を営む主人の元には、色々な人々が訪れる。ある日訪れたのは一組の夫婦。
婦人は恥ずかしそうに下を向くばかりだったが、写真館の主人はあの手この手で婦人の笑顔を写真におさめた。だが翌年、その夫婦と共にやってきたのは、ムスッとした彼等の愛娘だった。主人は必死に笑顔を引き出そうとするが―。主人と少女の交流を、時代変遷と共に描く、ノスタルジックアニメーション。(公式サイトより引用)
登場人物
- 写真館主人
日の丸写真館の主人。明治初期、新婚夫婦の写真と撮影する。その縁で夫婦と娘の写真を撮り続ける。
- 写真館に訪れた夫婦
新婚夫婦で写真を撮りに写真館に訪れる。2人の間に子どもが産まれ、毎年家族写真を撮りに写真館に訪れるようになる。
- 夫婦の娘
写真館の主人が笑顔にしようとするが決して笑わない少女。教師になった娘は関東大震災の後、生徒たちを連れて写真館に訪れ、その後、結婚し一児をもうけ、写真館に訪れるがやはり笑顔はない。息子が太平洋戦争に出征することになる。
視聴者の声
寫眞館
— とらを・まーゔぇりっく (@Trawo110105) March 5, 2022
笑顔を引き出すために努力する写真屋さんと幼少期から笑った写真が一枚もない1人の女性の物語…
16分の短編サイレントアニメ
こーいうのに弱いねん🥺
鉄拳のパラパラ動画で大号泣するタイプです😭😭 pic.twitter.com/6E6SnAzjNz
スタジオコロリドの寫眞館を初鑑賞。戦前の写真館を中心に変遷する時代と家族の姿が描かれた短編のサイレントアニメ。落ち着いた中身でとても良き。漂流団地で石田監督がライカやローライ描いてたので石田監督のカメラ関係の映画もっと見てみたいな… pic.twitter.com/YWlZ4LIVpX
— しらたまくん (@tlr61) October 1, 2022
#寫眞館 2018 16分
— Kumamon Daisukidamon くまモン大好きだモン 🍠구마몬 다이스키다몬 (@kumamonsuki2) May 9, 2022
監督 #なかむらたかし
美しいアニメ。音楽も美しいピアノ、シューベルト。
精緻な絵/絵本のような贅沢な絵だけど刻の流れ早く、遠景/近景織り混ぜ飽きさせない。
ストーリーは見てのお楽しみ〜
亡くなった人の写真を取り出して見たくなる気分になる短編アニメ映画。 pic.twitter.com/cyEvQ8JomK
続いて寫眞館。こちらも好きですよ。なかむらたかしさんというと自分のような80sアニメ世代ではゴールドライタンやウラシマンで素晴らしい話を見せてもらった人ですね。
— 越後屋善兵衛「五月の優しき雨」@舞鶴 (@zetigoya) June 18, 2022
この話は台詞なしでもなにが起こっているのか絵を見て納得できるくらい、アニメとして情報量が多いんですよ。ホントにすごい。 pic.twitter.com/xgib3NooMX
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