ロマンポルノの流れを汲んだ、望月六郎監督の官能的恋愛映画最新作!高岡早紀、吉井 怜が体当たり演技で熱演! 架空の色町“忍山”を舞台に肉体で生きる女たちと、彼女たちに運命を感じた男の、悦びと哀しみに満ちた官能ラブストーリー。2005年/103分。
原作 | 山之内幸夫 | 「修羅の妻(おんな)たち」「鬼火」 |
監督 | 望月六郎 | 「Jam Films」「恋極道」「皆月」「鬼火」 |
脚本 | 石川均 | 「愛の病」「どうしようもない恋の唄」「Jam Films S」 |
撮影 | 田中一成 | 「ミセス・ノイズィ」「ザ・ファブル」 |
音楽 | サウンドキッズ | 「団鬼六 縄と肌」 |
あらすじ
ある日茂は、とあるクラブで一美という女と出会い、その女に運命的なものを感じる。一美は”忍山”という色町で娼婦として生きていた。茂は一美を連れて町を出る。しかし、ふたりの生活は長くは続かなかった。彼女にはヤクザの夫がいて、出所したその夫のもとへと帰ってしまったのだ。
※以降はネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。
登場人物
- 茂(北村一輝)
クラブで出会った娼婦の一美に運命を感じ一美を色町から連れ出すが、一美の刑務所に服役していた夫が出所したことで捨てられる。大阪でホストを始め男娼生活している時に恵利と出会い、付きまとわれる。恵利のせいで仕事が続けられなくなり、恵利を“忍山”に売り飛ばし“忍山”で娼婦を守る男衆働き始める。
- 一美(高岡早紀)
“忍山”の娼婦。悪気もなく茂を振りまわす。茂と暮らすそぶりを見せるが、刑務所に服役していた夫が出社したことで、茂を捨てて夫の元に戻ってしまう。
- 恵利(吉井怜)
売春を繰り返す少女。躁鬱気味。病気であると詐称し茂を困らせ付きまとい茂の生活をぶち壊す。大阪で生活出来なくなった茂と一緒にいるために忍山で娼婦として働き始める。しかし茂が他の女の世話をするのが気に入らず
- 中沢(奥田瑛二)
“忍山”にある置屋の男衆。行き場を失った3人の女性を妻として共同生活している。茂に女との付き合い方を教える。
- 忍山の経営者(諏訪太郎)
- さくら(佐倉萌)
茂が“忍山”に売り飛ばした元ホテトル譲。容姿にコンプレックスがあったが茂の優しい言葉に喜び付いてくる。内縁の妻のような関係になるが、一美が現れたことで家から出ていく。
- 中沢の3人の妻
行き場を失った女たち。中沢を取り合っていたが今は4人で生活している。
- 男衆
忍山で娼婦たちを守る男衆。毎朝の朝礼とラジオ体操は欠かさない。一美を忍山から追い出すべきではないかと話し合う。
- ヤクザ(大浦龍宇一)
ヤクザ。未成年の少女を忍山で働かせ、それをネタに中沢たちを脅す。話をつけに来た中沢と揉み合い撃ち殺してしまう。男衆たちにさらわれ惨殺される。
- 一美の夫(下元史朗)
暴力団の組長。服役していたが出所する。茂をボコボコにして一美と去っていく。再び人を殺し服役する。一美から他の男との情事を聞くことを楽しみにしている。
視聴者の声
『濡れた赫い糸』
— きためぐみ (@megumin808) March 5, 2019
浪速の色街に生きる人々のうたかたの日々を淡々と描き出した異色の裏社会ドラマ。したたかで狡猾な女たちに対して、優しくもどこか哀れで情けない男たちとのコントラストが、作品に人肌温度の温もりを与えています。傑作ではないけれどじんわり心に残る1本です。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/POay33aoxq
濡れた赫い糸
— てけ=プレーン™️ (@vespa250gtv) June 26, 2021
ヤバい女に惚れて他のやばい女に振り回されてしかも死人まで出ちゃう女衒ストーリー
なんやかんやで優しい主人公がそのせいで酷い目に遭う pic.twitter.com/rKwJZVrVwS
濡れた赫い糸、北村一輝と吉井怜との濡れ場シーン全部ニッチ系のそれだったんだけど、内容的にはめちゃくちゃ刺さってしまい……最後の方「どう責任とってくれるんだよ!!!」って叫んでしまった
— 諸星は原稿をしろ (@mrhs_no) July 23, 2023
アマプラで『濡れた赫い糸』鑑賞。悪女というかメンヘラというか、こわ。でも、そんな一面を自分も持ち合わせている気がする。
— 姫野桂@『ルポ 高学歴発達障害』10月発売 (@himeno_kei) March 17, 2019
北村一輝主演の「濡れた赫い糸(R-15~16)」を見た。主人公が一目惚れした女が娼婦&組長の女なせいで男がどんどん落ちはじめる話。同時に同業の狂った女たちの様子も見れるで!! っていうちょいエログロ映画でした。ほぼ地獄のようなセッ……しかしていなかったが見たいドロドロ恋愛はこんな感じやった
— 諸星は原稿をしろ (@mrhs_no) July 23, 2023
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