「(r)adius ラディウス」の「半径15メール以内全員即死」というコピーの功罪

3.5
映画「radius ラディウス」カバーバナー 映画

90分で見れる映画をAmazonプライムビデオで探していたらサムネイルの「半径15メール以内全員即死」という見出しがインパクトあり過ぎて見てしまいました。これは拾い物でしたよ!

これってネタバレしちゃダメなタイプの映画だよね?

そうそう!予告編+αくらいの内容にとどめるけど、気になる人はアマプラにあるから見てみて!


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作品紹介

© 2017 – EMAFILMS and PERIPATETIC PICTURES

2017年カナダ制作。日本では2018年1月に公開。
交通事故で記憶をなくし、自分の半径15メートル以内に近寄った者は皆死んでしまうという奇妙な現象に見舞われる主人公を描くスリラー。キャロライン・ラブレシュとスティーヴ・レナードがメガホンを取る。ドラマシリーズ「HOMELAND」「ブラックリスト」などのディエゴ・クラテンホフ、ドラマシリーズ「ルーキーブルー ~新米警官 奮闘記~」などのシャーロット・サリヴァンらが出演。

あらすじ

交通事故を起こし記憶を失くしたまま目覚めたリアム。助けを求め近くの町に入るが目にするのは住民の死体ばかり。謎のウイルスか何かが大気中に広がっているのではと疑い不安になる。ようやく生存者を見つけたものの近寄ろうとした途端、突如目の前で死んでしまう。何が起きたかわからないまま、リアムに近寄ったことで続々と増える死者。分かったことはリアムの半径15メートル以内に近寄った者は皆死んでしまうということ。誰の助けも借りられず困惑するリアム。しかし、半径15メートル以内でも死なずにいる女性ジェーンと出会い、同じく記憶喪失の彼女と共にこの謎を解き明かそうとするが…


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※この先で一部ネタバレを含みますので、本編を視聴した後で読むことをおススメします。

登場人物

  • リアム(ディエゴ・クラテンホフ)
    記憶喪失の男。自分の半径15メートル以内に近寄った生物は問答無用で死んでしまう。本人に自覚もないため、コントロールすることも出来ない。自宅に籠っていたところ訪ねてきたジェーンだけは15メートル以内に近づいても死ななかったので、2人で何かあったのか調べることになる。
映画「radius ラディウス」リアム(ディエゴ・クラテンホフ)

  • ジェーン(シャーロット・サリヴァン)
    記憶喪失の女。自分の記憶が無くなる直前にリアムの車に同乗していたことが分かり、リアムの自宅に訪ね。彼女がリアムの近くにいる時だけはリアムの能力は発動されない。ある記憶が戻りリアムを信頼するようになる。
映画「radius ラディウス」ジェーン(シャーロット・サリヴァン)

  • サム(ブレット・ドナヒュー)
    ジェーンの夫。印刷工場を営んでいる。ジェーンとリアムの関係を苦々しく思っている。
映画「radius ラディウス」サム(ブレット・ドナヒュー)

  • ローズ(シャーロット・サリヴァン
    ジェーンの双子の姉。行方不明。記憶を失う前のジェーンはずっと彼女を探していた。
映画「radius ラディウス」ローズ(シャーロット・サリヴァン)

ネット評価が低い理由

すごく楽しく視聴した本作なのですが、ネット上での評価が低すぎて、何故こういう反応になるのか考えてしまいました。

  • 「(r)adius ラディウス」は、キャッチコピーである「半径15メール以内全員即死」が強すぎて視聴者の期待が上がってしまう。
  • 終盤のどんでん返しのアプロ―チが、この能力を解説してほしかった視聴者からすると肩透かしにあったように感じてしまう。

私も別に、あの能力が付与された理由とか根源とかには興味がなかったので、あの2人の築いてきた人間関係が終盤のあの展開で、一気に反転するところが面白かったんだけどね。

これは難しい問題で、この作品を期待せずに見ていた視聴者なら楽しめたと思うのよ。キャッチコピーが強いので、このキャッチで興味をもって視聴した層が多いんじゃないかな。なので「半径15メール以内全員即死」が何故か?から入った視聴者にはマイナス評価になる傾向が高いかもね。せっかく面白い映画なのに勿体ないと思いますがPRも大事だろうし、本当に難しい問題だと思う。

視聴者の声

作品イメージ

視聴はコチラ

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© 2017 – EMAFILMS and PERIPATETIC PICTURES

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