柔らかい物腰のうちに秘めた卓越した推理力。警視庁捜査一課の殺人事件担当・古畑任三郎(田村正和)が、完全犯罪をたくらむ犯人たちと対決していく人気ドラマ。1994年に放送された第1シーズンの第3話「笑える死体」。
演出 | 河野圭太 | 「危険なビーナス」「ドクターホワイト」「椿山課長の七日間」「子ぎつねヘレン」 |
脚本 | 三谷幸喜 | 「鎌倉殿の13人」「真田丸」「記憶にございません!」「ステキな金縛り」 |
あらすじ
精神科医・笹山アリと、クリニックの元患者・田代慎吾は恋人関係であった。だが、田代は別の女性と婚約をしてしまう。復讐のため、人を驚かせるのが好きな田代の性格を利用し、正当防衛による殺人を実行したのだった。
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登場人物
- 古畑任三郎(田村正和)
警視庁刑事部捜査一課の刑事で、階級は警部補。警視庁きっての推理力の持ち主で、わずかな手がかりや発言の矛盾を即座に見抜く鋭い観察眼と、犯人の裏をかく巧みな話術により、幾多の事件を早期解決に導いている。立ち振る舞いは紳士的だが、その一方で幼稚な程細かいことにこだわり、悪戯好きで負けず嫌いな性格でもある。
事件現場に自転車で現れ、ストッキングを被ってタバコが吸えるか検証する。証拠を見つけるため笹川アリの自宅に押しかけ、得意料理のミートローフと茶碗蒸しを振舞う。
- 笹川アリ(小手川祐子)
精神科医。クリニックの元患者・田代慎吾と交際していたが、気が強く田代が別の女性と婚約したことを知り強い殺意を抱く。彼の性格を利用し正当防衛を主張する殺人計画を画策する。料理が下手。
- 田代慎吾(羽場裕一)
フランス料理店のシェフ。笹山神経外科クリニックの元患者で、アリと交際しつつ、別の女性と婚約する。人を驚かせるのが大好きな性格をしており、それを計画に利用される。
- 今泉慎太郎(西村まさ彦/制作時は西村雅彦)
古畑の部下。階級は巡査。
視聴者の声
古畑任三郎ファーストシーズン3話『笑える死体』。ゲストは小手川裕子。
— 葉月2@ダンガンロンパ (@haduki02dgrp) November 23, 2018
自分を捨てた恋人の性格を利用し、ストッキングを被らせ強盗のような格好にさせ金属バットで撲殺、押し入り強盗を正当防衛で殺害したという筋書きに偽装する話。
古畑は被害者が前もって部屋のなかにいたのではと疑うのです
古畑の第3話?小手川裕子が出てるやつ見た。なんというか田村正和にやらせてみたいことをいっぱいやった感じ。自転車乗らせたいとか、料理させたいとか。脚本そのものもネタが凝縮されていて見ていて飽きない。いいわぁ。
— ぱっと (@Swing73) April 18, 2011
喜劇が好きじゃなかったんだ。
— 悶絶コレクション (@iRSykUIFWxyPRtU) May 18, 2021
「古畑任三郎」小手川裕子が犯人の回で古畑が頭からすっぽりストッキングをかぶり、タバコを吸って見せるシーンがある。ストッキングで髪も顔も崩れるなか、ストッキング越しにタバコを咥えて「吸えます」と。笑った。大笑いした。プロなんだなと思った。
感動した。
小手川が恋人を殺す
— 吉岡透 (@StressFrog) June 26, 2017
↓
古畑が捜査に来る
↓
小手川「こんな男知らないわ、強盗よ。だから正当防衛よ」
↓
古畑がオーブンを開けるとチキンが一羽
↓
古畑「あなた、あれ一人で食べるんですか?」
↓
小手川「一人暮らしの女はチキン一羽ぐらい食べるわよ」
視聴はコチラ
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古畑任三郎「シーズン1」の記事はコチラ
古畑任三郎「シーズン3」の記事はコチラ
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